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百人一首美少女化企画 No.1

第一首 筒井梓 「ちはやふる」


筒井梓「ちはやふる」
※生成AIを使用して作成。

・在原業平朝臣
 ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは

 みなさん、こんにちは。筒井梓です!
 百人一首美少女化企画「百人イッシュー!!」の第一弾に選ばれちゃいました。よろしくお願いします!

 私のことを詠んだのは、あの『伊勢物語』の主人公である「昔男」のモデルだといわれる、在原業平さんです。なんでも、平安貴族を代表する色男なんだとか。
 恋愛に疎い私のことを詠んだ人が、みやこ随一の恋愛巧者だって、なんだか信じられません……。

 私がどういう和歌なのか、説明してみますね。
 奈良の竜田川を、紅葉が覆って流れていき、真っ赤な染め物のようになっている様子を詠んだものです。なんとも鮮やかな風景が詠まれていますね!

 「ちはやぶる」は、「神」という言葉を導く枕詞です。この歌の場合、「大昔の神々の時代でも聞いたことがない」ほど紅葉が川を覆う様子がすごい、と強調されているみたいです!

 色好みの業平さんらしからぬ、美しい風景描写が目指された和歌が百人一首に選ばれているなんて。なんだか不思議ですよね~。

・次回予告(二見よもぎver.)

 次回予告を任されました、二見よもぎと申します。皆様、どうぞお見知りおきを。
 次回はわたくし、二見よもぎについて、お話しいたします。よろしくお願いいたしますね。

 梓さんは、わたくしと違って非常に明るい方ですね。彼女の明るさは、少しばかりうらやましくもあるのです。

 そうそう、梓さんは「ちはやぶる」の和歌を、色好みの業平様らしくない和歌だとおっしゃいましたが、そんなことはないとわたくしは思います。
 だって、この歌は業平様が思いを寄せておられた二条の后様にお送りするためのものだそうですよ。そんな和歌に、恋の香りがしないわけがないですもの。

 最後にひとこと…。
 梓さんの好物はお饅頭なのだとか。梓さんのことが気になる殿方は、お饅頭のご用意をお忘れなく…。
 それでは。


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