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敵意帰属バイアス

『敵意帰属バイアス』

敵意帰属バイアス、という言葉を、
最近覚えました。

関わる相手が自分に敵意を持っていると、
勝手に思い込んでしまうという、
誰もが陥りがちな認知の歪みのことを、
そう呼ぶのだそうです。

自分が敵意を向けられているという、
勝手な思い込みが極端になると、
自分から関係を断ち切ることや、
誰かに怒りを向けることもあります。

何気ない話をしているだけなのに、
否定されたと感じる、とか、
質問しているだけなのに、
詰問されたと感じる、という事が、
物事の捉え方の歪み故に起こるのです。

そのような心理の背景には、
自分自身の自信のなさとか、
自己肯定感の低さや経験不足があります。

また、子供の頃の家族関係や、
取り巻く環境などによって、
そのような思い込みの癖がついてしまう、
という事もあるようです。

私自身も確かに、人との関係の中で、
自分が軽蔑されているとか、
関わりたくないと思われている、等と、
勝手に思い込んでしまう事があります。

それは敵意帰属バイアスという、
自分の心の中にある認知の歪みなのだと、
この言葉を通して気づかされました。

そして、この認知の歪みを乗り越えて、
正しく人との関係を作るために、
神様が私達に介入し、解放を与えてくれる、
という事を認めることができます。

自分は非難や軽蔑を受ける可能性がある、
という思い込みの中にいると、
誰とも顔を合わせられなくなります。

しかし、イエス様は、私達の罪のために、
死んでくださったのです。

自分の人生に汚点があって、
それ故、誰にも顔向けできないという、
思い込みに支配されていると、
どんどん自分の殻にこもって、
引きこもってしまいます。

しかし、どんな罪を持つ人も、
イエス様が死なれたほどに、
神様にとって、大切な存在です。

この共通認識を持って、神様の示す、
愛と赦しの価値観に立ちたい人達が、
教会には集まっているのです。

教会に集う人たちとの交流を通して、
神様が自分自身を愛してくださっている、
という確信に立てるので、それが何より、
正常な認識がなされるための、力です。

いつも読んでくださり、
ありがとうございます。


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