見出し画像

ゲームに時間を吸われたくないゲーム好きのおすすめゲームアプリ7選

私はゲームが好きだ。初めてゲーム機(DS)を買ってもらった時からずっと好きで、こんなに楽しいものはないと思うこともあるぐらいには好きである。

しかし、問題がひとつあった。それはうっかり没頭すると、時間がめちゃくちゃ吸われてしまうということ。気づけば1時間や2時間は当たり前に消えているし、ちょっと隙間時間にゲームでも、なんて思ってしまうと、今日やろうとしていた作業はちっとも進んでいないのに、ゲームは次のボスまで進んでいたり。身に覚えのある人はきっといると信じたい。

別にゲーマーなら気にしなくていいことだと思う。もしくはゲームをすること自体が仕事になっている人なら、1時間や2時間なんて全然足りないぐらいなはず。でも私はただのゲーム好きであって、ゲーマーを名乗れるほどやり込むわけでもないし、ましてやお金に繋がるわけでもない。

それなのに、ゲームに時間が消える。これは問題である。大問題だ。

そのようなわけで、私は次第に一度のプレイ時間があまり長くならないタイプのゲームを探すようになり、スマホにはガシャをバリバリ回すゲームより、1日に10分ぐらい遊ぶだけで満足できるようなアプリがダウンロードされるようになった。

これはそんな、ゲームは好きだけど、ゲームに時間を取られすぎるのはちょっと⋯⋯という、私のような欲張り人間のためのゲームアプリの紹介記事である。

注意:
ここで紹介するゲームアプリは全て私の独断と偏見によって選ばれております。
また、所要時間を記載していますが、プレイ時間には個人差がありますので参考程度にお考えください。なお、放置ゲームの放置時間は所要時間に含みません。

のんびり猫を集める、「ねこあつめ」(所要時間:5分〜)

多分、知ってる人もかなり多いと思うこの「ねこあつめ」、ゲームシステムは単純で、庭先に餌と遊び道具を置き、猫がやってくるのを待つ。以上。それだけ。これぞ放置ゲームである。

なお、猫好きの贔屓目を差し置いても、どの猫も個性的でとっても可愛い。しかも仲良くなるとアイテムをくれるのだが、このアイテムの説明欄を見るのもまた楽しいのである。ちなみに写真を撮ることもでき、庭先に来ている猫の写真や、遊び道具と戯れているところも撮れる。

時間に縛られず、思い出した時にでも「そういえばいま猫きてるかな?」と、庭先を見ればいいので忙しい人にもおすすめ。

単純ながらも奥深い"色"の世界、「I Love Hue」(所要時間:ステージによる)

面白いのに、周りに全然やってる人がいないゲーム。

これもまたゲームシステムは単純で、要はグラデーションになるように、色の間違っているマスを移動させるパズルゲームである。

始めるときに完成形をお手本として見ることができるので、その記憶を頼りに完成させるのがコツ。難しくなってくると、お手本に空白の部分があるとか、マスが四角形じゃなくなるとか色々出てくるが、最初は本当に簡単なものから始まるので安心して欲しい。ちょっとずつ難易度が上がっていくので、順番にクリアしていけば、自然と難しいステージをこなせるようになっていく。

試行錯誤しながら、グラデーションを完成させた時の達成感は本当にすごいし、綺麗な色を見ていると心も安らぐのでおすすめ。

続編も出ているようだけど、こちらの全ステージをクリアするまではやらないと決めている。頑張るぞ!

