今日は大学の同級生のお墓参りに行ってきた。

おととしの夏、彼女の訃報が届いた。
死因は自殺。
彼女はポジティブで、世渡りがうまく、
基本何とかなるという感じの子。

まさに、「まさかあの子が」ってやつだった。
彼女とはここ数年連絡を取っていなかったし、
話を聞いただけでは全然実感がなかった。

その半年後、彼女の前の職場の上司主催でお別れ会が開かれるとの連絡があったけど、なんとなく行く気にならなかった。
実感がわかないこと、その状態で大勢の知らない
人たちの中に行く気にならなかった、というのが
本音。
そんな自分勝手な理由で行かないのは
薄情かなと思いつつ、行くのは断った。

そこから１年の間、
時々彼女と卒業旅行行ったこととかを思い出して
気にはなっていた。

今年の年始に、後輩から連絡がきた。
後輩は同級生が亡くなったことを最近知ったらしく、一緒にお線香をあげに行かないかと誘ってくれた。

そこから、彼女のお母さんに手紙を出し、連絡を取り、今日にいたる。
後輩に会うのも５年ぶりくらい。
彼女の息子くんも一緒に来ていた。

年賀状のやり取りで、子供が生まれたことは知っていたけど、もう３歳になっていて、後輩は立派に「お母さん」になっていた。

後輩の車で霊園までるれて言ってもらい、そこでお母さんと待ち合わせ。
メールでのやりとりしかしていなかったからどんなテンションかわからなかったけど、そこに現れたお母さんはすごく明るかった。
ちょっとほっとした。

お墓に案内してもらい、お線香を備えて、手を合わせた。
目がちょっとうるんできて、それ以上出てこないように気持ちを落ち着けるのに必死だった。
やっぱり悲しい。

ずっと実感なかったけど、やっぱりもういないんだよねぇ。。
来るの遅くてごめんね。

霊園を出て、４人でランチしてから解散した。
とにかくお母さんが元気そうでよかった。

帰りの車の中で後輩と話していたら、
日常でなかなかうまくいかないと、
死にたくなる時もありますよね、と言っていた。

本気じゃないにしても、後輩も明るいタイプの子だったから、ちょっとこの発言は意外だった。
しばらく会っていない間に、きっと色々思うことがあったんだろうな。
（私がもう少し、相手の話を聞く能力が高ければなぁってこういう時思うよね。。）

この気持ちはわかる。
先が見えなくて、このままうまくいく気がしないなーって時、もう生きるのめんどくさいなって思うことはある。

まぁでも生きているから、生きててよかったっていうことがあるのも事実だし。
生きてるだけでまるもうけって見方もあるし。
でも常にプラス思考でい続けるのもむずかしー。

とりあえず最近の私は、生きるのがめんどいと思った時は、
死ぬ前に全財産使って、世界中旅するとか好きなことしよう！って思うことにしてる。
（本当に追い込まれていたら、そこまでの思考回路になれるか不明だけど）
案外こう考えるだけでも、いやまだ私やれることあるなって思いなおせるから。

本当は今から好きなことだけしていこうって
言いたいが、なかなかすぐにはできないから、
とりあえず頑張りすぎないように生きていこう。