見出し画像

ニンジャスレイヤーTRPGソロリプレイ【ブレイク・イントゥ・ピーシーズ!】

ーモ、nyamotomoです。今日もリプレイを投下していこうと思います。

まずはこちらのシナリオです!

アイアンヴァイス=サンと一緒にイクサするシナリオですね。そういえば一人、縁のあるニンジャがいました。

◆ブラックゾーン

◆ブラックゾーン (種別:ニンジャ)  DKK:0  名声:4   所属:ソウカイヤ
カラテ    3  体力   5
ニューロン  5  精神力  5
ワザマエ   4  脚力   2
ジツ     0  万札   3
攻撃/射撃/機先/電脳  3/4/5/5
回避/精密/側転/発動  5/5/5/0
即応ダイス:4 緊急回避ダイス:0
◇スキル
『◉頑強なる肉体』、『◉知識:旧世紀地下道網』、『◉交渉駆け引き』
◇アイテム
オーガニック・スシ
◇装備
アサシンダガー、タカハシマスターツールキット

ソウカイヤに所属する下級ニンジャ。漆黒の装束の典型的なサンシタ。下水道に住んでおり、地下の道には詳しい。アイアンヴァイスとは任務で知り合った仲である。

前回失態もありましたが大きな任務を成功させ、自信と決意を新たにしました。今回はうまくいくでしょうか…?

では本編スタートです。

本編開始

ネオサイタマ東。暗黒湾岸地帯99マイルズベイ。高い汚染度から人口ゼロ地帯とされる白亜の廃墟の群れ。だが実際のところこの地は非合法組織のアジトがひしめく危険地帯である。その一角にあるストリートのマンホールがモゾモゾと動いたかと思うと、中から漆黒の人影が這い出してきた。

「ケホッケホッ!なかなか長い道のりだった…」彼の名はブラックゾーン。ネオサイタマを支配するニンジャ組織、ソウカイヤの末端ニンジャである。いくつかの任務をこなし実力を上げつつあるが未だに下っ端の立場からは抜け出せていない。

本来は別の地域のストリートを縄張りとする彼が何故ここにいるのか?その事情は今から1時間前にまで遡る。アジトにいた彼の元に届いた一通のオリガミメール、それはソウカイヤからの指令書であった。内容は99マイルズベイの違法賭博場に滞在しているアイアンヴァイスの元へ秘密裏に急行し同梱のマキモノを渡せ、というものだった。

そして現在、ブラックゾーンは尾行されぬよう自らの地下水道網知識を総動員した秘密ルートを使い、全速力で移動、今ここに到着したのだ。

アイアンヴァイスは普段は娯楽施設であるキルゾーン・スモトリの管理を任されているニンジャだが、現在キルゾーンは利用者によるバイトスモトリの乱獲によりオフシーズンに入っている。その間アイアンヴァイスはキルゾーン内で生き残った選りすぐりのスモトリ達を引き連れ、この地の違法賭博場に出場させつつ管理や警備をおこなっている、ということをブラックゾーンは本人から聞いていた。  

実際、ブラックゾーンはアイアンヴァイスとは以前任務で知り合っており、その縁で付き合いも多少ある。恐らく今回の指令を受けたのもそれが理由だろう。そんなことを考えながら、ブラックゾーンは建物の影や死角を滑るように移動し目的地である違法賭博場へと向かう。

賭博場の入り口は廃倉庫だ。そこにはクロスカタナエンブレムのピンバッジをつけたクローンヤクザ2人が警備している。ブラックゾーンはソウカイヤのバッジを見せて入り口をパスしドアを開けて階段を降りる。

階段を降りきった先は違法賭博場の観客席だ!プロレスリングを二周り大きくしたようなスペースが中央付近にアンタイニンジャ仕様の金網で覆われて設置されており、その周りの観客席では血気盛んなカチグミやそれに混じってニンジャやアウトロー、ヤクザがが殺せ殺せと叫び、金網の上部にはオッズ表と現在の試合情報を表示するUNIXモニタが備え付けられている。また、VIPルームと思わしき場所ではカネモチと思わしき連中が高いサケにオイランを付き添わせて試合を見ていた。

