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浮気はむしろしてほしい | へんてこな98年生まれ 【vol.1】 写心家 後編

このシリーズは1998年生まれの私が、同じ1998年生まれの面白い人をひとを紹介していきます。

この記事は、記念すべき一人目のゲスト
写心家のGoyaさんの後編です。
初回から前後編が生まれちゃうって先が思いやられますね。
面白いからたくさん書きたくなっちゃうのよ……。

前編「明日死んでもいいと思ってるから攻めれるんだよね」を
まだ読んでいない方のために、もう一度Goyaさんをご紹介。

職業、写心家。
福岡に拠点を置き、ハイエースを走らせ日本一周をする。
作品は主に風景写真が多く、
写真をはじめた高校生の頃から23歳になる現在まで欠かさず自身の作品をInstagramに投稿している。
他にもYoutubeで旅の様子を配信したり、noteで自身の脳内を言語化している。


ハイエースに登ってるGoyaさん

前編ではGoyaさんのへんてこポイント
食費も家もないのに誰よりも幸せそう
②雷を撮影中、「雷に打たれて死ねたら本望だ」発言

をご紹介しました。
今回は最後のひとつ。
③恋愛観について「浮気はむしろしてほしい」発言

いやあ。意味わからないですよね。

みなさんは浮気についてどう思いますか?
私は「ダメ!ゼッタイ!」派で
もし恋人が浮気したと知ったらその時点で関係を終了させると思います。
自分がしてしまったとしても、責任を持って別れを告げると思います。

Goyaさんはなんで浮気OK、寧ろしてほしいとまで言えるんでしょう。
今回もGoyaさんの撮影した写真と一緒に、彼の思考を旅してみましょう。


大阪の夜景

初音(これ私ね):
なんで??ほんとになんで??浮気してほしいってどういうこと??

Goya:
してほしいっていうか、
恋人が浮気して自分のところに帰ってきたときに
「トーナメント勝ち抜いた!俺最強ー!!!」ってなると思うから、楽しいじゃん?

初音:
^ ^?

Goya:
俺より面白いことしてる人はいないと思うし
いろんな人を見てきた上で、この人が一番合うと思って付き合った相手だから帰ってきてくれるだろうっても思う。

初音:
・・・なんと。自分に自信がないと言えないことだ。
そうだ。ごめんごめん、大事な認識のすり合わせができてなかった。
えっとー。どこからが浮気?
すごいありがちな質問してしまったけど。笑

Goya:
うーん。
それでいうと、トーナメントに参加したらじゃない?

初音:
うまいこと言うね。
トーナメントに参加したかどうかの判断基準は、恋人の感情次第?
Goyaさんじゃない誰かを落とそうと思って行動(=トーナメントに参加)するかどうかってことになるのかな。

Goya:
「この人、今の恋人よりいい人かも。知りたい」
って思ったタイミングかな。自分も相手もそうだと思う。
落とそうってよりも、知りたいって思う気持ちかな。

初音:
じゃあその気持ちがなければ、恋人が誰か別の人と手を繋いだりしてもいい?

Goya:
それも知ろうとする手段のうちの一つだと思ってる。
手の大きさとか、組み方とか、感触とか、近くにいいるときの感覚とか。知りたいって思ってする行為なのかなって。

初音:
なるほどねえ、
私も別の誰かと手は繋いでほしくないなって思ってたけど、なんかその理由が分かった気がする。


山梨で撮影した桜と富士山

Goya:
そうだね、だけど冒頭言った通りそれを悪だと思ってないんだよね。
そこがミソ。(てへ)いろんな人を見てきてほしい。

初音:
ひええ。
まあ確かに、他の選択肢を知らない上での一番って
そんなに価値は高くないもんね。
だとしても、やっぱり浮気OKとは言えないなあ……。
だめだ。Goyaさんと話してたらなんか私がすごくヤキモチ焼きみたいでやだな。相対的に見ると、心狭いみたいじゃん!笑

Goya:
俺が自信過剰なのかな?笑
他を知らないとトーナメントにならないからね。

初音:
トーナメントはお互いになのかな。
お互いにいろんな人を見ようね。その上でより良い人と一緒にいようね。
って発想なのかなって思うんだけど、Goyaさんも浮気するの?

Goya:
いや俺はできないな。
そんなに器用じゃないし浮気するために使うお金もない。

初音:
じゃあじゃあ、「もっと良い人見つけちゃった。ごめんね。バイバイ」
って別れを告げられたらどうするの?
また振り向かせられるように頑張るの?

