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今年もRSGTに参加しました

今年の幕開けもRegional Scrum Gathering Tokyo (RSGT)でした。一年の始まりに、たくさんの人の試みを聴いて、自分が知らなかったことを発見したり、自分ができそうなことを探したりしながら2.5日間を過ごすことができて、たくさんのエネルギーを補充できたし、それと同時にたくさんの「宿題」を積み上げることができました。
一緒に参加していただいたみなさん、ありがとうございました。

ここ最近のRSGTでは、自分はボランティアスタッフとして参加しています。スクラム道をはじめとして、アジャイルに関わることで、プロフェッショナルとして成果を積み上げるために必要なことを学ばせてもらったので、何らかの形で貢献したいと思っているのが、ボランティアスタッフに手を挙げている理由です。前会場の大崎時代、もっというとその前に所属会社のセミナールームで開催したところから始まっているので、もう随分と回数を重ねています。

昨年は感染症への警戒がとても強く、会場で参加する人も多くなかったですが、今年は多くの人が会場に帰ってきたと感じました。感染症が広がるリスクを少しでも下げるため、会場側でも部屋の席数を減らしたりしているのですが、立ち見が発生するセッションがあったり、前のセッションが終わるのを待つ行列ができたりしていました。会場で「ギャザってる」感じがとても強かったですし、そういう「再会」を楽しんだ人は自分も含めたたくさんいたのだろうと思います。もちろんオンラインもとても賑やかでしたね。

Day3の定番になっているOpen Space Technology(OST)の前に「OST初めての人は手を挙げて」という質問に多くの人が手を挙げていて、ニューカマーが多くいることを知りました。日本の社会の中でRSGTは独特な雰囲気(でもそれを当たり前にしたいと思っています)ではありますが、ニューカマーも物怖じせず、その雰囲気に馴染んでいることがとても嬉しかったです。OSTのガヤガヤ感とても素敵でした。

RSGTの感想をTwitterで見るのが好きなので、ちらほらと見ています。参加していない人経由でセッションのスライドのURLが感想とともに流れてきたりすると、RSGTの価値を感じたりします。そんな中でも自分はこの反応が好きでした。

最初期のRSGTは、本当にScrumの話しかしてなかったと思います。Scrumとは何なのか、そしてそれはどうやったら使いこなせるのか、多くの人に知ってもらえるのか、を話していたように感じます。

開場直後のOST開場

最近はエンジニアやデザイナーがアジャイルの考え方をもとに振る舞うために組織をどうするとよいのか、より良くソフトウェア開発をするため・成果を上げられるためにどうしたのか、といった話が多くあります。自分が知る限り、今年のRSGTで、ウォーターフォール vs アジャイル なんて話は聞かなかったように感じます。「スクラムマスターが独りで頑張ってる」印象もずいぶん薄くなりました。

これから来年のRSGTまで1年間、各地でScrum Fest が開催されます。年始に東京に行くのが難しかったという人でもお近くのScrum Festを探して参加してみてください。もしくは、オンラインで参加してみてください。
あなたが快適な状態で成果を上げられるようになるヒントがもしかしたら得られるかもしれません。

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