「凄まじい熱気だ…」オッズ表に目を凝らせばキルゾーン産スモトリの名が確認できる。おそらくアイアンヴァイスが出場させているというスモトリだろう。オッズも中々のようだ。ブラックゾーンは観客席から少し離れ、バーカウンターの方へと向かう。今まさに行われている試合に多くの客が夢中な今、バーの方ならば手の空いたスタッフもいるだろう。

「いらっしゃいませドスエ。お客さんは初めてドスエ?ソウカイヤならタダでお出ししますドスエ」しばらくうろついているとバーテンダーオイランが声をかけてきた。どうやら客と間違われているようだ。ブラックゾーンは気にせず質問を投げかける。「スミマセン、アイアンヴァイス=サンに御用があるのですが…こちらの施設の事務所はどちらに?」「失礼しましたドスエ。アイアンヴァイス=サンの居る事務所は一番奥のクローンヤクザが見張っている扉の先ドスエ」

バーテンダーオイランは、クローンヤクザが見張っている扉を指してそこが事務所であることを教えてくれた。「ありがとう」ブラックゾーンが事務所に向かおうと身を翻した瞬間、肩に衝撃!「ダッテメッコラー!?肩ぶつかっただろオラー!」「エッ!?」罵声!

見ればぶつかって来たのは見知らぬヤクザ!わざと相手にぶつかりイチャモンをつけるアタリヤだ!「ア…」一瞬怯んだブラックゾーンだが直ぐに平静を取り戻す。彼は単なる黒装束ではない!平安時代から蘇った半神、ニンジャなのだ!ヤクザ如きを恐れては締まらない。

「アー…すまなかったな。悪いが急いでいるんだ、そこを退いてくれ」「ザッケンナコラー!弁償しろ弁償!」ヤクザはなおも怒鳴り続ける!ブラックゾーンのメンポと装束にも無反応。おそらく裏社会事情を知らない若いレッサーヤクザなのだろう。

「いいかげんにしてくれ、そろそろ手が出るぞ?」「ウルセーゾ、ジジイ!こっちのセリフだ!」ヤクザはナイフを取り出す!非ニンジャの分際でイチャモンをつけてくるとはいい度胸だ。しかしナメられぱなしではつまらない。「警告はしたからな?……イヤー!」ブラックゾーンが腕を振るいなんらかの金属が閃いた!

【カラテ】で死なない程度に殴る→HARD判定
【ワザマエ】でスリケンを投げ、負傷させる→NORMAL判定
【ニューロン】でニンジャ威圧感を使い、分からせる→U-HARD判定

今回はワザマエで判定

「アッテメコラ…あ?」何らかの違和感を感じとりヤクザは目線をナイフを持った右腕に移す。その小指は既にケジメされていた。「アイエエエ!?」ヤクザが尻餅をつく!ブラックゾーンの手には血に濡れたドスダガー!彼のあらたな得物だ!ブラックゾーンはニンジャの速度でダガーを抜き放ち一閃!目にも止まらぬ速さでヤクザの指先をケジメしていたのだ! 

「何か他に言いいたいことは?」「アイエエエ!ありません!ゴメンナサイ!」ヤクザはサイフを差し出す!ブラックゾーンはそれを掴むと一瞥もくれずに事務所の方へ歩き出した。

ワザマエ判定11565 成功 万札1GET 

事務所にて


クローンヤクザに事務所へ通してもらうと、UNIXを操作している短髪で太身で寸詰まりの野暮ったいヤクザスーツを着た男が目に入った。アイアンヴァイスだ。アイアンヴァイスはこちらに気づくと椅子から立ち上がりアイサツした。「ドーモ、アイアンヴァイスです。久方ぶりだなブラックゾーン=サン。」