Goya:
うーん。
これまで頑張ってなかったなら、もっと頑張ってもいいのかもしれないけど。
もう一度振り向かせられるように頑張ろうと思えない相手の時点で
自分の気持ちも、二人の相性も、その程度だったのかもしれないし。
何も頑張ってない、自然体で好きって言ってくれるひとじゃないかもしれない。
こんなにも最高な人が居て、その最高な人は俺とは相性合わないって事は
俺と相性の合う、もっと最高な人がいるのか!!
ってワクワクした気持ちになればいいんじゃないかな。

初音:
すっごいなあ……私には無理かもなあ……
きっと落ち込んでしまうよ。


福岡県の森林


初音:
ただ、私は人生で出会う異性の中で、その時いちばん最高な人と付き合うようにしてる。から、言いたいこと少し分かるかも。
付き合うようにしてるっていうか、好きになる。
自分には無理だって決め付けずに、好きになって、相手にも好きになってもらえるように頑張る。
そしたらその恋が実っても実らなくても、振り返ると少なくとも自分は成長してるから。

恋愛や結婚は妥協だって意見をよく聞くけど私は反対だと思ってて
その時点でお互いの成長を止めてしまうから
つまんないと思うの。

Goya:
それがトーナメントじゃない?

初音:
あれ。そうなのか?
そっか。じゃあ私は常に選ぶ側に回ろうと頑張ってるのか。

Goya:
そう。

初音:
でもGoyaさんは勝ち上がろうとしてるよね。私と何が違うんだろ。

Goya:
自信じゃない?

初音:
確かに・・・・・・・・・・・(バタッ)

Goya:
絶対そこだよね〜〜〜

初音:
自信があればトーナメントに参加できるのか?
いやでも、他にいい感じの女の子がいても、自分のこと好きになってもらえるように、告白してもらえるように頑張ってる。
ってことは私もトーナメント参加してるのか。告白するかされるかの違いか。

Goya:
うん。結局トーナメント。人生トーナメント。

初音:
なんかまとめられちゃった。
もしGoyaさんがトーナメントで他の人に負けたら「自分より上の人がいた」ってなるの?

Goya:
なるよ。でも、初音さんもこの前のnote「運命の人ならきっと、どうしようもなく惹かれ合う」でも書いてたけど
その人の方が好きな人のことを幸せにしてあげられるんだったら
渡さなきゃじゃない?
そこで、そうじゃない自分が、自分のエゴで引き止めて最高に幸せにできるのかって話じゃない?

初音:
そうだね。悲しいけど、そうなんだよね。

Goya:
対戦相手より幸せにできる自信があるなら、引き止めればいいというか、
自分の元に帰って来させる努力をするしかない。

初音:
好きな人の幸せを一番に考えるとそうだね。
芯が強いね。

阿蘇に広がる大草原を撮影中、新米のシダが緑々しく生え始めていた



初音:
Goyaさんのその強さや自信はどこからきているの?
育てられた環境?日々の行動?

Goya:
どっちもだけど、きっと育てられた環境が先行してると思う。

初音:
「為せば成る為さねば成らぬ何事も」だっけ。Goyaさんの大切にしている言葉。

Goya:
あと少しある!
為せば成る為さねば成らぬ何事も 為さぬは人の為さぬなりけり」だね。
これが親の座右の銘で。
常に「為せば成る!」って言われてきた。
だから、とりあえずやってみようって思えたのかも。

初音:
どんなことでも強い意志を持ってやれば、必ず結果がでる。
そういう風に我が子に言える親御さん、素敵だね。

Goya:
ありがたいことだよね。ずっと応援してくれてる。
そこから、とりあえずやってみることで得た成功体験を増やして、
とりあえずやってみればどうにかなるんだって分かって、
それで次々チャレンジできてる。本当に感謝だね。

初音:
うん。素敵。
やっぱり自分の子どもには苦労させたくないから、安定した道を選びなさいって言ってしまいがちなのが親心だと思うし。
でもそうじゃなくて、自分の信じた道を進みなさいって背中を押してくれる存在は本当に大切だと思う。
この記事、子育てに悩んでる人や教育に携わってる方にも読んでもらえるといいな。

Goya:
自分に子どもができたとしたら、ずっと言ってると思う。
子どもに言うと同時に、自分に対しても。


長岡花火



さて。一人目のゲストGoyaさんの人生、思考、行動、
へんてこじゃないですか?
彼の人生に少し触れただけですが、私はたくさんの刺激をもらいました。

やればできる。とりあえずやってみる。
とにかく動いてから考えるGoyaさんの言葉に勇気をもらいました。
今、色々と考えすぎて動けていない人もいるかもしれません。
そんな人がこのnoteを読んで一歩でも前に進めるといいな。


Goyaさん、ご協力ありがとうございました!


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私はInstagramでお茶と言葉とお部屋を投稿しています。

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Goyaさんが撮り続けられますように。私が書き続けられますように。

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