FUJIFILM フジノンレンズ GF35-70mmF4.5-5.6 WR 作例集
ラージフォーマットのカメラを試したくなり、GFX 50SII を購入しました。
キットレンズとして「GF35-70mmF4.5-5.6 WR」がついてるのですが、作例があまり見つかず。購入の際に迷ったので、ここにメモしていこうと思います。
F5.6で風景を撮ると街並みが程よくボケて立体感が出ていいですね。海面に反射する人影までしっかりと再現できています。右端は山の裏に沈んだ太陽光が雲に反射しているのですが、夕暮れの空気を感じることができ、好きな部分です。
木々が茂っていたため暗く、感度を上げ手持ちで。手ぶれ補正のおかげでブレることなく撮影できました。中央の部分は太陽が直接入ってるのため、そちらに露出を合わせると他の部分は、真っ黒になっていたので、現像の時、周辺の岩はグッと明るめにしました。特に違和感がない表現です。
キュンキュンします。F5.6といえども70mm(換算56mm)で撮影すると、なかなかボケるようです。溶けるように滑らかなボケなので悪目立ちせず、自然でいいですね。
ガラス越しに写した写真です。遠くまで波紋が確認できて、改めて中判の凄さを感じます。
明暗を表現してみました。
晴れた日のカフェでの1枚です。F5.6なので晴れでも感度をあげる必要があります。今までF2の単焦点レンズをよく使っていたので、室内は少しだけ不便に感じますね。
夕暮れ時です。三脚を使用しています。曇り空から僅かに見える青空が、海面に映る様子綺麗です。
明暗の差が激しい時ほど真価が発揮される感じがします。特に机の足元、床の質感と窓から落ちる光が綺麗です。
曇りの日の一枚です。猫を強調したく限界まで解放してみました。あと一息ボケてくれるといい感じです。
夕暮れ前の木漏れ日が銅像に落ちる様子です。影となっている部分も僅かに光が反射して、銅像の全体像が見えるのは驚きです。
建造物はこのレンズが得意な部分だと思います。ズームでベストな画角で切り取れるのは快適です。F11にしましたが、もっと絞っても良さそうです。
葉っぱ1枚1枚までしっかり写ります。右下の人物も拡大すると表情までわかる解像度です。※アップロードした画像はボカシています。
夜の秋葉原です。交差点で手持ちでサッと撮影した写真です。暗かったので、絞ることはできなかったのですが、それでもくっきりと写っています。
2枚は全く同じ写真ですが、下の写真は暗い箇所を明るめに補正しHDRっぽい仕上がりにしてみました。ダイナミックレンジが広く、このような遊び方もできるのが楽しいです。
暗い部分にある僅かな光も捉えます。電球色・蛍光灯・月明かりの3つがキチンとわかります。
美術館の天井。35mm(換算28mm)まで撮影できるのは便利です。影の感じもさる事ながら、広角の写真なのに端まで歪みなく撮れて気持ちが良いです。
走るモノレールの窓から。窓越しなので彩度が低めなのが不思議な感じになっています。中央に実は鳥の集団がいます。
空港の窓から。
ショッピングモールの上の階から。42mm(換算33mm)はスナップ感が出ます。
飛行機から。
装飾の細かな部分までよく見えます。
電車。
岩に生えた植物、地面の砂つぶまで確認できます。35mm(換算28mm)の広角の写真でもわかるのが驚きです。逆光気味の写真なのですが、前景と背景の空、どちらも潰れる事なく色がでています。
思いつくままに、写真を追記したり、加筆したりしていきます…
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