アイアンヴァイス

◆アイアンヴァイス  (種別:ニンジャ)
カラテ       6		体力	    8
ニューロン    5		精神力	10
ワザマエ      4		脚力	    3
ジツ         5		万札	    10
◇装備や特記事項
 装備:トロ粉末
 スキル:『☆ムテキ・アティチュード』、『★★鋼鉄の肉体』、『★万力の掌握』、
『◉◉グレーター級ソウルの力』

万力の掌握:敵の攻撃を受け止めるのみならず、ムテキ化した握力で握りつぶし破壊する。
      自身の『ダメージ軽減』効果によって敵からの近接攻撃ダメージを0にすることに成功した場合、
      アイアンヴァイスはその敵に対して直ちに『万力の掌握』を宣言してもよい。
      これは特殊な『カウンターカラテ』とみなされ、ダメージ1、回避難易度HARDである。
      この『カウンターカラテ』が命中した場合、敵の攻撃はそこで直ちに終了し、『拘束』状態となる。
      この効果は1ターンに1回までしか宣言できない。ド

「ドーモ、アイアンヴァイス=サン。ブラックゾーンです。ご無沙汰しております」「ウム、ソニックブーム=サンから話は聞いている。早速指令書を」ブラックゾーンがアイアンヴァイスに指令のマキモノを渡すと、アイアンヴァイスはその場でマキモノを解き読み始めた。書面をひと目見た瞬間にアイアンヴァイスに走った一瞬の動揺をブラックゾーンは見逃さなかった。

「なるほど」アイアンヴァイスはそう一言言うとマキモノを閉じブラックゾーンに向けて口を開いた。「来てもらったばかりですまないがもう一仕事だ、私について来てくれ」そういうとアイアンヴァイスはヤクザスーツを脱ぎ捨てニンジャ装束になり、事務所の裏手のドアを出た。

「エッ?ま…待ってください!」ブラックゾーンは慌ててドアに駆け寄り開いた。ドアの向こうには無骨なコンクリートの地下道が広がっており、既に前方のアイアンヴァイスは走り出している。ブラックゾーンも走り出し、アイアンヴァイスに追いつく。

アイアンヴァイスと並走しながらブラックゾーンは彼に疑問を投げかけた。「マキモノには一体何が?」「簡単にいえばこの近隣に手練の敵対アサシンがデリバリーされている、君と共に返り討ちにせよ、とのことだ。すまないが詳しく話す時間はない」

アイアンヴァイスは走りながらそっけなく答えた。「…わかりました」ブラックゾーンもそれで納得した。色々気になる点は多いがそれは敵を倒してからでいいだろう。イビルフィースターとの戦いから複数回の任務をこなすうちに、ブラックゾーンは任務中の行動の優先権が何となくわかるようになっていた。アイアンヴァイスは内心でそれに感心した。

地下道はやがて階段に出、さらにそこを上がるとかなり広い空間にたどり着いた。どうやら近隣の廃倉庫内のようだ。あたりにはいくつかのガラクタやゴミに混じり血の匂いのついた椅子やロープ、血痕などが点在している。何処かのヤクザのインタビュー部屋といったところだろう。

ブラックゾーンが観察を済ませている内にアイアンヴァイスは倉庫全体が見渡せる位置まで歩き堂々と仁王立ちした。ブラックゾーンもすかさずアイアンヴァイスの背後に周りドスダガーを抜いてカラテ警戒を始める。二人が油断ない警戒を始めてから数分後……「イヤー!」天井を砕きながら一人のニンジャがエントリーしてきた!

「ドーモ、ソウカイヤの皆さん!ホワイトエッジです!」ニンジャは落下しながら先制アイサツ!件のニンジャに間違いない!そのままアイアンヴァイスの正面十数メートル先に着地しカラテをかまえた!

