自分はリーダーに向いていないのでは?という疑問に答えるのが本書!
こんばんは。
中野祐治です。
今回読んだ本の紹介です♪
うまくいくチームはカリスマに頼らない
三浦 将 著
●本書について
本書は
「自分はリーダータイプではない」
「リーダーとしての自信が持てない」
と、悩んでいる人に向けて書いた本です。
「リーダーという役割を果たさなければ!」と思って頑張っている人が、不要な思い込みや勘違いに縛られていたことに気づいて、楽な気持ちになっていくことでしょう。
思い込みのほとんどは、事実とは異なるものです。
その思い込みを外し、自分と自分の資質を認めることによって、プレッシャーやストレスがどんどん軽くなることに気づきます。
人には様々な気質やタイプがあります。
発言力が強く、人を引っ張っていくタイプばかりがリーダーではありません。
発言力が強く、人を引っ張っていく「創業タイプ」もいれば、後ろに控え、部下を支えていく「守成(しゅせい)タイプ」もいるのです。
●リーダーシップとは?
なぜ組織には「リーダーシップ」が必要なのでしょうか?
そもそも、リーダーシップとは、なんでしょうか?
リーダーシップとは、「変化に対応する力」です。
世の中、常に変化しています。
気候、政治、経済など。
マーケットが変われば人の心も変化し、求められる商品やサービスも急激に変化しているのです。
そんな中、ビジネスの世界ではいとも簡単に「今日の正解」が「明日の不正解」になることがあります。
同じ事業構成のままビジネスを継続させることは困難なのです。
そこで必要なのが、「変化に対応する力」、リーダーシップです。
●「関係性」の構築
リーダーシップの肝は、フォロワーや周囲の人たちとの関係性の構築にあります。
リーダーシップは、リーダーとフォロワーの相互作用であり、その作用にシナジーがあれば、チームや組織は大きな成果を出します。
リーダーにいくらすぐれた才能やアイデアがあっても、周りの人たちとの関係が悪かったり、部下が恐怖感で動いたりなどしているなら、真っ当なリーダーシップを発揮しているとは言えません。
リーダーシップとは、人と人との関係性の上に成り立つのです。
真のリーダーシップとは、単にチームや組織の目的や目標を達成することだけではなく、関連する人たちの物心両面の豊かさを達成することです。
●「ビジョン」と「目標」
リーダーとして大事な役割の一つに、「ビジョンの構築」があります。
そもそも、ビジョンとはなんでしょうか?
次の言葉を見て、ビジョンだと思いますか?
・売り上げ前年比125%達成
・離職率を5%以下に抑える
これらの言葉で、やる気になるという人は少ないのではないでしょうか。
その原因は、「売上125%を達成したとして、どんな明るい未来があるの?」と思うから。
ビジョンとは「心がポジティブに動く目標」です。
その言葉を聞いた瞬間に、それを達成した明るい未来がありありと見えるものです。
ちなみに著者が代表を務める株式会社チームダイナミクスのビジョンは、
「一人一人がありのままの自分でいきいきと働き、楽しさとあたたかさが循環する社会の創造」
です。
●「チーム」と「グループ」の違い
チームとグループの違いはなんだと思いますか?
「スポーツチーム」という言い方はするけど、「スポーツグループ」とは言いません。
「チーム」と「グループ」の違いをひと言で言えば、ビジョンや目的をメンバー間で共有できているかどうかです。
それらを共有していればチームだし、共有していない集団はチームとは呼べません。
一方で、ビジョンを共有し、個人個人の能力は高くても、チームとしての結束力がない「ギスギスチーム」もあれば、メンバー同士は仲が良くてもビジョンの共有はなく、単にゆるい雰囲気の「仲良しグループ」もあります。
チームとしてあるべき関係性は、友達関係ではなく、同じビジョン、目的を目指す「同士としての関係性」です。
そういう意味での良好な人間関係を築くことが、リーダーには求められます。
続きは本書で♪
下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)
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