自分が何者であるか

今日見たドラマがすばらしかった。ぼくはそれだけで人生が豊かになれる単純な生き物だ。
ドラマを見て、自分がどう人生を歩んできたのか、少し考えるキッカケになった。
わたしは子どもの頃からワガママな人間だった。いや正確に言うと、幼少期を過ごした田舎から幼稚園に入る歳になって都会に出てきた頃にワガママな人間になった気がする。
自分の意見を曲げられなくて、喧嘩したり、ふてくされたり、いつも意見を押し通してきた。それが自分が心地良く生きる手段だった。
自分は凡人で、そんな凡人が信じられないほどに、人との出会いは恵まれてきた。人に会った絶対数もそれなりには多いから、恵まれるのも当然なのかもしれない。
凡人も長く背伸びして生きてると感覚が麻痺してくることがある。自分を豊かにしてくれた人たちはいつも変人だったり、マイノリティだったりしたので、そんな少数派の居場所をつくりたいなーと凡人にも関わらず思ってしまうのだ。
多様性とはなにか?いつも考える。その副作用が怒りだったり、悲しみだったり、負の感情として返ってくることがある。
自分は凡人なんだから、少数派の居場所をつくらなくたって平和に生きられるのに、やっぱり恩返しがしたいのです。自分の居場所をつくってくれた人たちに。
小さく実験して積み重ねていくことだけが、ホンモノをつくる唯一無二の手段と信じているので、コツコツ、コツコツと行動を積み重ねていけるように、春に向けて準備しようと思います。
それではしばしの冬眠期間に入ります。おやすみなさいませ。