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スピンオフ!江古田六畳日誌Vol.17   ズームイン我が家!

家の前が工事につき…

家の前で大掛かりな工事が入った。本当に通れない。
通るなら「ここ」と示されたのは、壁と電信柱のスキマ30cm。

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測りました!

実測第一!だからこその「江古田観測日誌」のハズが…!!
その江古田への道を阻まれたので、これはお告げと思いSTAY HOME.
そうなると、この六畳の小宇宙(とか言いがちね)から報告するしかない。
もはや原題「江古田観測日誌」無視、なんかどっかで聞いたような気もするけど…ま、いっか!(この家も江古田だしな!)

こじつけ報告1 

さて冒頭の紳士は、デザイナーのドリス・ヴァン・ノッテンです。見逃していたのでこの機会に借りてみました。

彼がどんなデザイナーであるかは、この予告そして本編に譲ります。何度も一時停止して彼の言葉と映像をかみしめ、高い美意識にしびれました。
でも横道にそれがちな私の意識がとらえたのは、この場面

「1年間仕事を休んでみたい」(冒頭)

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1シーズンだけでもいい
想像しただけでー

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ワクワクする

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でも不可能だ

1年間仕事を休んでみたい
1シーズンだけでもいい
想像しただけでー
ワクワクする
でも不可能だ  
映画「ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男」より

この映画の製作は2016年。それから4年の2020年。

不可能でもなかったんでは…!?

ンんんん?これってもしかして今こそ休みなんじゃないの?1シーズンは休めたんでは??…って気になって調べてたら2020年6月のパリメンズコレクションは中止になったと。
ほかのコレクションもあるからしわ寄せもあると思うし、今後どうなるかも分からないけど「1シーズン休めたんだろうか」と、映画を見ながらあらぬ方向にそれてしまった…。

こじつけ報告2 

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この流れでご紹介したい「六畳間からコンニチハ!」その2
本棚を眺めていたら、唯一実家から持ってきていた古い『Olive』(伝説の雑誌)の1995年号が出てきた。壁新聞(ガシガシ6月号 90年代特集)を作るのに使ったやつだ。パラパラ読んでみた。すると…

もしも10万円あったら…私たちの夢、大公開!

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今時期、10万円…といったらアレ!しかないですよね?それを四半世紀前にティーン達に問うているわけですよ!『Olive』が!!
そんな彼女達も今は40代前半…。果たしてこの記事を覚えているのでしょうか?いまごろ、どんなことを思って暮らしているのでしょうか??

そして、伝説の雑誌だけあって、25年前のティーンの発言にタジタジ。舌を巻く博識っぷり。いやあ。25年経っても追いつけなかったよOlive…
いくつか抜粋。

■そんな時代もあったね…編

・パソコンが欲しい。インターネットに興味があるので
・CDを買いまくる
・カシミヤのアンサンブルニット

ネットは全然メジャーでなく、10万円じゃCDアルバム40枚ポッキリだし、カシミヤがユニクロで手に入らなかった1995年。

■知らないことだらけ編

・100g1万6千円する「マリアージュ・フレール」のお茶
・インディーズバンド「NG THREE」のライブを見に東京まで追っかけ

オラ、知らねえ…マニアックなOlive少女魂。

■この頃のOliveの憧れ♡編

・TSUMORI CHISATO/ZUCCa/トランスコンチネンツ/今井美樹/VIVA YOU/資生堂「オプチューン」のパック

このへん2票以上挙がってましたね~。そうそう…持ってたー。憧れたわー。

■奥 光子大賞

・もらったものなら、好きな人達に日頃のお返しをしてあげたい。
清瀬市 ゆかりさん 18歳(当時)

ゆかりさん、オメデトウゴザイマス!清瀬?…もしや西武線でニアミスやも?大賞のゆかりさんには、どこかですれ違った際には賞品を!!

フレームアウトの現実

さてそろそろお別れのお時間です…。
ここまでドリス・ヴァン・ノッテンの美意識とか『Olive』とかオシャレテーマで語ってきたのですが、現実はフレームアウト…その先です!

冒頭の写真…その先 ↓

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引越してジャスト11か月の我が家~六畳間。
…1年休んで、片づけてわたし!

あああ、自虐でも露悪でもないそんな書き方の世界の彼方へ!
これほんっと最近のテーマだかんなッ!!

*おまけ 今年3月に1号限りで復刊したOlive*



表:書いたもので「恥ずかしさの先頭に立つ!」 裏:読んだあとに「なんとはなしにおしゃべりしたりお散歩したくなるような…」そんな”かの地”まで帆走おねがいします。