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ニューヨーカーの避暑地ハンプトンズに行って垣間見た世界の富裕層①

2020年の夏

ニューヨークからこんにちは。早いもので9月も半ば過ぎですね。アメリカで非常事態宣言が発令されてから半年、ニューヨークのコロナ感染状況は一時期に比べてだいぶ落ち着いてきました。むしろ最近は、感染者数が増えている州からニューヨークへの移動者については、隔離期間を要請するなどの水際対策が取られている毎日です。

そんなアメリカですが、今年の夏もアメリカ人は、なんだかんだ(気にしない人は)フロリダなどへバカンスに出かけていた印象です。フロリダも感染が増えている州のひとつですが、帰ってきてコロナ検査&隔離すればいいんでしょ、とおかまいなし、さすがです。気にしているアメリカ人および私の周りの多くの日本人はトライエステート内(ニューヨーク、ニュージャージー、コネチカットのコロナ安全地帯)くらいしか行くとこないな・・・とか言ってました、かくいう私もその一人。

ということで今年はニューヨーク州内でニューヨーカーらしく!短い夏を楽しむべく、ハンプトンズに行ってきましたので見どころ含めてご紹介します!

ハンプトンズとは

ゴシップガールなどでご存じの方も多いかもしれませんが、ニューヨーク州にあるハンプトンズは「ニューヨーカーの避暑地」として有名で、夏はニューヨークのお金持ちがこぞってマンハッタンからハンプトンの別荘へ移動するので、夏のニューヨークの社交場はマンハッタンからハンプトンへ移る、と言われているんだとか。マンハッタンから車で約2時間半ほど東に走ったところ(ロングアイランドの先の方)にあります。ワンランク上のお金持ちはこの距離をヘリコプターで移動するんだそうです!きゃっはーちなみに片道10万~30万円で所要時間は30分、渋滞に巻き込まれないし悪くないかも?笑

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イーストハンプトン、サウスハンプトン、ハンプトンベイズなどいくつかのエリアをまとめてハンプトンズと呼びます。イーストハンプトンがThe 元祖って感じでサウスハンプトンはイーストハンプトンからの滲み出し、ハンプトンベイズはもうちょっとフランクな感じ、これから新しく建物が建つようなエリアもある。サグハーバーはちょっと年齢層若めで多様性が割とある街っていうのが個人的な認識です。日本の軽井沢、旧軽とか中軽みたいですね。

不思議の国のアリス?

実際に行ってみてびっくり、エリア内をドライブしていると、想像以上の規模の豪邸がビーチ沿いに続いていました。。不思議の国のアリスの迷路か!と突っ込んでしまうほど大きな生垣を構え、ドライブウェイが長すぎて玄関が道路からは見えない、プライベートビーチ直結、一体何部屋何バスあるの(アメリカでは各部屋にバスルームが付いているのが一般的なので部屋の数だけ便器とシャワーも付いてます)。。これが世界の富裕層の資産たちかと、恐れ入りました。写真はアリスならぬ旦那と生垣です。笑
高さが半端ないうえ、尋常でないメンテナンスが施されていることがお分かりいただけるでしょうか。

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プライベート時々パブリックビーチ

夏といえばやはりビーチですよね。ハンプトンズの位置するロングアイランド島は、細長い半島なので海岸線が東西にずーっと続いています。どこにいてもビーチへすぐに出られる素敵な立地です。海岸線沿いに豪邸も続いているので(もちろん大きいお庭があるので、プライベート性もきちんと確保されている)、それらのお家はプライベートビーチを持っていたり、プライベートビーチまで行かずともプライベートアクセスがあったり。。そうでなくとも、周辺住民じゃないと駐車できなかったりするビーチも多かったです。私たちのような一見さんは、「パブリックビーチ」とGooglemapに入れて検索してから行きました!笑

写真のように、人があまり多くなく(今年はコロナだから尚更かも・・・)静かでとても落ち着いたビーチです。建物も個人の家くらいなので空がとても広いです。みんな自分のパラソルとビーチチェアを持参していて、思い思いの時間を過ごしていました。有名なパブリックビーチはクーパーズビーチですが、駐車場が1日50ドル(! 5500円くらい)とあるのをみて、ビビった私たちはそこから少し離れたクライダービーチで過ごしました。足下見られてるなあ。たぶんどちらのビーチもあまり変わらない。笑 

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可愛らしい中心市街地

ハンプトンズは観光地ほど栄えていないので、歩いて30分くらいあれば十分ウィンドウショッピングしながら回れるような小さな商業エリアがメインストリート沿いにあるくらいです。面白いのが、イーストハンプトンもサウスハンプトンもサグハーバーも、同じような建物の雰囲気でほぼ同じブランドのお店が並んでいるところ。そして不動産屋さんがやたら多い、別荘を購入する人が多いのでしょうね。だいたい1億〜10数億円のお家がリスティングされてました。あとはレストランや、Citarellaというマンハッタンにもある高級スーパー(日本でいうところのKinokuniyaとか成城石井みたいだけどそこまでチェーンじゃない笑)もここにありました。写真のように一軒家風の白を基調としたお店が多かったです。街を歩いているとほとんどが白人で黒人やアジア人はほとんど見かけなかったことからも、古いアメリカの富裕層コミュニティが根強いエリアであることがよくわかります。レストランのワーカーもマンハッタンは黒人やヒスパニック系の人が多いですが、こちらは白人がほとんどでした。人種差別とかではなく、コミュニティとしてそういうコミュニティが成り立っちゃっているんだろうなあ。。

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途中ギャラリーなんかもあって、窓越しに見えるアートが良い仕事をしていました^^

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最近ネットフリックスでリリースされたハンプトンズの豪邸を扱うリアリティショー、「ミリオンダラービーチハウス」の舞台にもなってるネストシーカーズ(不動産屋さん)。

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長くなってしまったので、食事編は次回にします。ハンプトンは口が肥えてる人が多いだけあってどこのレストランも美味しかったので!最後まで読んでいただきありがとうございました!




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