(ちなみに公式サイトは英語だけど、ゲームはちゃんと日本語対応しているのでご安心を)

シンプルで難しい放置型戦略ゲーム、「僕の魔界を救って!」(所要時間:10分〜)

プレイヤーは、人間に両親を殺され1人生き残った新たな魔王となり、魔物を率いて魔界を奪還する⋯⋯というゲーム。

することは、部隊を編成し、奪還する地域を選択、持っていくアイテムや作戦方針を決め、作戦時間を設定して部隊を送り出すだけ。設定した時間になると、どれぐらい奪還が進んでいるかに関わらず、部隊は即座に帰還する。戦闘中にあれこれ指示を出す必要がないので手軽。

途中で部隊を呼び戻したり、細かい行動の指示が出せるわけではないので、本当に司令官になった気分が味わえる。あと部下の命を預かっている気分も。何故ならこのゲーム意外とシビアな面があり、HPがゼロになった仲間は完全にロストするのだ。

手塩にかけて育てたキャラや、愛着のあるキャラが、自分の作戦指示ミスで一瞬にして消えてしまうという恐怖。一気に進軍させるべきか、まずは慎重に、敵の強さを軽く試してみるべきか。アイテムはどうする? 回復アイテムを持たせた方が安心できるが、使わずに済んだ場合も消えるのでちょっと損をした気持ちになるし、いやいやでも万が一のことを考えて、部下の命最優先で行くべき⋯⋯等々。

また、デフォルトではキャラの名前は「ゴブリン(1)」という感じで、種族名の後ろに何体目なのかを表す数字がついている状態だが、これは変更することもできる。私は変更すると愛着が湧いて、キャラがロストした時に大変だろうとあえてデフォルトのままプレイしていたのだが、それでも最初から一緒だった仲間には愛着が湧いてしまった。(そしてロスト)

基本的に作戦を指示してあとは放置するだけのゲームなので、戦術系など頭を使うゲームが好きだけど、あんまり難しいのもちょっと⋯⋯という人にもおすすめ。

理性と本能の自分探し、「ALTER EGO」(所要時間:状況による)

独特の世界観を持つ、シナリオ重視のクリッカーゲーム。

画面上に現れる吹き出しをタップしたり、本を読んだりしてエゴを集めることでストーリーが進むシステム。モノクロのイラストやピアノなどの音楽が、神秘的な雰囲気を作り上げている。

ストーリー中には色々な心理テストがあり、質問に答えるだけでなく、絵本のストーリーを完成させるという、ちょっと変わったテストもあってなかなか楽しい。

エンディングは3種類あり、うち2つのエンドをクリアしないと3つ目のエンドは見れないのだが、ぜひ3つ目のエンドまでやり遂げてほしい。

最初はエスというこのゲームを象徴するキャラクターに対して「ちょっと怖いな」と思うかもしれないが、1度クリアする頃にはすっかり愛着が湧いているし、気がつけば全エンドをクリアしているはず。

また、「本を読む」という要素がある通り、有名な文学作品が多く登場する。既に読んだことのある本は親近感が湧くし、読んだことのない本は「どんな内容なんだろう?」と興味をかき立てられる作りになっているので、特に読書好きな人におすすめ。

独特の世界観が本当に素敵なので、ぜひ一度公式サイトを見てみて、雰囲気が気に入ったら試しにやってみて欲しいゲーム。

地球と生物の進化を辿るゲーム、「進化は終わらない」(所要時間:10分〜)

多分、今まで遊んだスマホのゲームの中で一番好きなゲーム。

ゲームシステム自体はよくあるタップ&放置のシステムだが、タップするのはほぼ最初だけで、あとは放置して気が向いた時に様子を見にいけばOK。また、広告は任意で見るタイプなので広告を全く見ないでプレイすることも可能。ちなみに広告を見ると、一定時間内入手エントロピー(進化を進めるために必要なポイント)が増加する。

ゲーム内容は地球を育てるシミュレーションゲーム、といった感じ。最初はなんにもなかった地球に、水やら大地やらが生まれ、徐々に動物が増えていくのを見るのがすごく楽しい。生き物についての豆知識も観れるのだが、知らなかったことばかりでとても面白い。

ある程度進展すると、出現する恐竜の進化に特化したシミュレーションもできるようになるのだが、恐竜と一括りに言ってもこんなに多様な恐竜がいたのかと驚いた。今まで恐竜に対して正直そんなに興味を持ったことはなかったけれど、恐竜好きな人の気持ちがちょっと分かった気がする。

