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『チョコレート戦争』をめぐる旅3 ”松本のおみやげ”

松本から持ち帰ったもの

前回からの続き、番外編のみやげ話。
『チョコレート戦争』には全く関係ありません。あしからず。

1.地元スーパーTURUYAのりんごバター🍎

松本1回目『民芸茶房まるも』でみた
山本ひかるさんの『松本マップ
に載ってた『TRURUYA』行きたさに、
2回目は始発で松本入り。
(目的はTSURUYAオリジナル商品を見ること)

お惣菜コーナーに“地元民のソウルフード”と書いてあった山賊焼き(あえてググらずナゾにしておく)もあらがいがたいが、ここは持ち帰り安心な「りんごバター」に。
アイスクリームからカルビー共同開発のポテチまで。オリジナル商品の主力なのかな?と思わせるりんごバター推しの店内。

地元チェーンスーパー『TSURUYA』、
旅の合間に立ち寄るのたのしいですよ。

レシートには
”すぐれた信州・上州地元産商品を提案しています!!店長 せきや” の文字が…

2.『REVONTULI』ハートのピンブローチ

個人オーナーのお店の話を
こういうnoteに書いてよいのか迷うのですが(筆力・距離感)、
再訪の理由のひとつだったので”文字だけ”で書いてみます。

初日たまたまオープンしていることを知ってうかがった雑貨屋さん『REVONTULI』。
窓に飾られた「OPEN」の案内からときめきノックダウン。

ささやかで、
ポケットの奥の奥にあった
宝物・ビスケットのカケラみたいなものが
”いじらしい”顔してちゃぁんとお座りして待っている、
…そんなお店でした。

行きの電車のシートに
小さなジルコニアの黄色のビーズ(2㎜位)が落ちてて
キラキラ光っててかわいかったんだけど、
それに通じるものがありました。

ただ、たった2回行っただけのわたしが訳知り顔で
あーだこーだ言うのはさけたいところ…
どーすれば?

そこで個人的に感じたことー 私は”具体的な”人間だから詩情・感じ方を書くのが苦手だけど ーをなるべくそのまま綴ってみようと思います。

たとえば…

古い木製スタンプを 丸シールに押して使ったり、
横にながーーいスタンプは
そのまま横型封筒に割印したり、

店内に使われている壁紙を
小さな折り紙型にカットして
ショップカードにしてたり、
(紙の置き方・文字の配置)

ハートのピンバッジは
厚手のニットのそで口につけてもかわいい、
って説明だったり…

店主さん自らボタンをリメイクしたものだそうで
こちらをいただきました。
ささやかなあそびごころ(チャーミングってことですかね)を感じました。

"どうやって?"という
ものそのものの活かし方、英語のwithって感じかな?(”ともに”って意味もあるけど、with English ー 英語を使って ーみたいな用法も含めて)
しつらえられた場所に通されて
取っておきの席におすわりしているものたち。

そういった工夫や知恵。
店主さんの何かー ?? ーが惜しみなく注がれて、
そのまなざしを受けてものが息を吹き返し
とぼけた顔してHELLO!って居る感じにグッときました。

お店に舞っていたムードとか
ここに書いたことすべて、
いただいたものが、まとっている粒粒キラキラ
まぎれもなく旅のおみやげです。
ありがとうございます。

          ***
わたしは以前20年ほど雑貨の仕事をして辞めました。
今は書くことに楽しさを感じているけど
好きなものはひとつじゃなくっていいんだと思いました。

雑貨好きだったなと純粋に思い出させてもらったんです。
その前に”松本民芸ショールーム”など町中で見たものたちが
呼び水になっていたにしても、
このお店で”その想い極まれり”でした。

小さなころから380円くらいで買えるものを大事にしていて
雑貨ざっかりしている”のが、自分の考える尺度ものさしになっている。
そういうサイズ感でものを考えている。
そういう人が書く文章の持ち味もあるんじゃないかしら…。

こんなことを2回の松本訪問で感じたり思ったりしました。

偶然 や 強引 や 引寄せ や こじつけ や 妄想 や…
すべてをつないだ旅は…きっとラッキーでした。
「青春18きっぷ」の計りしれない可能性。

そして「後日談」にあとすこしだけ…つづく。

別の日『茨城県立図書館』の
今日返却棚で見つけた本。

旅したらその町の図書館も見ることを欠かしません。
おもしろくって楽しい休憩&給水スポット


表:書いたもので「恥ずかしさの先頭に立つ!」 裏:読んだあとに「なんとはなしにおしゃべりしたりお散歩したくなるような…」そんな”かの地”まで帆走おねがいします。