『不適切にもほどがある!』と『東京都同情塔』から見える、現代の「寛容」のむずかしさ
TBSドラマ『不適切にもほどがある!』が完結した。
宮藤官九郎さん脚本が元々好きだったり、世代の感覚の差を描くというテーマに興味があったりして見始めたドラマだった。
が、私がこのドラマについて最終的にもっとも気になった点は、ある種の、歯切れの悪さ、だった。
1.『不適切にもほどがある!』の結論
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