ホワイトエッジ

ホワイトエッジ(種別 ニンジャ)
カラテ:7 体力:7
ニューロン:4 精神力:5
ワザマエ:3 脚力:4
ジツ:4 万札:5
近接:7 射撃:3 回避:7
装備や特記事項
鉤爪(カタナ読み替え)
●連続攻撃2
◉白き竜の下僕(忠誠心:ホワイトドラゴン読み替え)
☆コリ・ジツLv3
手番の攻撃フェイズに【精神力】を1消費し、攻撃の代わりに使用を試みられる(発動難易度:NORMAL)。
発動に成功した場合、自分を中心とした3×3マスにいる敵全員に対して、自動的に1ダメージを与える(回避難易度:NORMAL)。
【ジツ】値2の場合、1ダメージと『回避ダイスダメージ2』を与える。
【ジツ】値3の場合、1ダメージと『回避ダイスダメージ4』を与える
(敵が『ボス級の敵』ではない場合、1ダメージと『回避ダイスダメージ4』の代わりに、単純に2ダメージを与える)。

★コリ・エンハンス(コリ・ウェポン生成読み替え)
『素手』または『近接武器』(二刀流は含まない)装備時に使用可能。
手番開始時に【精神力】を1消費し、「難易度:NORMAL」で判定する。発動に成功すると、
術者の手に冷気を纏った超自然の近接武器が出現する(もしくは『近接武器』を冷気が包み込む)。
この状態の各『近接攻撃』は、通常のダメージに加えて『回避ダイスダメージ1』を与える。
またカタナを装備しているかのように、各種戦闘スタイルが使用可能となる(イアイドーも使用可能)。
このジツの効果は戦闘終了まで持続する。
零度以下の環境で使用した場合、マップにいる間だけ効果が持続する。

「ドーモ、ホワイトエッジ=サン。アイアンヴァイスです。」「同じくブラックゾーンです!」アイアンヴァイスはすかさずアイサツ!一手遅れてブラックゾーンもアイアンヴァイスの隣に素早く移動しアイサツ。アイアンヴァイスはカラテを構え口を開いた。「貴様はルール違反を犯した、ソウカイヤのシマに土足で踏み入ってくるというルール違反をな。ケジメをつけてもらおう」

ホワイトエッジはその問いに答えるようにキリングオーラを漏らした。「そういう訳にもいかん。こちらもスノークリエイター=サンが犠牲になっているのだ。彼の犠牲は無駄にはしたくない…」ホワイトエッジは真っ白なニンジャ装束と片手にクローを装備している。その体からは冷気が放出されているところを見ると、コリ・ニンジャクランというやつだろう。

ブラックゾーンもホワイトエッジに向けて挑発する。「お優しいことだ。しかしこちらは二人でそちらは単独。お仲間のように無駄に命を散らす前にしっぽを巻いて帰るべきでは?」「数的不利何するるものぞ!我がコリ・ジツの前に貴様らのカラテなど無意味。二人まとめてこの鉤爪の餌食にしてくれるわ!」

「それは残念だ。どのみち活かして帰す気はないがな。」アイアンヴァイスが答えると倉庫内に重苦しい沈黙が降りた。3人のニンジャは寸の間静止し、睨み合い、そして一斉に飛びかかった!「「「イヤー!」」」イクサ開始!

イクサ開始

イニシアチブ:ブラックゾーン→アイアンヴァイス→ホワイトエッジ

1ターン目

ブラックゾーン連続側転6641 アサシンダガー、フェイント、426→回避421成功

アイアンヴァイス、連続側転5332、鋼鉄の肉体1356615522成功、残り精神力8→カラテ161223→回避5335カウンターカラテだがダメージなし

ホワイトエッジ、コリエンハンス24563214成功精神4、コリ・ジツlv3、5664421成功、精神力3→ブラックゾーン回避666143 アイアンヴァイス回避26626226

「イヤーッ!」「イヤーッ!」アイアンヴァイスとブラックゾーンは連続側転!ホワイトエッジの前後へ飛びハサミ打ちの陣形だ!「イヤーッ!」「イヤーッ!」ブラックゾーンはドス・ダガー、アイアンヴァイスはカラテでホワイトエッジを攻め立てる!「ヌルイ!イヤーッ!」一方ホワイトエッジはコマめいて回転、クローとブレーサーでこれらを弾く!ワザマエ!

