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『チョコレート戦争』をめぐる旅


松本へ

”喫茶店に行くためだけに電車に乗って旅に出てしまう”

お茶する時間そのもの…
一日の中での"立ち位置"(食事じゃない・なくてもいい)・空間ひっくるめて
”そういうものにわたしはなりたい”とおもう。
お茶(まわり)について古今東西、様々な人が語っていてその文章がまた素敵だったりして憧れる。
『暮しの手帖』的なムードというか…
(いつか奥光子名義で書いてみたいものだ)

自分にとっての喫茶店―それは小さな旅。
「小さな旅」その”サイズ感”にふさわしい切符、
青春18きっぷを使って各駅停車日帰り旅へ。

山の日🏔は北アルプスを眺めながら
松本の『まるも』に行っきた(ノープラン)。
20年来行ってみたかった店。

たぶん喫茶店の精がいた?のか
ヒント・インスピレーションをたくさんもらった。
ありがとうございます☕

『チョコレート戦争』のエクレア

その『まるも』で流れるクラッシックを聴きながら
記憶の奥底からフト思い出した💡
「あ!『チョコレート戦争』のヒントになった店って松本じゃなかったっけ?」
ただし、携帯で調べるには充電があぶないのでやめた。

『チョコレート戦争』は私が愛する児童文学。
確か小学三年生の時に初めて読んだ。
舞台となる洋菓子店”金泉堂”のお菓子が食べてみたくて
しょうがなかった(とくに主人公明が食べるエクレールよ!)

コロナ禍に思い出して図書館で借りて再読しても、その思い変わらず。
北田卓史さん(表紙裏の署名がTAXI=タクシになってる!しゃれてる)の挿絵がかわいくてコピーして便箋さえ作ってしまった…
それほどの熱の入れよう。

確かその時(つまりだいぶ大人になった2・3年前)
ネットでいろいろ調べてみたんだ。
あの・・”金泉堂”ってモデルがあるのかしら???”
ただ、そのあと記憶は彼方へと消えたまま…

松本は雑貨の町である

さて、ここで少し横道にそれて、この日松本で見た中からいくつか。

町中の『民芸家具ショールーム』は入店したとたん
「はぅっ!」
ショールーム”ですらかくのごとし、いわんや松本民芸館をや。
(行けてない)

『まるや』の帰り際レジ脇にあった雑誌で目にした
『REVONTULI』(ヴィンテージの雑貨屋さん)が奇跡的に開いており
さっきまで念頭になかったのに急遽かけつけたら
ワッぉーン!」
頭がビリビリくる忘れかけていた雑貨熱
(元雑貨店員です)。

おなじく『まるや』にあった手書きの『松本マップ』掲載の
地元スーパー『TSURUYA』が気になること気になること…。
(スーパーって雑貨店ですよね?)
しかし、じ、じかん足りない!
※この時点で松本城も見てない…

結論(仮)

松本はすべて雑貨の中である…        ?!

          (原典:島崎藤村”木曽路はすべて山の中である”拝借)

帰りの電車(5時間強)の中で、再び松本に行くことを誓う。
しかも鉄は熱いうちに!いますぐに!?
一人身は身軽&勝手気ままな人生だよ。
(DAY2につづく…)


表:書いたもので「恥ずかしさの先頭に立つ!」 裏:読んだあとに「なんとはなしにおしゃべりしたりお散歩したくなるような…」そんな”かの地”まで帆走おねがいします。