はじめに

いつもなら徒歩なのですが、この日は昼からというのもありレンタサイクルにしましたが…。
正解でしたね。
延々海沿いを眺めながら気持ちの良い運転をする事ができました。

松帆神社

たどり着いたのは松帆神社。
楠木正成公由縁の歴史ある神社です。
ここは参道がとても開放感があり、なおかつ社殿が立派で良かったです。

淡路島出身の野球選手がいるらしいので、拝殿奥の授与所にその選手を応援する設置物がありました。
阪神・淡路大震災で甚大な被害を受けたそうですが、氏子の尽力により復興されたそうです。
そういえば、これから行く神社等の御朱印はこの神社で受け付けているようです。
そういった点からも、この神社は地域の中心のような規模が大きい場所だと思います。

伊勢久留麻神社

松帆神社から少し進むと伊勢久留麻神社がありました。
淡路国三宮として鎮座しています。
境内がだだっぴろく、こじんまりとしているものの広く感じるんですよね。
この神社は調べると色々面白い話が出てきますね。
訪れた際に、ついでに調べるとまた興味が出てくるかもしれません。

僕はここ数年鳥居から見える風景がとても好きなのですが、ここも海が見えて大変素敵です。
神明鳥居で新しいですがここも震災で崩れたのかな。
青空と海と鳥居の組み合わせって本当に素敵ですよね。

事代主神社

ぶらーっとサイクリングしているとまた神社がありました。
京都並みに遭遇率が高いですね。
西宮神社から勧請したとされる、事代主を主祭神とする神社です。
蛭子と事代主って同一視されていたのですね、初めて知りました。

ここもまた、鳥居から海を眺めることができる場所でした。
海沿いってのもありますが、一日にこれだけ鳥居からの海の風景を見ることってあまりないんですよね。
場所にもよりますが、結構神社と神社の間隔が長い場合が体験上多い気がします。

海の光景

目的地の神社に行く途中に海が全方位で見れるスポットがあるので写真を撮りました。
本当に恐ろしく綺麗な海だったんですよね。
スマホの自動補正もあるのですが、眼の前の光景はこれ以上に解像度が高く脳がバグりそうでした。
これは本当にいいなぁ…来てよかった。

釜口八幡神社

目的の場所、釜口八幡神社に着きました。
境内に広がるクソ長な建物は拝殿だと思いますが…。
立地があまりにも良いですね。
足利尊氏が妙勝寺に戦勝を祈願し、太刀一振りを寄進したそうです。
妙勝寺は左手の寺で、当時は神社を所管していたみたいです。
みしば祭というこの地独特の風習があるみたいですが、別名「反吐祭」と呼ばれるそうです。
めちゃくちゃ気になるな…。

先ほど鳥居から見える海の風景が好きと言いましたが、ここは反則です。
社殿から下っていくと鳥居があるのですが、この鳥居と遠くまで見渡せる海の組み合わせは卑怯です。
あまりにもテンションがあがって逆に冷静になりました。
こんなもん絶景遺産や。
人によって感じるもの、感じないものはありますが自分にとっては本当に本当に記憶に残る風景でした。

始まりと終わり

出発時点はこの絵島の奇岩でしたが、最終地点もこの奇岩でした。
出発時に見た風景と少し変わっていますが、これがまた良い。
淡路島に泊まる時はこの光景を夕日の時に見たいです。

フェリー

岩屋港から明石港までフェリーで帰りました。
香川や福岡やら徳島やらのフェリーで夜の明石海峡大橋を見てきましたが、夕方の風景もとても素敵。
このフェリーも橋の下をくぐるので、思わず動画を撮ってしまうぐらいにはテンション上がりました。
なお、めちゃくちゃ風が強かったです。

明石に着く手前にこのような光景が見れて素敵でした。
別に旅行をしているわけではないのに、終わってしまうんだなぁと少し悲しい気持ちになった記憶です。
でも淡路島に気軽に行けると分かったからまた来るぞい。

明石焼き

明石に来たのでそのまま帰るんのもアレやったので明石焼きを食って帰りました。
前回食ったところは閉まっていたので、たこ磯へ。
ひっきりなしにお客さんが来ていました。
15個が一人前ですが、ぺろりといけるほどあっさりしてますね。
良い酒が飲めました。

おわりに

淡路島に到着したのが12時前、離れたのが4時半頃ですがあまりにも濃密な時間でした。
あまりにも自分にとって好きな光景が広がっていたので今でも写真を見返すと全てが鮮明に思い出せます。
淡路島には泊まりたいけど、先に行きたい場所が多すぎるので夏～秋ぐらいの混雑していない日を狙って行きますかね。
しかし釜口八幡神社の光景があまりにも良かったな…。