「コリ・ジツ、イヤーッ!」ホワイトエッジはそのまま回転を強めると、自身を取り囲むソウカイ・ニンジャ達に竜巻めいた冷風をぶつける!「イヤーッ!」「イ…イヤーッ!」アイアンヴァイスとブラックゾーンは咄嗟に近くのガラクタの影に隠れ、この冷風をやり過ごす!一瞬遅れていればたちまち白い霜に覆われ凍りついていただろう!ホワイトエッジのジツ、コリ・ジツだ!

2ターン目

ブラックゾーン連続側転4313ウカツ!、フェイント、2,4,6→回避6,5,4  カウンター回避5,1,3,

アイアンヴァイス連続側転5165、カラテ366621、ナムアミダブツ!→回避1533 成功

ホワイトエッジ、集中状態カタナ2564/324→回避4346/5212

「グッ…コシャクなジツを!イヤーッ!」ブラックゾーンは冷風の切れ目を狙って飛び出すと、刺突突撃!しかし凍結したコンクリートに足を取られ一瞬体勢が崩れる!ウカツ!「甘い!イヤーッ!」「ヌゥッ!?」ホワイトエッジはその隙を逃さず鋭いカウンター!ギリギリでしゃがみこみ回避!ヒヤリハット!

「油断するな!ブラックゾーン=サン!イヤーッ!」アイアンヴァイスはその間に遮蔽物から飛び出しホワイトエッジの背後に回ると致命的掴み取り攻撃!脊髄をヘシ折りにかかる!だがホワイトエッジはこれをノールックジャンプ回避!アイアンヴァイスの背後に着地し間髪入れずクロー攻撃を放つ!

「ヌゥ!?」ホワイトエッジのクローには白色の凍結オーラが纏わりついておりまともに喰らえば凍結必至!「イヤー!」「イヤー!」しかしアイアンヴァイスは体を瞬時に捻ると、ブレーサーを盾めいて用い最小限接刃で弾き返す!両陣営のカラテはゴジュツポ・ヒャッポ!

3ターン目

ブラックゾーン、連続側転1326、フェイント552→回避423成功

アイアンヴァイス、連続側転2245、カラテ455351→回避1541

ホワイトエッジ、コリジツ26514465成功、精神力2→ブラックゾーン回避661511 アイアンヴァイス回避51625142

(クソッ!助っ人どころか助けられてしまった!役に立たねば!)ブラックゾーンはキアイを入れるとアイアンヴァイスと相対するホワイトエッジの背後から不意打ち刺突!「イヤー!」しかしホワイトエッジはこれを察知!同時に放たれたアイアンヴァイスの掴み取りカラテと共に両腕のガントレットで防御!

「今度こそ凍りつけ!コリ・ジツ、イヤーッ!」そのまま全身から冷風を発射!ブラックゾーンとアイアンヴァイスはバックステップ回避!「バカメ!お前のジツは見切った!何度撃とうとムダウチだ!」ブラックゾーンが嘲笑う!

4ターン目

hardモード突入

ブラックゾーン、連続側転6251 フェイント563→回避45

アイアンヴァイス、鋼鉄の肉体継続、残り精神力7、連続側転3626、カラテ214663→回避324 サツバツ 出目4脚部破壊 残り体力5 カラテ6、脚力2に

ホワイトエッジ、カタナ3642 523 →ブラックゾーン回避2554352カウンターカラテ 回避4 体力4 アイアンヴァイス回避1126466 カウンターカラテ 回避4 体力3 拘束状態に!

