8歳のSteamゲームリスト

息子8歳、3年生。誕生日プレゼントにSteamプリペイドカードを要求する男。彼がどのようなゲームで遊んでいるのか、公開させてもらうことにした。

息子好きなゲームとしては、次のような特徴がある。

  • 対人でない、1人プレイができるゲーム

  • 物理エンジンを詰んだゲーム

  • 自分で操作しなくてもゲーム内AIが勝手に働くゲーム

彼はゲームをすることで暴力的になったりといったゲームと現実の混同が全くなかったために、あまり大きな声では言えないけれど、CEROを気にせず遊ばせている。
一応、購入前に私がどんなゲームなのか確認し、これはさすがに…というもの(例えば極端なエロ、差別表現のあるゲーム)は説明して購入を禁止している。そもそもそういうゲームを欲しがったことはあまりないが…

そういう前提で、もし息子と趣味が合いそうな人がいたら、このリストにあるゲームが楽しめると思うし、趣味の合う人がいたらぜひあなたのやってるゲームをおすすめしてほしい。


Portal2 :プレイ時間 1,053時間

Portal2好きすぎである

空間をつなげるポータルというゲートを作りながら、ステージを脱出していくシングルプレイゲーム。

何度もクリアし、自分でステージを作成するモードでもたくさんマップを作り、GLaDOSやウィートリーの真似までするくらい愛したこのゲーム。なんとプレイ時間は驚きの1000時間超えになっていた。

途中、睡眠中もPCをつけっぱなしにしている日もあったけど…。こんなにやってたのか…

Half-Life2:プレイ時間 361時間

Half-Life2+Ep1+Ep2でこの時間。

Half-Lifeシリーズは、この2が一番プレイ時間が長かった。Half-Life2、Episode One、Episode Twoの合計が361時間。ModのHalf-Lifeを加えるともう少し長くなる。

頭に寄生するタイプのエイリアンなどが出てくるが、まぁ…?そんなにグロくはないかな…?

シングルプレイのFPSで、このHalf-LifeとPotalから、次の爆時間ゲームであるGarry's Modにつながる…

Garry's Mod:プレイ時間 1,483時間

なんでこんなに…?

Steam開発元である、Valveの作った物理演算サンドボックスゲーム。プレイ時間を見て愕然とした。

一体何が楽しいのかと思うが、ワークショップからHalf-Lifeの敵モデルや、各種パーツを大量にサブスクライブしていた。

そして、それらを組み合わせて「でかい玉を転がすボール転がしコース」だとか、これがこうなったらどうなるのか?的な実験をたくさんしていた。

このGarry's Modを買ってくれとせがまれたときには、あまりにも地味なゲームだったので「え〜これ〜?」と思ったが、価格に対してプレイ時間が長すぎてお釣りが三倍くらい返ってきている。

Serious Sam3:BFE:プレイ時間 238時間

めっちゃ楽しい

トリガーハッピーなゲームとして有名なのが、シリアスサム。エイリアンをひたすら撃って進むFPS。

難易度を一番下まで下げたり、チートモードで弾薬無限にするともう、めちゃめちゃおもしろい。疲れたときに何も考えずに掃除する人いるでしょう。あんな気持ちになれます。

息子はもちろんSerious sam4も購入したけど、そちらのプレイ時間は96時間程度。買って3日ほどで一巡目クリアをしていた。

ちなみに3→4の順でプレイしたけど、今更1や2をやるのは画質的に厳しいだろうと話し合い、それらはネタバレだけ読んで終わった。まあだいたいいつものかんじだった。

Empires of the Undergrowth:プレイ時間 826時間

めちゃリアルなアリのゲーム

これはアリのコロニーを発展させるゲーム。かなりリアルなアリが出現する。最近まで日本語対応していなくて、各種メニューや設定がすべて英語だった。そのたびに「お母さん!!Googleレンズして!」と言われ画面を翻訳し、「定期的な…霧…多分、定期的に霧が発生するかどうかの…」など説明させられていた。

使えるアリや敵はかなりリアルで、中でも気持ち悪いのが「ウデムシ」という虫。マジででかい腕が生えてる虫。苦手な人は検索しないでほしいけど、薄目で検索してみてほしい気持ちもある。

息子の小学校で国際理解教育の時間、中南米方面?の先生がいらしていた時期があり、授業でウデムシの話を振ったら「Oh!ウデムシ。I know I know、いるいる」みたいな反応をされたらしい。中南米には普通に生息してるのか…?

