6年ぶりくらいに2泊3日で帰省した。結果、とんでもなくホームシックだ。この私が！！！！今までホームシックなんてなったことなかったのに。寂しくて恋しくて、夫に「畑つくって！」とか「海をここに持ってきて！」とか、かぐや姫もビックリなお願いごとばかりしている。
多分「もう私はすぐにサクッと地元には帰れない」ってことがわかっちゃったんだろうな。この6年、妊娠だコロナだ多忙だで全く帰れなかった。帰る気にもなれなかった。「よし！」って気合いを入れないと動けなかった。子供を連れて数時間の移動は計画が重要だ。今までのような「あ〜明日あたり帰っちゃおうカナ〜♡」みたいな気軽さで新幹線のデッキに飛び乗るなんてことはできなくなった。移動の面だけじゃない。飲み歩いたり友達の家を渡り歩くなんて事もできないから、宿だって事前におさえないばなんない(方言)
どんなに距離があっても行こうと思えば行けるっていうのがわかってたから今までは寂しくも恋しくもならなかったんだろうな。行こうと思っても行けないのがわかっちゃったから、寂しくて恋しい。辛い。
婆ちゃんも母ちゃんも知らない間に全頭白髪になってた。私からしたら玉手箱状態。次もまた玉手箱現象が起きるんだろうな。やだなー怖いなー怖いなー。なんなら爺ちゃんには下手したらもう会えないかもしれない。
でもこの気持ちもきっとあと数日したら消えるはず。だから辛いのは今だけだ。月日がたてばこんな気持ちもどんどん忘れていく。帰りたいって気持ちもなくなっていく。記憶力が雑魚でよかった。