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家を買おうと思ったら予想外の方向に…〈その後〉

少し前に
一戸建てを購入するのに
住宅ローン審査に落ちて
どうしようかな〜
二世帯で検討しようかな〜
ということを書いたのですが
(こちら参照)



あれからハウスメーカーさんの資料を取り寄せて
一度お義母さんとも話をした上で
住宅展示場やら何やらまわってきました。

考えていた案としては
夫の実家を取り壊して
完全分離の二世帯にする
というものなんですが

結論から言うと、やめることにしました。

本当に二世帯にするなら
部屋は狭くでもいいから
玄関からお風呂からキッチンから全部別にしたい
というのがわたしの希望でした。

ハウスメーカーの営業の方に
実際にお話を聞いてもらって
まあ完全分離もできなくはないけど
現実的にスペースを考えると
玄関とお風呂は共用にしたほうが〜とか
建物の費用のほかに
解体費用や外構費用がこのくらいかかって〜とか
思っていたよりもかなりお金がかかることがわかって

土地があるとはいっても
正直、普通に一戸建てを買うのと大して変わらず
考えが甘かったなという感じです。


完全同居型、もしくは一部共用型にしたら
もちろんもう少し安くはなったかとは思いますが

お話を聞いているうちにだんだん怖くなってきて

数日考えて、やっぱり無理ですっ!となりました。


あ、ずっとこの家に縛られるんだ、と思ったら


もう本当に恐ろしくて
自分が間違った方向に進んでいるのがはっきりわかりました。

やっぱり
仮にいくら完全分離だとしても
"自分の家"という感覚は持てないだろうなと感じたのと

さらに玄関とお風呂が一緒とか考えたら
それはもうわたしからしたら他人の家と同じで
一生気が休まらないな、どこか自分の意識の中でずっと気にし続けて生活するはめになるな、と。

お義母さんは本当に優しくていい人で
あんまりこちらに口出しするような感じでもないんですけど
性格とか関係性どうこうの問題ではなかったです。

もう、家探しをする前から
二世帯は無理とわかっていたはずなのに

お金と将来の不安に流されて
そっちの方向に進んでしまうなんて
もう本当に愚かでした。


たまにやってしまうんです、こういうこと。

目の前の不安をはやく解消したいが故に
自分の気持ちとは違う選択肢を選んでしまって
直前になってやっぱり無理!となってしまうこと。

本当によくないです。

でも、本当に契約してしまう前にやめて
心からよかったと思います。


そして
自分がお金とかローンとか住宅について全く知らなさすぎてぞっとしました。

こういう話は苦手分野だったので
いままでろくにわからないまま生きてきましたが
今回のことで経済とかお金の動きとかに
すごく興味がわきました。
そしてかなり勉強にもなりました。

いまはひと騒動終えてほっとしています。


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