このゲームは、プレイヤーの指示どおりにアリが頑張ってコロニーを発展させたり、敵を倒しに行く。そういう勝手に動いてくれるAIが楽しいようで、ずっとやっている。まじで800時間もやってる。

Poly Bridge 2:プレイ時間 214時間

橋作りゲーム

ゲーム配信YouTuber、ポッキーさんが橋を作るゲームとして紹介していたことで知り、ハマったゲーム。

橋を作って車を渡すのが目的。跳ね橋で船を回避したり、複数台の車を渡したり、予算を考えたり…と、パズル部分はかなり頭を使う。橋は三角形で支えれば強いだとか、どう補強すればいいかなど、感覚的に理解したようだ。

もうひとつ、ユーザーがステージ作成できるモードもあり、息子はこちらがお気に入りの様子。自作ステージはもちろん、パーツを変形させて歯車を作って組み合わせて回したりしていた。そんな遊び方を想定したゲームではないんだけど…。歯車になるなんて、初めて見たとき驚いた。

Bridge Constructor Portal:プレイ時間 537時間

Aperture Scienceでブリッジコンストラクター。かわいい

Poly Bridgeで遊んだなら、これも好きだろうと購入したもの。Portalの舞台であるAperture ScienceとBridge Constructorが融合したゲーム。

スタートからゴール地点までを、橋とポータルでつないでいく。

息子はもちろん、ステージ作りにハマり、いくつかワークショップに公開しているらしい。誰もプレイしてくれないと嘆くが、説明文が適当な文字列すぎるからだと思う。

Kerbal Space Program:プレイ時間 175時間

日本語の情報が少なすぎる

黄緑の生物、Kerbalたちのため宇宙船を作るゲーム。パーツがたくさんあり、うまく組み合わせて宇宙に飛ばす。

これがもう、全然日本語の情報がなくて、息子から燃料をパージしたいけどどのキーを押せばいいかわからないと言われたとき、めちゃめちゃ検索しまくった記憶がある。

息子が遊ぶゲームはUIが日本語化されてないものが多々あり、もう頼むからマジでわかるやつやってくれ〜〜〜〜と100回くらい思っている。

液体燃料と固体燃料の違いがどうのこうのと話しかけてきたので、買ってよかったかな…とは思う。ただUI見る限り、絶対大人向けのシミュレーションだろこれ、と思った。これを子供に買う大人がいたら、まじで質問攻めを覚悟して買ってください。

来年2が出るらしく、息子は大変楽しみに待っています。

Besiege:プレイ時間 315時間

戦うゲームで戦わない息子

Besiegeは、動力ブロックに各種ブロックをっくっつけて戦闘機械を作り、ステージ目標である家の破壊などを達成するゲーム。

これにももちろんフリービルドモードがあり、息子はそれを楽しみに購入して遊んでいる。もはやどのゲームもフリーモードを楽しんでいて、全然ストーリー進んでないんじゃないか?彼はメインを終えないと遊べないフリーより、はじめからフリー解禁されているゲームのほうが好きみたい。

息子が何を作っているかというと、歯車で持ち上げるエレベーターや、飛行機など。Modをいくつか入れて各種数値の調整をできるようにして、より楽しく遊んでいるみたい。全然ストーリーは進んでいない。

Raft:プレイ時間 146時間

そろそろファイナルチャプター

いかだの上を発展させるマイクラみたいなゲーム。やはりポッキーさんが紹介していたもの。彼の紹介するゲームはおもしろい。

見ている限り、息子が特別なにか夢中になる要素はないのだけど、頭を使うゲームをやって疲れたときの癒やしなのかもなぁと思っている。

そろそろファイナルチャプターが配信されるらしいよと伝えると、ヤッター!!配信日に絶対やる!!と言っていたので、それなりに愛しているみたい。

Amazing Frog?:プレイ時間 124時間

カエルの物理演算

カエルの物理演算ゲーム。ヒトみたいにぺたぺた歩くカエルを操作して、いろんなところに行ってみたり、いろんな装置を動かしてみたり、銃を使ってみたり…する。

このカエルが基本的にフニャフニャで、操作しているとイラつくこともあるんだけど、結構かわいい。結構かわいいムカつくカエルで遊ぶゲーム。しかもカエルはよく死ぬ。

息子はこのゲームからなにか学んでいるわけではないが、なんやかやおもしろかったらしく、たまに遊んでいる。

Cooking Simulator:プレイ時間 114時間

有名なお料理シム

お料理シムといえば、有名なのはこれ。Cooking Simulator。本当にクッキングをシミュレーションするだけのゲーム。

レシピがマジ海外なので、これをやったからといって別に料理がうまくなるわけではない。

息子はゲームの目標になんか1ミリも従わず、好き勝手にケーキやクッキーを焼き、ネコの顔のアイシングなどを施し、ゲーム内カメラで写真を撮って遊んでいる。得るものがなくても構わない。それがゲームだから。

