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うたった歌の話を Vol.13

新緑や空の青さがまぶしい、この季節。
きょうは、そんな季節にぴったりの、この歌についての話を。

この企画について

2008年から6年ほど、とあるお酒が飲めるお店で、ギター演奏者であるお店のマスターとわたしは、定期的にライブを行っていました。
この企画は、そのライブでわたしがボーカルとしてうたった歌を紹介していくものです。邦楽のポップスのカバーを中心に、ときどき洋楽もあります。毎週土曜日に書いていく予定です。

平成から令和へと元号が変わったいま、昭和や平成の名曲を振り返り、みなさんと楽しめればと思っています。技術的に役立つ話はありません。
どうぞ気が向いたら、お付き合いください。感想などコメントいただけるとうれしいです♪(Vol.12はこちら)


きょうの一曲

やさしさに包まれたなら / 荒井由実
(1974年、作詞・作曲:荒井由実)


曲の紹介

ユーミンこと松任谷由実が結婚する前の荒井由実の時代、1974年にリリースされた3枚目のシングル。不二家が販売していたソフトキャンディのCM依頼で作成されたとのこと。
1989年にスタジオジブリ映画『魔女の宅急便』のエンディングテーマに採用され、再び脚光を浴びる。
当時、小学生だったわたしも、映画を観てからこの曲を知った。
エンディングで主人公の魔女・キキがほうきに乗って、楽しそうにのびのびと空を飛ぶ様子にぴったりな曲で、すぐ好きになったのを覚えている。
現在までたくさんのアーティストにカバーされている、ユーミンの代表曲だ。


うたってみて

この曲は、歌いだしの音が低く、最初のメロディーも全体的に低めなので、いきなり発声がむずかしい。
ユーミンがさらりとテンポよくうたっているので、聞いている分にはむずかしく感じないが、うたってみるとむずかしいイントロの曲だと思う。
リズムを感じながら、声がこもらないように、うたう。
そのあと、『奇蹟はおこる~よ~』『~ときはい~ま~』とサビに向かって音が上がっていくところが、うたっていて気持ちいい。
そして、サビの『目にうつる全てのことはメッセージ』という言葉をうたい放つと、心にさわやかな風が吹いたような、世界がまぶしく輝くような、そんな気持ちになるのだ。

令和の時代もきっと、愛され続けるであろう名曲だ。

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きょうもお付き合い、ありがとうございました♪

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