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もっと楽々コピペで立案!非効果的健康管理:肺血栓塞栓症リスク状態(回復期・維持期)の看護計画


非効果的健康管理:肺血栓塞栓症リスク状態(回復期・維持期)の看護計画

<定義>
非効果的健康管理とは、疾患によって医療処置・症状の管理・身体機能の維持などを必要とする患者やその家族が必要な処置やケアを行う事が困難あるいは不十分であり、望む生活ができない状態を言う。

<「非効果的健康維持」と「非効的健康管理」の使い方の違い>
「非効果的健康維持」は喫煙、運動不足や過食・偏食などの不健康な生活習慣を変えたいと願っている個人に用いられ、発病を予防するための1次予防の場合に使用する。
「非効的健康管理」は疾患や健康管理に関する教育が必要な患者に使用する。

看護計画

疾患:
既往歴:
治療内容:

目標
自己管理に必要な知識や技術を習得できる
問題点に気づき対処できる
必要な支援を受けられる

O-P
1.肺血栓塞栓症の可能性(肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドラインp.13)
2.危険因子の有無
-血流停滞:長期臥床、肥満、妊娠、心不全、全身麻酔、エコノミークラス症候群、ロングフライト血栓症など
-血液凝固能亢進:悪性腫瘍、妊娠、外傷、骨折、熱感、薬物(ステロイド薬、経口避妊薬など)、感染症、脱水、ネフローゼ症候群など
-血管内皮障害:外傷、骨折、中心静脈カテーテルの留置、カテーテル検査、カテーテル治療、血管炎など(肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドラインp.7)
3.検査データ
-血液検査:Dダイマー、フィブリン、FDP、PT、PT-INR、ATPP
-胸部レントゲン
-心電図
-心エコー
-胸部造影CT
-肺シンチグラフィー(換気、血流)
-肺動脈造影
-下肢静脈エコー
-下肢静脈造影
4.ADL・IADL
5.認知力、理解力
6.バイタルサイン
7.症状の有無
-無症状
-頻脈
-頻呼吸
-労作時の息切れ、呼吸困難
-易疲労感
-咳嗽
-喘鳴
-胸痛
-深部静脈血栓症に関連した症状
コピペでかんたん立案!非効果的健康管理:深部静脈血栓症(DVT)の看護計画を参照

8.食事摂取量、食事内容
9.嗜好、偏食の有無
10.体重、体重の変化
11.排尿状況
12.排便状況
13.安静度
14.活動量
15.睡眠状況
16.治療内容(予防的治療)
-うっ血の改善(下肢挙上、弾性ストッキング、間欠的空気圧迫法)
-早期歩行または積極的な運動
-薬物療法
・抗凝固薬(          )
-薬物治療における副作用の有無
・易出血
17.服薬状況
18.服薬管理状況
19.疾患について誰にどの様に説明されているか
20.疾患、治療に対する受け止め方
21.疾患についての理解
22.治療についての理解
23.再発のリスクについての理解(肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドラインp.31、69-70)
24.不安に思っていること
25.ストレスの有無、対処方法
26.セルフマネジメントの内容
-セルフマネジメントに対する理解度
-患者が行っている行動が正しいか
27.生活状況
-1日の過ごし方
-食生活(回数など)
-喫煙、飲酒の有無
-運動量、運動習慣
-自宅・地域の環境
-職業
-経済状況
28.家族のサポートの有無、状況
29.家族の知識、理解
30.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用状況
-情緒的サポート:共感や愛情の提供
-道具的サポート:形のある物やサービスの提供
-情報的サポート:問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
-評価的サポート:肯定的な評価の提供

T-P
1.患者の思いに寄り添い、尊重した態度で接する
2.患者の思い、不安に思っている事を傾聴する
3.患者の発言、表情や行動で気になった事は理由を確認する
4.脱水を起こさないために水分の管理を行う
5.ADLに応じて必要な動作を介助する
-できる事は自身で行う様に声掛けする
-できない事は介助する
6.静脈のうっ血を改善するためのケアを行う
-下肢を挙上する
-弾性ストッキングの装着を管理する
-間欠的空気圧迫法を管理する
・装着時間:(常時、  時~  時、その他:     )
・着脱方法:(自分自身で着脱する、医療者が着脱を介助する)
・皮膚の観察:(自分自身で観察する、医療者が観察する)
7.PT・OTと連携し、患者の状態に合った運動が行える様に調整する
・マッサージ
・関節可動域訓練
・筋力増強運動
・ADL訓練
8.確実に服薬できる様に内服管理を行う
9.抗凝固薬の副作用(出血傾向)に対するケア
-打撲や創傷が形成されない様に環境調整を行う
-栄養科と連携し、食事内容を調整する
-抗凝固薬の副作用(出血傾向)に対する栄養指導が受けられる様に調整する
※抗凝固薬の副作用(出血傾向)についてはコピペでかんたん立案!出血傾向(易出血状態)の看護計画を参照

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