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焼肉チケットのもらいかた

新学期が始まりましたね。
子どもたちは、学年も上がって少しなれてきたかな?
先生は、授業が本格的に動き出している頃かと思います。
保護者にとっては、どんな先生なんだろうな?保護者会であったら印象変わった。うちの子どもとの相性はどうかななんて。
子ども、保護者、教師にとってまだまだいい意味で「探り合い」の真っ最中。まだまだお互いの「リサーチ」は続きます。

今日、子どもたちにこんな話をしました。
「どんな時に、頑張ろうって思う?」
答えはたくさんありました。
・やって嬉しかった
・ありがとうって言われた
・100点とかうまくいった
・もう少しで100点だった
・ご褒美もらえた
・ゲームの時間が伸びた
・夕飯に好きなもの作ってくれた
・お母さんがうれしそうだった
などなど・・・

子どもも大人も「やってよかったな」って経験があると頑張れますよね。なにかもらうにしても、モノやカネなど形あるものから、感謝の気持や、嬉しい体験までいろいろ。それでいいと思うんだよね。

「ご褒美がないとやらないのか」
なんて言う人もいるけど、なんかある方がお互い気持ちよくできるわけだし、何もなくても、自分自身が「気持ちよかった」って感じるなら、それがご褒美じゃんね。

ご褒美がないとやらないのか?って感じちゃう人は、ご褒美=カネ・モノなんだろうね。感謝されるとか、喜ばれるとか、気持ちいいってご褒美もあると思うんだよね。

だから今日の文章で「ご褒美」とは、モノ・カネに加えて、感謝されるとか、喜ばれるとか、気持ちいいとかすべてを含むという意味で使います。

で、本題に入ります。
せっかく頑張ったのに、ご褒美をもらいそこねることがあるって子がいる。
子どもが頑張ったことを、保護者や先生に報告しようとしたけど、なんとなく流されてしまう。これでは「ご褒美」が得られず、意欲が下がっていく。

もちろん、保護者や先生に悪意は一切ない。わざとスルーしたわけじゃない。日頃の家事や、仕事に追われ、うまく対応できなかっただけ。
あとで気づけばまだフォローできるが、なかなかそれも難しい。毎日毎日、やることはたくさんで、そのまま流れてしまうこともある。

これでは子どもにとっても大人にとっても良くない。
褒められたいのに褒められない子どもと、一緒に喜びたいのに喜べない大人。すれ違ってしまう。。。

じゃあ、どうするのか。

満点の漢字テストを確実に「焼肉チケット」になるように仕掛けるのです。
まずは、子どもたちに
「焼肉チケットのもらいかた」を教えます笑

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