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ライティングな木曜日

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【毎週木曜日に更新】心情描写が大好物の私が、ライティングにまつわるあれこれをあなたにお届けします。これからwebライターをはじめたい方の参考になれば嬉しいです。
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記事一覧

【ライティング】この頃考えていること(DAY234)

今日はメモ程度に。 ちょっとスピっぽい話になっちゃうのですが。 文章が「情報の圧縮ファイル」になるような、 目に見えるものは(オンラインの場合)ゼロイチの集合体なんだけども それに厚みがある、ぎゅっと凝縮されているような。 エネルギーがたぷたぷに注ぎ込まれている文章が書けないかなと。 そんなことを考えています。

【短文】ライティングは乗り物【DAY227】

先日、こんなことを呟いてました。 物語の終わらせ方って、 句点がくっきりしてるもの 放鳥されたように曖昧なもの 視座が急に高くなるもの …様々な種類がありますね。 どれにしても、 読者を山から降ろすのって大事だなと 思った次第です。 ジェットコースターのような 降り方をするのか、 ドリフトで曲がっていくのか、 事前に「終わり」を決めておくと、 書いている途中に やきもきしなくて良さそう。

【ライティング】圧縮ファイルの名付け方(DAY220)

近ごろ、思うところがあって 漫画やライトノベルなど 若者向けの本を読んでいます。 ・・・とはいえ、ざざっと読みですが・・・ そこで改めて感じたのが、 「タイトルとは圧縮ファイルだな」 ということ。 時代のトレンドや 読者層の考え方なども踏まえて、 その物語を凝縮したものが「タイトル」。 ・・・なのですが、 本によって「圧縮度」が異なるなあと 感じたのです。 【圧縮1】めちゃ分かりやすいまずは、ビジネス書や 最近の漫画・ライトノベルなどに見られる 「めっちゃ分か

【ライティング】パッションという名の偏愛(DAY213)

文章の書き方のバイブルとして、 多くの方の本棚にある『文章読本』。 あなたも手に取って読んだことがあるはず。 谷崎潤一郎先生のご著書です。 私が初めて『文章読本』を読んだとき、 まず思ったのが 「志賀直哉先生の『城の崎にて』って  こんなに描写しつこかったっけ!?」 ということ。 『文章読本』のなかで、 志賀直哉先生の『城の崎にて』の ハチの描写を めっちゃ褒める項目があるんです。 転がったハチを 微に入り細に入り描写するシーンがあり、 谷崎潤一郎先生が

webライターに必要な「うぬちんと安西先生」(DAY205)

webライター始めクリエイティブな仕事をする人間には、 「うぬちんと安西先生」が必要だよね、というお話です。 「うぬちん」とは・・・! ↓ ↓ ↓ 「うぬぼれ」と「撃沈」のことです。 「撃沈」じゃなくて「ちーん」でも可。 webライターって、 チームで仕事をするにしても、 執筆中はひとり。 最後に決断するのは、自分。 活動していると、 さまざまな葛藤があります。 撃沈しすぎて立ち直れずドロップアウト うぬぼれすぎて別事業へ参入 「うぬぼれ」と「撃沈」の狭