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小食の子供時代を過ごして

「いちごだけ入れた弁当持たせてた」 超小食だった夫の経験伝える投稿が注目 「私も食べられなかった」の声相次ぐ


共感というより、自分のことのように読みました。

私自身、子供の頃は食事の時間が苦痛でした。

家のご飯は母がいろいろ気を配ってくれましたが、給食は本当に辛かった。

食べ終わるまでは居残りの時代でしたから余計にだと思います。保育園の給食で出たメンチカツがどうしても喉を通らず、今でもメンチカツには苦手意識が残っています。

小学校の給食では、メルルーサのマリネとトウモロコシのスープは好きでしたが、「給食が楽しみ」なんて感情とは無縁で、コッペパンをいかに押し込むかだけを考えていました。
米飯の日は多少ほっとしたものです。


記事の中にも、食べない理由は『お腹が空いてないから』とあり、これは非常によく分かります。

なんで食事なんてものがあるのだろう。
植物みたいに光合成で生きられればいいのに。

中学生くらいまで、そんなことを考えていました。


私の中学時代は毎日弁当で、母にはそれはそれは負担をかけたものと思いますが、大人になってからも冷えたご飯が得意でないのは、この時期の影響です。

記事では10歳くらいから食べるようになったという声が多いですが、私が食べられるようになったのは高校に入ってからでした。

食堂でラーメンを替え玉していたのは、食堂のご飯が特別美味しいからではなくて、やはり身体がやっと食べ物を受け付けるようになったからなのでしょう。

毎日朝食をとれるようになったのは20代後半くらいからでしょうか。
それでもカステラひと切れと紅茶くらいです。


こどもの小食で悩まれている方は、そんな子もいるんだと是非あたたかく見守ってあげてください。
無理に食べさせて嘔吐するのは、本人が一番辛いです。

「食べたいもの」、「食べられるもの」のストライクゾーンが狭いおかげで、自分で好きな料理を作るようになりましたし、今では美味しいものを食べるのが生きがいです。

ただ、私の場合、ご飯を食べられるようになってから、明らかに体調が上向きましたので、食べられるなら食べた方が良いと思っています。

それでも、くれぐれも無理をせずに。

あれこれ工夫してもらっても、期待に応えられないとかえってしんどいですから。




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