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AHAガイドライン2015  Part2

今度は胸骨圧迫の速さの話をします。

ガイドライン2010では

「100回/分以上の速さで」となっていましたが

ガイドライン2015では

「100回/分〜120回/分の速さで」

と変更になりました。

これ、実際はガイドライン2010が施行された当初からBLS指導の場面で問題になっていた部分ではありましたね。

「速ければ速いほどいいんですか?」という質問を結構されました。

Recoilをしっかり意識して5cm以上圧迫すれば速すぎるリズムでは圧迫できないはずですよーって指導している人も結構いましたが、実施者が男性で対象が人形だと150回/分位で押せちゃうんですよねぇ。

私は「100回/分を絶対に下回らない様に110回/分位を目指しましょう」と指導していましたが、偶然新ガイドラインとほぼ一致しましたね。

深さは適切範囲が1cmとかなり厳しかったですがリズムの縛りは緩めですね。これはしっかり練習していけば必ず達成できる基準ですね。

ちなみに

敬愛する東京事変の「能動的3分間」という曲がbpm120でちょうど3分間で終わる曲なんですよ。(Liveの映像がすばらしいので是非見てみてください)

bpm100は「世界に一つだけの花」あたりがそうらしいので目安になりますね。

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