台風19号でも出勤してきました
うちの病院はオワコン
Ж
こんばんは!D.Anteです。
1年目の看護師!
埼玉県で看護師をしているよ!
皆さん!台風の被害は大丈夫かな?
千葉の被害だってまだ全て復旧したわけじゃないだろうに、泣きっ面に蜂なんてよく言ったもんだよね。
被害にあった方の一刻も早い日常への復帰を祈っています。
Ж
台風の本土に上陸した10/12土曜日、僕は普通に出勤しました。
9:30から18:30までの勤務で、雨風の強い中、普段なら雨天でも走る市営の循環バスすら休んでいるのに、傘さして外を歩いて出勤しました。
傘なんて真横に刺して一生懸命掴んで、さらに走ってきた車に水かけられて、久しぶりに【殺意】湧きましたね。もちろんグッショグッショ、ずぶ濡れで服も靴も濡れました。
(JRですら計画運休した。Twitterでは、さすがに休んでるとか、休ませない企業はクソだとか、命が全てだとか言われてるけど、俺が病院に行かないと誰が患者の世話するんだ・・・?)
これです。これがおそらく台風の中で多くの医療従事者が駆り出された原因であり、必要性です。あの暴風の中で、病院に辿り着くまでの間に、視界が不明瞭な車に突っ込まれたかもしれないし、〇m先〇〇の看板が頭に飛んできて死んでたかもしれない。
でも、自分が行かなければ誰かが病院で天井を見つめているだけの、自分一人では生きられない人間の世話なんてしてくれません。
だから働きに行きました。
というキレイゴト抜きに病院経営、ひいては組織のマネジメントをする人へ現場の怒りの声。
患者を人質にするなよ
やりがい搾取するなよ
まず、勤務うんぬんの前に、平時と災害時で明らかに状況が違うことを意識できていない。通勤ですら、普段の道よりも死のリスクは高まっている。もちろん死に安直に結びつけなくとも、普段より大変な思いをして出勤しているのは紛れもない事実だ。
だから、対価はあって然るべきだと思う。福利厚生に災害時出勤手当みたいなものがあってもいいんじゃないかと思った。法律的にどうとかは全くわからないが。
Ж
納得できていないこともあった。これは完全に愚痴。
僕は1時間遅い勤務制度の日だったので、ほとんどの人よりも遅く出勤した。
そして、こんな時だからと、早く仕事が終われば帰っても良いという上の命令が出たのだ。
通常勤務の人が30分ほど早く帰っていくなかで、自分は普段どおりきっちりかっちりの時間で働いた。1時間遅い時間は夜の配膳と食事介助と下膳があるから。これはマンパワーの不足している時間帯では非常に時間がかかる。だから、色々理由はついたが僕は早く帰れなかった。
・・・・・・・・不公平だ。
というただの愚痴。
そしてうちの病院はそういった下の、現場の人に配慮できてないなぁという告発みたいな形ですが、自分の下に人がいるような立場の人達にはぜひ読んで欲しいnoteです。
Ж
日本ってデータとして本当に災害の多い国なんですよね、確か面積当たりの頻度みたいなデータを大学時代に漁ったことがあってなんとなく覚えています。東日本大震災をはじめ、十年かからない頻度で災害が発生しています。日本全体で災害時という特別な環境でも、働くということがどういうことなのか、何をすべきで何が必要になるのかを考えていく大きなきっかけになっていればと思います。
自分を磨くことに使わせていただきます。得たものは人に還元することがモットーです、noteや仕事の質を上げるために使いたいです。