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法クラ向けSpotify Playlist

このnote は、法務系Advent Calendar2023のエントリーとなります。マギー住職 からバトンをもらって投稿しています。前にもバトンをもらったような?

はじめに

タイトルからお分かりいただけるように、圧倒的にハードルを下げていきますので、エンタメとして楽しんで頂ければ嬉しいです。
法務界隈には、音楽好きの方が多く、山城先生やひろざる先生は、プレイリストを定期的に公開されています。さらには、先日はこんなイベントも。(遊びに行かせて頂きましたが、とても楽しいイベントでした)
私自身の音楽好き、フェス好きのはしくれとして、クリスマスシーズンにプレイリストを公開したりしていたのですが、法クラの、法クラによる、法クラのための、ふざけたプレイリストがあっても良いかなと思い、このタイミングでまとめてみました。先に挙げた皆様のようにおしゃれだったり、仕事が捗るような性質のListでは全く無いですが、お楽しみください(笑)

法クラ向けSpotify Playlist

NDA:ビリー・アイリッシュ

みんな大好きビリーアイリッシュ・みんな大好きNDA ということで、まず1曲目は、企業法務屋さんは、NDAに始まり、NDAに終わるとと言っても過言では無いNDA=秘密保持契約書を題材にした、「NDA」です。
BadGuyの圧倒的なヒット以降、歌詞にもある通り、フォーブスに取り上げるられるほどに大きくなってしまった自分の存在への戸惑いを、気怠いけど、美しいトラックに乗せた名曲です。

Compliance:ミューズ

サマーソニックを初めとする、多くの日本のROCK FESに出演し、日本のファンも多いMUSEからの1曲。イントロから繰り返される壮大なシンセサイザーに一気に気持ちを掴まれる個人的にも大好きなこの曲。内容としては、MUSEらしい現代社会を批判する強いメッセージ性のあるもの。
一方で、ひたすら、無機質に「Compliance」と叫ぶ歌詞は、ただ、法令順守を訴える形骸化したコンプライアンス研修を批判しているようにすら聞こえるから、不思議です。身が引き締まります。

I Fought the Law:ザ・クラッシュ

説明不要のパンクバンドであるクラッシュの代表曲「I Fought the Law」実は、カバー曲で、原曲は、アメリカの「ザ・クリケッツ」のものですが、すみません、原曲バージョンは聞いたことがありません。日本ではCM楽曲で使われて、有名になった曲かなと思います。某社この時期、結構、攻めた楽曲を使っていた印象です。
歌詞としては、「I fought the law and’a the law won」「俺は法律と戦ったけど、勝ったのは法律だ」。まさに、法解釈を争う、法クラの応援ソング(違)。条文と睨めっこするときのBGMにぜひ(笑)

Our Lawyer Made Us Change The Name Of This Song SoWe Wouldn't Get Sued:フォールアウトボーイ

サマーソニック常連の印象の強いフォールアウトボーイ。今年のサマーソニックにも出演していました。パンクメロコア勢がなかなか勢いを失いつつある昨今。変わらず、この分野を突き進んでいる姿勢がまさにパンクでかっこいいです。さて、楽曲名が、まあ、なんかあったの?FOB(笑)。歌詞自体には全くこの話は触れられていないので、ほんとに、リリース土壇場でタイトル変える羽目になったとかなんですかね。誰か教えてください(笑)

墾田永年私財法:レキシ&田ンボマスター(レキシネーム)

外国の楽曲が続いたところで、和の楽曲。大好きレキシです。743年に発せられた「自分で耕した土地は、ずっと自分のものにできる」という法律。今回のリストでは、唯一、法律名がそのまま楽曲になっています(もう存在しない法律だけど)。ふざけた曲名ですが、壮大な愛を感じるバラードのようで、本当に土地のことしか歌ってないというやっぱりただのふざけた楽曲なのかもしれませんw 聞いたことない方は、ぜひ!!(レキシは、他にも、「憲法セブンティーン」という法クラ楽曲があります!)

会社員:SAKEROCK

インスト楽曲。法クラかそうでないかを測るメルクマークとしてのキーワードの一つだったりするのが「会社員」。
「社員は、株式がーーー」、「従業員は?、・・・それをいうなら、労働基準法第9条上の「労働者」を指してーーーー」と、まあ、定義を重んじる法クラにとっては、気になって夜も眠れない「会社員」という名前の楽曲。ぜひ、お聞きください(笑)
演奏しているのは、SAKEROCKですが、このバンド、今やビッグアーティストになった「星野源」さんが在籍していたバンド。歌物をやらないインストバンドでしたが、当時からメロディはキャッチーで、歌っているようなメロディラインの楽曲ばかりです。

契約書破れそう!ピンチ!:H ZETT M

こちらも、インスト楽曲。東京事変やペズなどで有名なバカテク天才ピアニストが、アニメ用に書いた楽曲。誰もが一度は、やらかしたことのある(?)契約書破いちゃった時の曲ということで、そんな場面に出くわしたら、この楽曲を聴いて心を落ち着けましょう。きっと、もっとざわざわします。 なお、私は、若い頃にコーヒーをこぼして、結構な数の契約書を汚して、事業部に謝罪行脚したことがあります。。。。。

合法的トビカタノススメ:CreepyNuts

法律業界にいると、なぜこの人がこんなことを・・・・とか、そんなことをする人には見えなかった・・・・・という話をよく聞きます。いろんな背景事情があるのでしょうが、一時の快楽や誘惑に心が揺れてしまうことがあるのかもしれないですね。そんな人たちに向けて、合法的トビカタ、ススメたいですね。