ブラックゾーンはそのまま更にステップして助走距離を確保し、雄叫びを上げながらホワイトエッジ目掛けストレートダッシュ!「もう一度カラテだ!ウオオオオ!イヤーッ!」「バカメ!アマイわ!イヤー!」ホワイトエッジはこれをクローによるつまみとり防御!「何度も何度も同じ手を…」「かかったり!」「ナニッ!?アバーッ!?」

ゴウランガ!ブラックゾーンの背後の影より繰り出された金属光沢腕が突如ホワイトエッジの脚に絡みつき大腿骨を破壊!ブラックゾーンの刺突は囮!本命は背後に隠れたアイアンヴァイスの掴み攻撃にあったのだ!

「グッ…オノレー!イヤーッ!」ホワイトエッジはソウカイニンジャ達に反撃の薙ぎ払い斬撃!だが脚を破壊されたためか踏み込みが甘い!「イヤーッ!」「グワーッ!?」ブラックゾーンはその隙を逃さずホワイトエッジのカラテに合わせカウンター斬撃を放った!腕が縦に裂け負傷!

さらにその瞬間にアイアンヴァイスもムテキをかけた掌で掴み取り攻撃を放つ!「イヤーッ!」「グワーッ!?」こちらも命中!ホワイトエッジはアイアンヴァイスの掌に腕を掴まれ万力じみて拘束された!致命的不利!

5ターン目

ブラックゾーン、連続側転6331、フェイント631→回避25 失敗 体力2

アイアンヴァイス、鋼鉄の肉体継続、残り精神力6 連続側転2311失敗、カラテ231464→回避154 体力1

ホワイトエッジ、対抗判定ホ:431652 対抗判定ア:336321、ホワイトエッジ勝利 カタナ強攻撃6132/331 ブラックゾーンにのみ 回避445516 カウンター! 体力0! 

「イヤーッ!」「グワーッ!?」ブラックゾーンは大きく身動きが取れないホワイトエッジに容赦なきダガー斬撃!拘束され避けれぬ!「イヤーッ!」「グワーッ!?」さらにアイアンヴァイスは顔面にクリーンヒットパンチ!ホワイトエッジはサンドバッグ状態、勝負アリか!?

「ヌオオオッ!女王に栄光あれ!イヤーッ!」「ヌゥー!?」しかしホワイトエッジは未だ闘志折れず!雄叫びを上げると力づくでアイアンヴァイスの拘束を振り払い脱出する!そのままクローに更に猛烈な冷気を纏わせ咄嗟に距離を取っていたアイアンヴァイスに飛びかかった!「せめて貴様だけでも死ね!アイアンヴァイス=サン!」

なんたる真社会性生物めいた強烈な主への忠誠心か!しかしここに致命的な隙が生まれた!「イヤーッ!」「アバーッ!?」突如ホワイトエッジの首元に激痛!ホワイトエッジは困惑しながら背後を見る…そこにはホワイトエッジの首元に深々とドスダガーを突き立てたブラックゾーン!

ほんの数瞬前、ブラックゾーンはホワイトエッジの最後の攻撃の瞬間に咄嗟に状況判断。飛びかかりジャンプ、そして背後から刺突攻撃を敢行していたのだ。「グワーッ!」急所への攻撃にここまで数々の猛攻を耐え抜いてきたホワイトエッジが遂に膝をつく!

「イヤーッ!」そのままブラックゾーンはキアイを込めてドス・ダガーを振り抜き、ホワイトエッジを斬首カイシャク!「アバーッ!ホワイトドラゴン=サンバンザイ!」空中に跳ね飛ばされた首が叫び、胴体が爆発四散!「サヨナラ!」爆発の光が凍りついた駐車場を照らす!ゴウランガ!決着!