また、海外のゲームなので翻訳が所々怪しいのだが、この間のアップデートでだいぶ改善されたので、ぜひこの機会に試してみて欲しい。

特に、育成ゲームが好きな人や恐竜好きな人、ナショナルジオグラフィックのようなドキュメンタリーが好きな人にもおすすめ。

何をしても何処へ行ってもいい自由な冒険、「Seek Of Souls」(所要時間:15分〜)

自由度の高いRPGが好きな人や、あまり情報がない状態で手探りでゲームをするのが好きな人にぜひおすすめしたいのがこのゲーム。

主人公を選び、名前を決めたらすぐにワールドに放り出されるので、最初はどうしたらいいのか分からないかもしれないが、安心して欲しい。そういうゲームです。

「どうしたらいいか」が存在せず、一応チュートリアルクエストも用意されてはいるが、別に受けなくても問題はない。ストーリー的なものも特にないので、序盤の町からいきなり強い敵のいるところに行くこともできる(推奨はしないが)。

また、このゲームには町やダンジョンで「会話」をすることができる。この会話というのはいわゆるチャットで、このゲームをしている他の人と交流することができるのだ。自由度が高い代わりに、ダンジョンがどこにあるのか、どこになんの町があるのか分かりにくかったりするので、ここで他のプレイヤーに質問したり、他の人たちの会話を見て新しい発見を得られることもある。

ここで紹介しているアプリは殆ど個人でコツコツ遊ぶものなのだが、この「Seek Of Souls」だけはこういったプレイヤー同士のちょっとした交流を楽しめるのもポイント。無理にチャットをたくさんしなくても、冒険しているだけで「あっ、この前アドバイスしてくれた人だ!」とか、「最初の町で見かけた初心者さん、もうここまで来たんだ!」とか、本当にちょっとした交流ができるのがこのゲームの良いところ。

先述の通り、自由に世界を冒険したい人や、時間はあまりかけたくないけどRPGがやりたい!という人にもおすすめ。

(公式サイトが見つからなかったので、リンクはGooglePlayとApp Storeです)

数分間で人生を体験するラーンゲーム、「life is a game」(所要時間:5分〜)

最後に紹介するのは、ゲーム実況などで話題になっていたので、知っている人も多いかもしれないこの「life is a game」。

このゲームは、赤ちゃんから子供になり、学校に通い、仕事をし、プロポーズをし、成功すれば結婚し、その後は子供が生まれたり生まれなかったり、そして最後は⋯⋯と、文字通りひとりの人間の人生を体験するゲームだ。

システム自体はジャンプでアイテムを取り、選択で例えば部活を選んだり、友達になろうと声をかけてみたり(失敗することもある)、シンプルながらも意外と色んなことができる。

また、人生の最後には走馬灯で今までの人生を振り返るパートがあり、これがまた味わい深いものがある。レトロ調なドットのグラフィックや、元気付けるような音楽のおかげであまり暗くならないが、やはり所々に深く考えさせられる部分がある。

以前は男性の人生だけだったのだが、アップデートでゲーム開始時に性別が選べるようになったので、ぜひこの機会に一度プレイして見て欲しい。

(公式サイトが見つからなかったので、リンクはGooglePlayとApp Storeです)


・・・

以上、ゲームに時間を吸われたくないゲーム好きによる、おすすめゲームアプリを7つ紹介させてもらいました。ひとつでも面白そうだな、やってみようかな、と思ってもらえたなら幸いです。

それでは引き続き、良きゲームライフを!


この記事は、ブックマーク代わりに使っている「お気に入りの記事まとめ」の記事が100件を越えるたびに更新しているシリーズです。このシリーズでは好きなもの・好きなことから毎回テーマを決めて色々書いているので、よかったら他の記事もこちらからどうぞ。
今回のテーマは「スマホゲーム」でした。


最後まで読んで頂きありがとうございます。 サポートは、大学のテキスト代や、母への恩返しのために大事に使わせて頂きます。