ホームレス大学生とヨガインストラクター


先日、ヨガインストラクターさんと交友関係におけるブレトンウッズ体制が崩壊致しました


とあるマッチングアプリを通じて、その人とあったのが去年の8月ごろ
見た目は20代後半で細身のキレイな方だ
「あぁ、これはお茶するだけで終わりそうだな
今回は負け戦じゃ、、とほほ」
と、意気消沈しながら談笑していた


最後にダメもとでお願いした
「あの、ぼく家がなくて、もしよかったら泊めてもらいたいのですが、ダメですか?」

やはり人間、行動あるのみ
僕はその日のうちに泊まりに行くこととなった

テーレーテーレーテッテッテー♪♬(ドラクエの宿風)

それからその人のお家には週2ほどのペースで泊まりに行くこととなった
その間、ヨガを教えてもらったり、結婚離婚の話を聞かせてくれたり、低速度圧搾機によるニンジンリンゴジュースを飲ませてもらったり。これまでにない体験・経験ができ充実した時間を過ごせていたので、ぼくとしてはこの関係を続けたいと思っていた


その時のぼくの立ち位置は「彼氏っぽい人、準彼氏、仮氏」
恋愛ちっくに楽しみつつも、他にいい人が見つかったらサヨウナラという消費期限付きの関係性だ
ぼくとしても別に付き合う気はなかったのでそれで了解していた

そんな関係性が続くこと、3ヶ月


ついにヨガストラクターさんに彼氏になりそうな人ができたらしい

よって、ぼくとの契約解消、それではサヨウナラ、お互いお元気で
という流れになる予定だった


がしかし

ぼくとしては、居心地のいい空間及びこの関係性を捨てるにはあまりにも甘い蜜を吸い過ぎてしまった

品の良い1LDK、都内中心というカンペキな立地、フカフカのベッド、大人な女性、ヨガの無料レッスン、、、、、セックス、Amazonプライム、wifi

捨て去るにはどれもこれも惜しい、、もっともっと満喫したーーい


惰性的な生活を送れるこの環境を手放したくないという強い思いから、ぼくの脳内CPUは高速回転し小学校から大学に入るまでに学んだすべての知識の中からこの場にふさわしい最適解をはじき出した、それが


ブレトンウッズ協定
変動相場制

これだ!

と思うが早し、ぼくは早速交渉をしかけた

「わかりました、、ではブレトンウッズ体制を破棄し、今から変動相場制にするのはどうでしょう?」


もちろん、ヨガストラクターさんは??な表情を浮かべている

ブレトンウッズ、なーーんか中学校の歴史あたりで聞いたような気がする単語だけど、あれ、、中身なんだっけ
そんな「?」だ

大そうな提案をしたが、要は

これまでは、彼氏っぽい人という固定された立ち位置でしたが、これからはヨガさんの交友関係に応じてぼくの立ち位置も変わっていくってのはどうですか?
今は彼氏ができそうということなので、ぼくは単なる男友達になって、もしその人と別れるようなことがあればまた準彼氏としておうちも遊びに行けるという。
これまでのブレトンウッズ固定体制だとスッパリ関係性を切ることになっちゃいますけど、変動相場制を採り入れることでただのトモダチに格下げになり、ぼくを切る必要はないですよね?

そんな説明をした

ヨガさんもヨガさんで、特定の人がいない時は、ぼくみたいなフラーと遊びに来てくれる人が必要だと言っていたので、もしその人とうまくいかなかったらまたぼくとのやりとりを再開するのも吝かではないようであった

こうして、ここに
ぬーすか/ヨガストラクターによるブレトンウッズ体制が崩壊され、二人の関係性は固定制から変動制になることが決定されたのだった


出会いがあって別れがあるように、交友関係は変動的っていうのは至極当たり前のことだが、「今はお友達」「これからは彼氏候補」「この1週間はセフレ」みたいな感じで関係性が変動していくのを、お互いがその都度確認して了承していこう、っていうのがこの考えの面白いところ

固定相場制のように
「この関係性だと今きついからこの人とはもう終わろう、、、」
みたいな交友関係をしている人は、このしょうもない記事を読んだのを機に
「この関係性だと今はきついからお友達からバイト仲間C に変更しよっ!」
みたいな変動相場的な意識で交友関係を広げてみてはいかがでしょうか



以上、個人的ブレトンウッズ体制崩壊までの流れを報告いたしました。



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