リーダーシップと学び
先日、Xデザインフォーラム「Playful & Open : 学びのデザイン」に参加して来ました。
その講演の中でも特に感銘を受けたのが、立教大学・助教の舘野泰一さんがお話しされていた「リーダーシップと学び」の講演でした。
そもそも、リーダーシップとは何でしょうか?
「引っ張ってくれる人」
「いざという時決断できる人」
「導いてくれる人」
数分間、隣の方とディスカッションタイムになり、上記がパッとあがりました。
特別な人ができる事・才能がある人ができる事だと思いがちですが、ここでのリーダーシップの定義は違いました。
新しいリーダーシップの定義
・学習可能である
・全員が発揮できる
・自分らしさが重要
全員が発揮できる?自分らしさが重要とはどうゆう事?と初めは思いました。
職場やチームの目標を表を達成するために、他のメンバーに及ぼすポジティブな影響力、そして自分らしさを活かすこと。
これが大事だとおっしゃっていました。
新しいリーダーシップの定義がされた社会的背景としては、前例のない仕事をする機会の増大やスピーディーな状況判断が求められることが背景にあるようです。
人任せではなく、不満を提案に変えるのがリーダーシップ。
じゃあどうやってリーダーシップを身につける?
・目標をたてる
・経験する
・フィードバック
・振り返り
これを繰り返していきます。
特に、他者に対してポジティブな影響力を発揮することが重要だと繰り返しおっしゃっていました。
知識やスキルも大事だけど、まずは経験すること。
まずはやってみて、そして振り返ること。
振り返ることで、相手にどんな影響を与えたか?見直すことができる。
自分がよかれと思ってやっても、周りがよく感じてない場合はギャップを埋めていくことも合わせてやらないといけない。
確かに良かれと思って周りの仕事も頑張ってやってたら、実は周りの仕事を奪っていて周囲は嫌な思いをしていた…なんて事とかあるかもしれない、と思いました。
自分での振り返りだけでなく、お互いに気持ちよく仕事ができて円滑に仕事を進めるためにも、自分の発言や行動に対してフィードバックをもらい、内省していくことが重要だと感じました。
毎回仕事がひと段落するごとに「これはうまくいったね」「助かったありがとう」「ここは改善したらもっとうまく行く気がする」などなどチームでフィードバックをしあえる文化が築けたら良いなと思いました。
意図してないけど、周りに良い影響を与えている場合もある。
この人がいるとなんか仕事がしやすい、など。
「この人がいるとなんか仕事がしやすい」「安心して仕事ができる」って人いますよね。
そうゆう人って、チーム全体の生産性を上げるのに大きく貢献していると思います。いつも自然体で、自分からガンガン進めるタイプじゃないけど、周りから頼りにされている人。
研修内容などのプログラムよりも、普段の自分のあり方が重要。
自分らしさとはなんだろう?
自分が自然体でいられて周りに貢献できたら、すごく良いですね。
まずは自分がどのように周りに影響を与えているか、聞いてみたり、観察してみることですかね。(聞くのって勇気いるな)
気をつけようと思った事は、
「誰かがやってくれるだろう」「きっと確認してくれるから大丈夫だろう」という意識をもたないこと。自分の意見はハッキリ言うこと。
不満がある場合はかならず提案とセットで意見を言うこと。
そしてチームで楽しく仕事をする事!
まとめ
・自分らしさを活かした全員発揮のリーダーシップ
・リーダーシップに特権的な立ち位置はない
・不満をリーダーシップ発揮のチャンスと捉える
・1人でいいのでだれかの憧れになる
・小さな貢献と聞く姿勢を持つ
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