戦闘終了

エピローグ

イクサは決した。謎めいた刺客ホワイトエッジは敗北、爆発四散したのだ。後には残り香めいてクロー付きガントレットが残された。ブラックゾーンはガントレットを粉々に踏み砕くと、雪じみたその破片をホワイトエッジの爆発四散痕に蹴りかけた。

アイアンヴァイスの方を見やれば既に何やらIRC端末で報告を済ませている。操作を終えこちらに向き直るとアイアンヴァイスは言った。「もう今日は解散していいそうだ。応援ありがとうブラックゾーン=サン。実際一人では荷が勝つ相手だった。」その言葉を合図に両者のアトモスフィアが一気にほぐれる。

「いえいえ、そんなむしろ足を引っ張っていたくらいで。そちらこそお見事なカラテでした」「謙遜は美徳だがヤクザとしてはもう少し自己主張せねばならんぞ」「ハイ!」ブラックゾーンは返事したのち、おずおずとアイアンヴァイスに話しかけた。「ところで…このニンジャは何者だったのですか?話せないと言うのなら構いませんが…」「かまわんぞ、どのみち教えるつもりだった」

アイアンヴァイスの淡々とした説明によると、このホワイトエッジというニンジャはカスミガセキを拠点とするホワイトドラゴン一派という組織の暗殺者。何者かが彼を含む2人のチームを雇いこの辺りの地下にある旧世紀UNIXの情報を狙って送り込もうとしたようだ。しかしソウカイヤがその情報を事前確保。シックスゲイツのバンディットが彼らの元に送り込まれたが、片方は仕留めるもホワイトエッジの方を逃し、その後始末を二人が頼まれた…という流れだ。

「なるほど」「実際奴は強かった。ニンジャ一人では不安と判断した上層部が私と親交がありある程度の実力のあるお前をデリバリーしたというわけだ。喜べ、お前のカラテは認められつつある」「エッ…そんな、アリガトゴザイマス…」ブラックゾーンは思わぬ称賛に不意をつかれる。無意識にその口角が上がった。

アイアンヴァイスはその様子を見ると、おもむろに手のひらのIRC端末をもう一度見やった。「ウム、まだ昼だな。どうだ?一緒に賭博場で食事でも。ここのイタマエはいい腕だ」「いいんですか?」「勿論」「喜んで!」

歩き出したアイアンヴァイスの後ろを追いかけながら、ブラックゾーンは自分のニンジャとしての自信が、粉々になったプライドが少しずつ修復されつつあるのを感じていた。そしてソウカイヤへの忠誠心の高まりも。果たしてそれが良いことなのか、悪いことなのか?それは未だ暗中の未来が決めることだろう。ブラックゾーンは小走りで出入り口まで行くと、地下道の闇の中に消えていった。

【ブレイク・イントゥ・ピーシーズ!】終わり

リザルト

【名声(ソウカイヤ)】+1 【万札】20 【余暇】4、名声5ボーナスでワザマエの壁を破る。

余暇:1 万札6でワザマエトレーニング 23成功 ワザマエ5へ

余暇2:万札6でワザマエトレーニング52成功 ワザマエ6へ

余暇3:万札6でワザマエトレーニング45成功 ワザマエ7へ

余暇:4万札5で◉トライアングル・リープ習得

余暇後ステータス

◆ブラックゾーン (種別:ニンジャ)  DKK:0  名声:5   所属:ソウカイヤ
カラテ    3  体力   5
ニューロン  5  精神力  5
ワザマエ   7  脚力   4
ジツ     0  万札   0
攻撃/射撃/機先/電脳  3/7/5/5
回避/精密/側転/発動  7/7/7/0
即応ダイス:4 緊急回避ダイス:0
◇スキル
『●連射2』
『◉頑強なる肉体』、『◉トライアングル・リープ』、『◉知識:旧世紀地下道網』、『◉交渉駆け引き』
◇アイテム
オーガニック・スシ
◇装備
アサシンダガー、タカハシマスターツールキット

遂に名声5到達者となりました!とはいえまだまだカラテもニューロンも低く真に強いニンジャとは言い難いです。これからも油断すれば死ぬでしょう。日々精進です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?