リモートでも同期的に作業する

いわゆる、パンデミック期が終わって、もうすぐ1年になろうとしています。正確には昨年のGW明けがパンデミック期の終わりだったので、もう少しだけ時間がありますが。

パンデミック期に流行った「リモートでの働き方」をやめたところもずいぶんあると聞いていますが、自分の環境は、基本リモート、時折オンサイトというハイブリッドな働き方をしています。もっとも、通勤ラッシュやら、オフィス街のランチタイムやらを極力避けるようにしているので、リモートを選択することが多いです。

リモートで作業をしているということは、個人ごとに時間の使い方に裁量があるわけで、コミュニケーションが非同期になります。チームとして何らかのアウトプットをする必要がある場合は、誰かがドラフトを書き上げてそれをレビューするという方式をとりがちです。ソフトウェアエンジニアだったら、いわゆるコードレビューがそれに当たりますね。

常々感じているのですが、「人は誰かが作り上げたドラフトに対して、具体的なコメントや指摘をするのが苦手なのではないか」と思ったりしています。他人が書いたドラフトを、なぜそれがそうなったのかを把握しながら理解していくという作業は難しい作業だなと思っています。しかも、多くの場合はそれをミーティングの時間などの限られた時間に行わなければならない。

それよりも、ゼロから誰かが作り上げていく作業を見ながら、都度ツッコミを入れる方が指摘しやすいし、理解を深めやすいのではないかと思っています。何が言いたいかというと、モブプロって最高だよねって話です。

そしてその時間を濃くするためには、チームのメンバーは、同じ目標だけに向かって普段作業している必要があるんだろうなとも感じています。普段と違うことをやっているメンバーは、この作業に100%の力で参加することができない。

チームは一つの目標に専念することが理想であり、そしてモブをしながら作り上げることで、よりよいアウトプット出せる確率が高まるのではないかとも感じました。

テクノロジーが発達した時代なので、もしかしたら、モブではなくても、作業風景を動画で録画しておくことで、同じような効果は得られるのかもしれないですね。軽い"ちゃぶ台返し"が発生するので、お互いに待ちの時間が発生するかもしれません。

そういう感じることが最近あったので、忘れないうちにその気持ちをノートしておきます。それでは。

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