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夏の振り返り①自転車で旅をする

道内3年目、趣味のサイクリング講じて札幌ー稚内(宗谷岬)までのサイクリング旅行を計画。
意外にやってみようという人も少なくないのではという予想で記事にすることにした。

もとは先輩の「稚内まで行ってみんか」という一言。自分の親もせっかく北海道にいるからチャリ道内旅行をせえと帰省するたびに言われる日々であったのは事実だが自分自身もそういうことはしたかった。だから大学に入る時にねだってちょい良さげなクロスバイクを買ってもらったのだが。
というわけで先輩2人と稚内旅行が決定。

というわけで旅程なんて書いてみる。
まず第一に3日しか取れなかったこと、帰ってからも色々と各自予定があり「時間的余裕」はほとんどない旅だった。ために少し無理をする判断もできない(疲労で風邪引いたりだとかは極力避けたい)という前提なので往復は諦め行くか帰るか、の2択になった。
そのためにテント泊ではなく宿泊、1日に進む距離もかなり安全運転である(結果的に1日130計算)

初日

朝5時札幌出発、留萌の民宿を目指す。(予想は休憩含め16時ごろ到着)
道の駅「あいろーど厚田」にて小休憩。

晴れてて綺麗だった。


8:10ごろ到着。この時点でかなりハイペースなことに気づくも、朝早いために道の駅も空いておらず、仕方がないので進むことにする。
先輩のうち1人は道の駅に寄ってガチャガチャを回すことにしているらしく、空いていなかったのでかなり残念がっていた。
そのガチャガチャとは下の画像のもの

てきとうに引用してしまった

北海道は広いので、行った場所の思い出をカタチとして残せるツールとしてはとても良いと思った。一回100円と安いが、仮に全ての道の駅を回ったとすると12000円くらいになる。

というわけで進む。早めに着いたら着いたで、ゆっくり銭湯行くなり飯食うなりでのんびりしようという算段。

12時ごろ、増毛町に到着。この辺りから電車の線はない。田舎町でとても小さいが、それを逆に利点とし、町中の店でスタンプラリーができる。全て回っても自転車なら2、3時間程度だとは思うが、町おこしに積極的に取り組んでいて、いわゆる“いい雰囲気”の田舎町だった。
ラーメン屋「こころ」にて昼食。


海の幸を生かしたホタテの塩ラーメンを頂いた。他にもエビなど、海鮮ラーメンといった感じ。美味しかった。

運動後のあったかい飯なので、少し眠くなった。が進むしかないのでとりあえず留萌を目指す。15時前に留萌に着き、黄金岬へ。
同様道の駅を回り、大東旅館にお世話になる。

素泊まりなので、ご飯は外で。
北海道の田舎町の中では、留萌はかなり栄えている方で、色々チェーン店がある。舐めたような書き方だが、北海道は札幌、函館、旭川などいわゆる名前が知れているような街以外は基本的にコンビニと生活する上で必要最低限のものが揃っている程度、という場所が多く、チェーン店はほとんど存在しない。もちろんコンビニはセイコーマートだし、マクドナルドなどあるわけがない。
が留萌はマクドナルドこそなかったがご飯チェーンはいくつかあって、疲れ果てた我々はすき家でバカ喰いするといった脳筋手段に出る。。笑

2日目

旅館を朝6時頃出発。北を目指す。
道の駅「おびら鰊番屋」を7:30ごろ通過、トイレ小休憩。
9時前に苫前の道の駅を通過、ここでは少しお土産屋さんも空いてたので少し寄って、ちょっとだけゆっくり。

この辺は20キロごとくらいに道の駅がある

道の駅の概略図より、一個ずつ休憩挟みながら行く算段に。自分1人だとスルーしてたと思うが人と行く時はこういうところで休憩挟みながら新しい発見があるので良い。今回は道の駅って意外と面白いもんだなあと思えたので、良かった。

羽幌を超え、初山別で昼ごはん。ここも海の幸を堪能。

フグ天丼


初山別ー富士見間が1番平坦で、ぶっ飛ばせた区間だった。楽しい。
天塩に15時前に着いて、ここで少し買い出し。
泊まる予定だったところは民宿「あしたの城」というところ。
かなり面白い宿だった。詳しくは下のサイトに丸投げするが。。

勘のいい人は「城」を音読みする。僕にはできなかったが、先輩らは気付いたので流石だなあと。
題名は知っていたが登場人物までは知らない。おっさん世代の方は興奮すると思うので、行ってみてほしいかも。笑
雰囲気もかなり良かった。

ジブリ感満載
!!

3日目

最終日。雨予報もありスタートを少し遅らせた。6:30頃だったと思う。
一気に稚内を目指す。少し曇りだったのが残念だったが、無事にノシャップ岬に着いた。

行ってみたかった最北のマクドナルドも制覇。
ここから宗谷岬までも少し距離があるが、行かない手などあるわけがない。

よくみるやつ

そしてまた稚内に戻る。帰り道に「秀逸な道」を勧められ、帰る。死ぬほどアップダウンがきついが、景色は素晴らしい。本当に晴れていれば、、というところ。
夕食はインドカレーナマステというところに。ナマステセットが神だった。

好きなカレー2種、チーズナン、サラダ、タンドリーチキンのセットで1600円ほど

そのあと帰りの夜行バスの時間を待ってスーパー銭湯に行き、輪行して帰宅。
6:30に札幌着、7時に帰宅、朝食、仮眠、でまた午前中から日常に戻る。

総括

楽しかった、に尽きる。こんな場ではあるが誘ってもらえる仲間がいること、に本当に感謝したい。

もうちょい総括らしく。
かかった費用は基本的に宿代(1泊6-7千円くらい)と食事代、帰りのバス代のみでトータル3万くらいあれば事足りる。
宿もテント泊にすれば飛ばせるので、かなりオトクな旅行と言える。
また今回は2泊3日だったが稚内に行くだけなら1泊2日でも全然余裕ありそう、まあ基本的に毎日運動している自分たちだから、なのかもしれないが。宗谷岬ー稚内間往復まで考慮するとかなりきつい、といったところ。
アップダウンは天塩くらいまではかなり気になるがそれ以降は問題なし、今回は風にも恵まれ、特に気にならなかったが、向かい風だとどうしようもなくきついだろうとは思う。
ギアについて、今回は3人ともクロスバイク。ロードだともっと楽なのかもしれない、がいかんせん値が高い、クロスでも全然気にならない。はじめに書いたように自分は親に新品を買ってもらったもの(確か5万弱だった)だが先輩は中古で2万前後で購入、そこから自分でギアを付け足して修理しているよう。心許なさはあるが愛着が湧くとか。クロスバイク程度なら学生に届かないものでもなさそうなのでオススメ。まあ中古で購入するにしろ、かかっているお金はトータルすればあまり変わらなさそう。(自分も修理はちょいちょいしているが)

以上。北海道は広い、楽しみ方も無限だと、改めて感じた。

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