もう勘弁してほしい

ドナルド・トランプに関する報道に関しては、この一言に尽きるけれど、この人を支持する人間がこれだけ大勢いる、という事実は、アメリカという国で娘を育てるにあたって、大きな不安要素になりつつある。

未だ完全な男女平等が達成されていない背景には、女性自身の意識や頑張りが足りない部分も大きい

といった社会の空気もありながら

公の場で、女性の外見に関して平気であれこれ言う。

ブロンドのスーパー美女でありながら、アイビーリーグ出身で、パワフルな肩書きを持つ......そんなトランプ御自慢の娘イヴァンカのようでなければ、女性がコンプレックスを持ってしまうような環境に、娘を置きたくない、と思ってしまう。

見た目が良い方が得をしやすい、という事実は、残念ながら世界共通なんだろうけど、一部のアメリカ人のそれは度を超えていて、特にニューヨークでは、見た目が良くあることは自己責任、そうでないのは、本人の意思と努力不足と言わんばかりの空気がある。

そんな環境で、セルフコンシャスになりすぎたり、摂食障害になったりする女性が多いのも不思議じゃない。

「アイスクリームとカップケーキとピザが好き」

この先もずっと美味しそうに食べて伸び伸びと笑っていて欲しいけど、10代になったら「炭水化物は要らない」なんて言い出して、周囲と比べてコンプレックスを持ったりするんだろうか。。

自分の影響力で個人を攻撃したり、ネガティブな目的で使うことを厭わない人間に、一国の大統領になる資格などあるわけない、と思うのだけど、そう思わない人間もたくさんいることが一番怖い。

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