見出し画像

GW中に読む本

宣言もかねて、GW中に読もうと思っている本をまとめました。短くでもがんばって書評とかもかけたらいいな。

とくにビジネス書っぽくないものを集めました。裏で仕事用の本もめちゃ読まないといけないんだが、、それはまた機会があったらかきます。

村上春樹をまったくふれてこなかった人生だった。フィクションはちょっと苦手な印象があったので、まずエッセイから。半分くらいまでもう読んだけどすごくよい。

村上春樹にとって走ることがどれだけ創作や仕事において活きているのかを実感値を持って書かれている。僕も走ってようとおもったし、とりあえず瞑想からはじめた。


前に途中までになっちゃっていた本。ぼくらは実は「見る」という行為をちゃんとできていなかったんだなと思い知らされる。見ることはすなわち認識することとほぼ同義で、正しく認識するためには、正しく見ることがひつよう。

上の村上春樹のマラソンの話もそうだけど、ものづくりをする上では、こうした目盛りの細かさがつくるもののクオリティに高い割合で直結するので、こうした解像度なるものはもっともっと、いくらでも高めていきたい。


競争するのは馬鹿のやることだ、はピーター・ティールの言葉で、じゃあどうすれば競争しなくてすむのさ、ということについて考えるにあたって読まなくてはいけない。

ただ、思うのは競争はバカのすることだが、競争で勝つ自力はある程度つけておかないと、ひたすら逃げ続ける羽目になるし、競争から逃げたあとに競争に巻き込まれないために頭をひねらなくてはならない。

👇MOATという概念は知らなかったです、おもしろい!



鷲田さんの文章は僕には難しすぎて全部おそらく読めないので、いまのところ後半の社会に対する部分を楽しくよんでいる。社会という言葉をふわっとぼくは使っていたけれど、社会にも段階があるという視点は新鮮だったし盲点だった。

何気なくつかっている言葉の定義から疑いだしたり、厳密に考えてみたりすると、いままでにぽろぽろと見落としてきた概念がいくつもみつかってくる。これが読書の楽しい体験だよね。他人の思考を着るイメージ。


朝井リョウさん大好きなんですけど、その最新巻。スターもすでに読んだけど、この正欲のほうが気になっている。タイトルから邪推すると、正しくあろうとする欲求の略なのかと思うが、果たして。

10年近く前に、K-HOLEがマス・インディーという概念を提唱したけれど、いわゆる「それにのっかっておけばいい」というアーキタイプがなくなっちゃった私達はみんな自分らしさとか多様性の中で個々の輝きを求められる。それもそれでつらいししんどい世の中だなと思ったりするんだけど、もしそういう本だったとしたらドンピシャすぎる。超楽しみ。


という感じのGWを過ごそうと思います。ではでは。

この記事が参加している募集

読書感想文

頂いたお金は書籍購入に充てて、発見をnoteに記録します。