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SAKISIRUウェビナー#21(藤田文武さん)9/21木で聞きたいこと

9/21木に維新の藤田文武幹事長のウェビナーがあります。無料で会員以外も参加できるので、多くの方に見てもらえたらいいなと思います。

さて、前稿でウェビナー用にいろいろ調べてみて「事前まとめ」を作りました。これを踏まえ、今回は質問を書きました。何も見ずに質問しているわけでない点は理解して欲しいところです。


維新に対する不満も含め、遠慮なく書きました。

(1)「維新の中計」に感じた疑問点

中期経営計画(中計)は、私も勤務先でナンチャッテで作成しました。この経験からすると、藤田さんの作成した中計に素朴に疑問があります。

●市場分析:顧客は何を求めているのか。
●競合分析:競合の立地、価格はどうか。競合はどんな戦略をとっているのかを把握。
●自社分析:競合と戦うための「武器」となる強みはどこなのか。品質・価格・納期・人材・営業力など、どこで勝負するのか

ミラサポでの中計作り方から抜粋

①一般の会社の中計に普通にある「市場・競合・自社の分析」相当が無いのはなぜですか?

企業の中計によく見られる分析のページが無いのはなぜですか?維新が目指す方向性が会見やインタビュー、質問によく出ます。有権者も関心あるのに、この分析ページが無いのが不思議です。

もしかして党内版中計あるのかもしれません。上場企業のように中計作っても非公開も選択肢ですが、そうであれば公開しないメリットは何ですか?

②議席数しか出てこないので「政党」ではなく「選対本部」の中計ではないですか?

政党としての分析や政策などのページも無いことに加えて。議席数を目標値とするのは当然としても、逆に議席数しか数字が出てこないので、これでは「政党ではなく選挙対策本部の中計では?」という違和感も感じますが、この点はいかがでしょうか?企業で例えたら「売上金額だけしか出てこない営業部門の中計」の印象です。「政党は議席数」も理解できますが、そのことが「とにかく当選したい人の集まり」という誹謗中傷に根拠を与えないか気になります。

答えとして買って読む予定でもあるので「本に書いてあるので買って読んで下さい」も良いです。読む楽しみ減るので笑。

(2)野党第1党になれば国会改革が本当に断行できますか?

私が関心あるのは維新の「野党第1党としての改革の実績」です。国会の異常な生産性の低さ・非常識な現状は呆れるばかりです。

①会期末不信任の無意味パフォーマンス②「合同ヒアリング」と称する吊し上げショー③審議拒否と言う名のサボり④日程闘争で「カレンダーも無い」⑤予算委員会の揚げ足取り⑥スキャンダル追及の人民裁判ゴッコ

これらの愚行を、維新が野党第1党になることで本当になくせますか?「叩き潰す」「なくなったらいい」は大賛成ですが、それだけに維新が野党第1党になっても何も変えられないでは許されません。

「叩き潰す」「なくなったらいい」勢力がいる全会一致先例主義の中でどのように、国会改革を断行しますか?

特に自民党がナアナアで良い子ぶって逃げると思いますが、どのように追い込みますか?むしろ馬鹿野党より自民党のほうがタチが悪いと思います。自民党で維新嫌う人たちは、維新に実績作らせないために協力しないと思いますが、どう対応しますか?先日「舞鶴市長呼ばない事件」がありましたが、類似事件が国会でもっと綺麗な理由と陰湿な手口で起きると確信しました。

(3)安全保障政策が「届いていません」

2022年2月のロシアのウクライナ侵攻をめぐって橋下徹さんや鈴木宗男さんの言動が話題になり、「維新は安全保障政策が弱い」という印象が広がりました。SAKISIRUでも報じられましたが、私も同じ感じを持ちました。

橋下氏は国内行政に関しては鋭い指摘が多いですが降伏推奨や沖縄風俗活用論等、外交安保では頓珍漢な議論ばかりです。宗男氏のロシアは長くやってきただけに傾聴に値するものも多く、異論として排除すべきではないとは思いますが、維新全体の主張とは異なります。

しかし、申し訳ないですがこの二人のイメージが先行しての印象が解消されているとは全く思えませんでした。「橋下+宗男の強烈キャラ」に対して青柳仁士さんの誠実な説明が全く太刀打ちできてないです。

一方で、昨年末は政府の安保3文書以上に踏み込んだ内容の提言もあり、変な軍事忌避も無く、青柳さん筆頭によく研究されている印象持ちました。

ところが良い提言を出されたのに、全く話題になっていません。バズっていません。維新のチャンネルでも安全保障に積極的に取り組んでいる印象は受けませんでした。青柳さんのチャンネルは素晴らしい質疑動画にもかかわらず再生回数が悲しいです。これはどういうことですか?

2022年も2023年も日本戦略研究フォーラムの台湾海峡シュミレーションありましたが、維新出席無く非常に残念でした。維新が野党第1党なら自民党と併せての対応見たかった。「安保はやっぱり自民党感」だけ残りました。

私のように安保外交政策を理由に自民党を(不満ながら)支持している層にどう突き刺さる訴えに改善しますか?内容に不満以前に、まさに藤田さんが日経XTREND SPECIALで言われてる「届いてません」状態。どう対応しますか?政調の次元でない大事な課題だと思うから聞きたいです。

一番悲しいのは、政治家本人は有権者にとって良いことを言っているにもかかわらず、それがきちんと届かないことで、それは避けたい。

日経XTREND SPECIAL

(4)経営者目線で感じる改革は?

藤田さんは、今の政界では珍しい経営者出身です。

経営をしていて、税制や労働法制など関連する制度などで違和感感じる点は具体的に何がありますか?

経営やってると分かると思いますが、税制や労働法制の規制や届出が複雑すぎたりなど感じますよね?別に「ソッコーで政策的に取り上げろ」とかで言う趣旨ではなく、経営者目線で現状をどうとらえているのかが知りたいです。

法律改正レベルでなくても、政令や規則さらには省庁の通達や「見解」を変えるだけで相当効果のもあると思いますが。

藤田さんの既存のインタビューでは維新の強みである起業や経営者の目線の話が少なすぎる、と不満に感じます。既存メディア政治部記者の固定観念に振り回されて欲しくありません。例えるなら、店舗に行って「推し(のはず)商品」が売切でもないのに探さないと無いか、棚に全然無いのと同じという不満です。


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