罪と罰:椎名林檎

企業法務をやっているとなかなか出会わない刑事事件。そもそも、私自身は、学生時代に法学部なのに刑法やらずに卒業できちゃったいいかげん法学部生だったわけで、そんな人間が長年企業で法務をやっているなんて人生何が起こるかわからないもんです。
楽曲自体は、椎名林檎さんが、まさに、ヒットチャートを席巻し始めた頃の楽曲。車を日本刀で真っ二つにするMV(ジャケットだっけ?)は、とても印象に残っています。個人的には、ギブス派でしたけど(笑) なお、ギターは、ブランキージェットシティの浅井さんが、林檎さんの熱烈オファーにより弾いています。かっこいい。

ANSWER FOR :BRAHMAN

ここから、少し知財ネタを。BRAHMANといえば、自分が中学・高校生だった時には、Hi-STANDARDをはじめとするメロコア・パンクブームの先端をいく存在で、本当に毎日聴いていた記憶です。この楽曲は、そんな青春時代を彩る初期の名曲です。
しかし、BRAHMANの初期のアルバムの原盤については、その権利の帰属について、訴訟で争われており、今、多くのサブスクに入っている、ETERNAL RECURRENCEというアルバムのは、初期の原盤に収録されていた楽曲を再録したものとなっています。この辺りの経緯は、アーティスト本人が語っているものがありますので。こちらをどうぞ!(著作権の判例解説といえば、駒沢公園行政書士事務所日記ですので、こちらで判例の概要を掴みつつ、ブログ内から該当記事リンクがありますので、ご興味ある方は、ぜひ、そちらからご覧ください)
自分の大好きなバンドの名前が、法律の勉強をしたいたら出てくる!!知財を勉強していて、本当に良かったなと思ったものでした。

ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョウ:越後吹雪

著作権を勉強している人で、この名前を知らない人はいないと言っても過言ではないほど有名な、「ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー」です。この楽曲は、他の楽曲の著作権を侵害しているとして、最高裁まで争われ、いわゆる偶然の一致では、複製権は侵害せず、依拠が必要である旨、判示された、重要な判決として有名です。しかし、その楽曲を聴いたことがある人は少ないのではないでしょうか。ザ歌謡曲という曲調ですが、今の時代に改めて聞くと新鮮です。

ジターバグ:ELLEGARDEN

一度、解散したものの復活を遂げ、今夏、マリンスタジアアムでアルバムツアーのラストを飾ったELLEGARDENの初期の楽曲から、ジターバグを。まあ、なんというか、元気もらえる楽曲なんですよ、ほんとに。
さて、ELLEGARDENと表記されているバンド・ツアーTシャツ・音楽CDが、ファッション雑誌「ELLE」の商標・表示との関係で不正競争防止法違反であると判示された事件があります。判断内容は、地裁から、知財高裁で大きく変わっており、現物を見るとなかなか学びが深いのですが、現在は、裁判所HPのものは見れなくなっているようです。

COOKIE:尾崎豊

法クラ版 新語・流行語大賞があったとしたら、2023年は、やっぱり「クッキー」ではないでしょうか。いわゆる外部送信規律対応に奔走した法クラのみなさん、本当にお疲れ様でした。。。。
楽曲はというと、尾崎豊のこれは、食べる方のクッキー。年末は、クッキー食べながらゆっくりしたいものです。。

プライバシーポリシー:yumegiwa last girl

実は、この楽曲もバンドも全く知らなかったのですが、興味本意で、Spotifyを検索してみたらヒット(笑) ベースが全面に出てくるスラップバキバキの疾走感のある、私好みの楽曲で、周辺情報何も知らずに、ヘビロテしています。

Can You Keep A Secret?:宇多田ヒカル
女神のKISS:PES

ここは、二曲続けて。 この数年法律ドラマ盛んですよね。ロースクールを舞台にしたものや、知財部・弁理士を取り扱ったもの、ついには(見てないんでごめんなさいですが)執行官まで。 海外ドラマでは割りとよく見る法律ドラマも、まさか、日本でここまで多く見かけることになるとは、時代は変わったなあと思います。
アメリカのような訴訟社会では、法律ドラマが多くなるのもわかりますが、この様子を見ると日本でも、少しは法律というものが身近になってきたのかなと思います。
昨今、法律ドラマが増えてきたと言っても、私にとっては、この2曲が主題歌となっていた、「HERO」「リーガルハイ」が強く心に残っています。このドラマをみて法律に興味をもったという人は多いんじゃないかなと思います。実際、このドラマをきっかけに弁護士を志したという弁護士の友人が数人います(笑)
楽曲の話ですが、女神のKISSは、(残念ながら脱退してしまった)元リップスライムのPESさんの、ソロメジャーデビューシングル(のはず)。これをきくとリップの屋台骨は、PESだったのかなと思うくらいの、メロウかつ心地よいラップの楽曲です。むしろ、リップの曲より好きかもしれない。ヒッキーの方は、もう、名曲すぎて語ることなしってところですが、最近のLIVEの雰囲気とかを見ると、もう、この頃の楽曲はLIVEでやってくいないのかなあと少しさびしい気持ちです。

だいたいOKです:打首獄門同好会

質問されて、大体OKですって、答えたいときありませんか?僕はありま
法クラたるもの、根拠を持って回答しましょう。。

お後がよろしいようで。。。。。

長々と、お付き合いいただきありがとうございました。久しぶりの参加のアドベントカレンダーこれでいいのかと思わなくもないですが、ハードルをがっつり下がることで貢献したということにしたいと思います。

次は、きっと、今年最も活躍された弁護士のお一人だと思う、世古さんです〜!!


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