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他人と過去は変えられないが自分と未来は変えられる。

エリック・バーン (Eric Berne, カナダ・精神科医, 1910年5月10日 - 1970年7月15日)

これ、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
これ、どう思いますか?

私の答えは・・・
  『本当だけど、本当じゃない。』

  え?!どういうこと?!驚!
    という方は読み進めてみてください。

  だよね〜!という方は
    ぜひ読み進めてください。笑!

↓↓↓

ここにあるご老人がいるとしましょう。
 ①子どもの頃からずっと貧しかった。現在も貧しい。
 ②子どもの頃からずっと貧しかった。現在は大富豪。

「子どもの頃からずっと貧しかった」この過去の事実は同じでも、今現在がどうなっているかによって過去が持つ意味は変わると思いませんか?

①は、貧しかった過去があったから今も貧しい(過去=ネガティブな経験)
②は、貧しかった過去があったからこそ大富豪になった(過去=ポジティブな経験)

もう一つ。

  あの子は私を突き飛ばした。
      ③だから私は嫌われている。
      ④だから私は守られている。

「あの子」が「私」を突き飛ばした事実は同じです。でもその事実から感じた話者の気持ちは真逆です。この2文を見ると「あの子」の行為の目的によって「私」の感情に差が出ると推察できます。例えば「あの子」は向こうから野球のボールが勢いよく飛んでくるのが見えたので「私」を突き飛ばしてボールが当たらないようにしたとしましょう。その理由がわかった途端、突き飛ばされた事実はポジティブな行為となり、それどころか私を守ってくれた。私は守られている。とあの子に感謝の念も湧いてくるでしょう。


最後にこれは?

  ⑤母は私を無視しし続けた。

 Q.本当に無視したのでしょうか???
   ・聞こえなかっただけは?
   ・お母さんは返事をしていたのに聞こえていなかったのでは?
   ・そうせざるを得なかった理由があったのでは?

これを紐解くと、過去の事実でさえ変わってきます。
「無視しし続けた」のではないかも知れないのです。

これに似たような感情、あなたにもありませんか?
特に家族やご両親との間の感情にありませんか?

 ・父は泣いている私を無視した。
 ・母親は私を差別して他の兄弟のようにはさせてくれなかった。
 ・姉はいつも私に意地悪をしておもちゃを貸してくれなかった。
 ・私は姉に嫌われている。

これ、本当にそうでしょうか?
本当に無視されたり、嫌われていたのでしょうか?
本当に意地悪や差別があったのでしょうか?

なぜこの感情や思いが生まれたのかをセッションを通じて自分で見てみることで見えるものがあります。インナーチャイルドを癒すことでわかる世界があります。 

  過去は変えられます。
  それもご自身の力で。

過去が変わると、現在のあなたも変わり、
現在のあなたが変わると、未来のあなたも変わります。
ヒプノセラピーで自分を整えていくと、家族にも変化が訪れます。

過去は変えられる。
まずその事実を、知ってください。


 


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