ハワイでの入国審査①

シドニーからホノルルまでの9時間半のフライトは、睡眠薬がうまく働いてくれたおかげで1時間程度のものに感じた。
格安航空の長距離飛行で疲れないのはなんとも幸運なことだ。

ホノルルの空港ではもたもたしていると入国審査渋滞にはまってしまう。
私は以前友だちとハワイに行った時に2時間も待たされた。

機内では眠り続けていたため、一度もトイレに行かなかった。
先送りにしたかったが、急いでトイレに行き、小走りに入国審査に向かう。

私の努力の甲斐あって、10分程度待つだけで入国審査を受けれることとなった。
世界一周の旅、順調にスタートを切ったように感じた瞬間だった。

にこにこと笑顔で対応してくれる入国審査官から、「君はあっちの部屋に行って、少し待ってて。携帯はいじったらだめだよ」と告げられる。

噂の別室とやらか‥。パスポートは返してくれなかった。

トランプ政権になってからの、アメリカ入国が厳しくなったことによる洗礼を受けることとなった。

アメリカの入国審査で別室に呼ばれた知り合いは皆、1時間〜2時間尋問を受けたと聞く。
トイレに行っていて、本当によかった。

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