Colony Survival:プレイ時間 108時間

真顔のマイクラってかんじ

マイクラよりかわいくないかんじのマイクラ風ゲーム。

マイクラと違うのは、入植者に仕事を割り当てて拠点を大きくしていくところ。テクノロジーを解禁して制作可能なものを増やしていくこともある。

息子は、入植者が勝手に仕事をするというのがすごく好きらしく、家を立てては入植者を増やし、その仕事ぶりを眺めている。

私からすると、その家天井低くないか?(身長ギリギリの2ブロック)とか、入植者の数だけ必要だからといって、一部屋にベッド敷き詰めすぎでは?(ベッド間の隙間がない。雑魚寝か?)など気になる点はあるものの、そういう見た目より機能を重視する息子らしいな〜とも思う。

Cartonfall:プレイ時間 58時間

ストーリーは猟奇的なのに全く読んでない息子

段ボールがたくさん積まれた倉庫で、物理演算エンジンがきいてる中脱出するFPSパズルゲーム。

ゲームの解説を見る限り、倉庫に閉じ込められ…などなにやら不穏な空気が漂うのに、息子は全くそれらを読んでないので単に物理演算ゲームと思って遊んでいる。

最近ステージ脱出ゲーム部分に気づいてそちらで遊んでいるものの、最近までずっとフリープレイしていた。

Cities: Skylines

厳密にはSteamでなくEpic Games Storeで購入したもので、プレイ時間はわからないがそれなりに長く遊んでいる。Steam版もある。

ハヤトさんの動画を見て購入を決め、DLCをいくつか導入し、街に災害を起こしたり、めちゃくちゃな道路を作ったりして遊んでいた。

最近は「息子くんは今まで、何も考えずに街を作っていた。実験しすぎた。今度は都市計画を作ってから街を作る」と言っているが、未だに実験都市ばかり作っている。

A Plague Tale: Innocence

こちらもEpic Games Storeで購入し、プレイ時間がわからない。息子は2周ほどしている。

黒死病が蔓延するなか、姉と弟で異端審問官から逃げるゲーム。もちろん姉も子供なので、スリングで戦うのみ。弱いのでステルスアタックが中心になる。

少しダークな雰囲気だけど、息子は黒死病や、なぜこうして追われているか、ネズミが病気のメタファーである…など、いろいろなことを学んでいたと思う。

Timberborn:プレイ時間 58時間

かわいいビーバー

ビーバーに仕事を割り当てて都市を発展させるゲーム。好きそうでしょう?好きみたいですよ。最近はずっとこれで遊んでいる。

視点変更するとビーバーを拡大して見ることができるらしく、お祈りするビーバーや、水中をがんばって歩くビーバー、仕事をするビーバーなどをムービーに収め、私に見せてきたこともある。

チュートリアルがそれほど親切でなく、少し難しいことをしようと思うと操作方法がわからないということもあったが、動画サイトなどで学習しているみたい。

このゲームでビーバーを操作して愛着がわいたうえで、水族館でカワウソを見たらカワイイ〜〜〜!!!と思った。

息子のゲームの探し方

息子は自分にあったゲームを探すとき、まずYouTuberのプレイ動画を確認している。息子がよく見ているYouTuberは、ポッキーさんのゲームチャンネル、ハヤトの野望チャンネル。

ポッキーさんはめちゃめちゃ喋るのにゲームが上手くておもしろい。彼のプレイするゲームは息子の苦手なアクション系も多いので、購入するのは紹介された10%くらいかな…?

ハヤトさんのゲームは、もしこれがこうだったらどうなるかな?などの実験系が多い(Citiesで下水を飲ませたらどうなるか?とか)
ハヤトさんが紹介したゲームは息子的にハズレが少なく、購入に至ることが多い。

それから、Steamで好きなゲームから類似ゲームをたどったり、「物理エンジン」「シングルプレイ」などのタグで検索し、結果をなめるように確認することもある。

ひたすら何かを作ったり、AIになにかをさせていることが多いし、ゲームからの知識もかなりついた。ゲームって悪いとされがちだけど、そんなこともないよなぁと思っています。

この一覧に出したものは、息子が遊んでいるゲームのうち特にハマっていたものばかり。なにかおすすめのゲームがあったら教えて下さい。

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