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血管と肌と関節と全身をも守る!! 抗酸化栄養とコラーゲン  Part.1


唐突ですが、「人は血管とともに老いる」という格言を聞かれたことが有りますか?

 
血管が老化すれば体全体も老いる」というのは決して大げさでも間違いでもなく、循環器専門の医師にも広く認められている事実です。
逆に血管を若く保てれば全身も若くあれるというのもほぼ真実といえましょう。
それは血管を守る方法を実践すると素晴らしい副産物としてついでに肌も関節も守ることができること、そして血管が若ければ、栄養が十分に全身に届けられ、内臓の劣化を防げることなどが、大まかな理由といえます。
そこで今回のテーマは欲張って
血管と肌と関節と全身をも守る抗酸化栄養と コラーゲン です。
まずは血管に注目します。

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■血管の老化が重大な健康問題に!

みなさんは血管がなぜ老化したり、詰まったりするかご存知ですか?
  
この回答についてお話しする前に、血管が老化することが如何に重大な健康問題となるのかについて考えてみましょう。

皆さんご存知の通り、大きな血管、特に心臓の冠動脈や脳の中の動脈の詰まりはそれぞれ心筋梗塞や、脳梗塞という重篤で直ちに命に係わる病気を引き起こします。またこの詰まりの原因は漠然と「動脈硬化」と言われていますが、この名称は(血管が硬くなることと)誤解を招きます。それよりも血管の内壁がダメージを受け傷つき、そこに酸化したコレステロールが溜まることで血管の狭窄を起こすので、必ずしも血管が硬くなるわけではありません。
 
また詰まらなくても、血管が脆弱になり、破れやすくなったり、動脈瘤といって血管がこぶのように膨れ上がり、薄い風船状になってしまうことがおこります。特に脳の中での脳動脈瘤や大動脈にできる大動脈瘤は、破裂すると短時間で命を失うことが多い大変危険な病気です。

これらは比較的大きな血管、特に動脈で起こる 問題ですが、細い血管(毛細血管)でもいろいろと問題は起こっています。
  
毛細血管の一番の問題は、ゴースト血管といって、あるべき血管が無くなってしまうことでしょう。これは指先などでも血管の減少を簡単に観測することができ、また若さや健康度の指標ともなるので、ぜひとも測りたいものですが、一般的な健康診断には使われていません。
 
このゴースト血管ですが、この毛細血管の減少が「老化」の一つの大きな原因であることもお知らせしたいと思います。なぜなら、毛細血管が減ったりなくなってしまうことが指先で起こっている人は内臓でも起こっており、毛細血管が届けてくれるはずの栄養が来なくなってしまうことにより、内臓のその部分の機能が衰えたり、壊死してしまうからです。そして、肝臓や腎臓を含めた多くの臓器で、こういった部分壊死や「機能低下」が起こり、次第に健康が損なわれていくことが老化という現象の一つの大きな側面です。


■血管は何でできているか?

 話は少々変わりますが、みなさんは血管が何で出来ているかご存知でしょうか?

「細胞で出来ている」と思われる方も多いのですが、実はこれは半分しか正しくありません。実は血管の壁は細胞と細胞との間にあるべき「間質」という組織が主で、これは細胞そのものではなく、コラーゲンやエラスチンといった繊維状タンパク質で出来ています。(もちろん細胞もその繊維の中に支えられて存在しています)

コラーゲンとかエラスチンとかは女性のほうが良くご存知ですね。 

そうです、これらは皮膚、「肌」を構成する重要なタンパク質で、これらが壊れてしまうと、「張り」が無くなり肌が垂れ下がったり、しわだらけになったりという嫌な「老化現象」が起こるわけです。 
 
若々しい肌を保つためには、コラーゲンを摂ることが大切だという事は聞かれたことが有ると思いますが、これは実に血管にも言えることなのです。そして、骨の関節部分にある、軟骨もその主な タンパク質はコラーゲンとエラスチンなので全く同じことが言えます。


■血管を守る秘訣
 

これからお伝えする血管を守る方法は、皮膚と、それから関節(軟骨)をも若々しく健康に保つ秘訣なのです。ですのでこの一石三鳥ともいえる素晴らしい効果のあるこの方法を取り入れないという事は、如何に損なことであるか想像いただけますよね。以下は「血管」について述べますが、これを関節や肌に置き換えても同じことが言えます。

さてこの血管の損傷や劣化への対処法 (同時に皮膚や軟骨の劣化の防止法)ですが、大まかにいえば2種類の行動を常日頃から考習慣づけ、実行すべきなのです。

・その①は「劣化を防止すること」
・その②が「傷ついたり、劣化した血管を 修復する」ことです。 

当たり前のことのように聞こえますが、実行する内容は当たり前ではなく、殆どの方がその方法をご存知ないために、この片方さえも十分には実行できていないのです。

血管の劣化の防止には医師の言うように、血圧を低めに保ち、コレステロールも低く保っておけば良いのでしょうか? 
 
血圧はともかく、実はこの「コレステロール 神話」は最近になってその不十分さを医学界もようやく認め始め、総コレステロールや悪玉コレステロール値が高くても血管が痛まない人や、これらが低くても動脈硬化などのダメージが進んでいる人も多いことが認められてきたのです。

私自身の話で恐縮ですが、私の総コレステロールは240から260と高く、悪玉コレステロールも170前後と高い値がここ20年ほど続いていますが、最近の血管の検査では異常は全くなしで、いたって健康です。

その秘訣を【血管と肌と関節と全身をも守る!! 抗酸化栄養とコラーゲン  Part.2】にてお伝えしていきましょう。

https://nutragen.jp/prestaduo








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