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[Puppeteer] 自動売買Bot「warlock」近況・その他

コロナ太りに怯える生活

最近、めっきり投稿頻度が落ちてしまって申し訳ないです。
別に体調を崩した(世間の状況から見て、そうなったら結構ヤバいです)わけではなく、5号機「戦車(chariot)」のための試行錯誤や、4号機「ウォーロック(warlock)」のチューンナップを地道に行いつつ、老化防止(?)の筋トレに励む日々です。
私の会社ではリモートワークが常態化しつつあり、通勤に使っていた”歩行”という行動が日常から失われてしまっているので、いつも気にして近所を散歩していますが、運動不足は否めません。

筋トレといっても還暦近いのでハードなものではなく、電子機器(ありていに言うと電気パルスで筋肉を強制的に運動させる奴)の補助も受けて半強制的にトレーニングしてます。
何事も「継続は力なり」とは言いますが、続けていれば本当に効果あるのですね。
コロナとは関係なくこの機器を購入していたのですが、在宅で仕事をするときにも装着していられるので意外と便利です。
他人からも「あれ?体型が変わった?」と言われます。
ちなみに食事制限はしてません。夫婦でお酒が好きなので、どっちかというとハードドリンカーな方だと思っています。
特定の機器の宣伝と勘違いされるといけないので機器名称は出しませんが、どんな運動でも継続しないと効果は無いのだと実感するこの頃です。(安いものは安いなりに壊れますがね。ハズレに当たると意外に凹みます)

Bot運用状況

あ、話がそれました。

Botたちについての情報は以下のDiscordグループに参加していただければ閲覧できます。時々リアル口座でのBot運用実況も公開しています。

評価いただきありがとうございます

以前Noteにて販売させていただきましたBitMEX版Bybit版のwarlockは数名の方に購入して頂き、その方々には好評を頂きました。
ありがとうございます。

試行錯誤で始めたBot開発もすでに2年以上経過し、当初のnode.js/javascriptを使った環境から、現在のPython環境に移行し、Python製のPuppeteerというBot実行環境をリリースして、現在に至ります。

Botを作りはじめて一年くらい経った頃に「マーケットメイク戦略」というものを耳にして、自分でも作ってみようと思いたち、現在の集大成である「warlock」をリリースしています。

それまで何度もゼロカットを食らった経験から、
「大勝ちしなくても良いから、負けない」
をモットーにして、Botを作ってきました。

そして、自分としてのマーケットメイクBotの最終形が「warlock」です。

マーケットメイクの弱点をカバーしつつ、トレンドフォローへの切り替え機能も持たせました。
そして、ほぼ放置しても安心な制御装置も組み込みました。
(もっとも”絶対安全”なんてことはありません。運用によっては当然ゼロカットを喰らいます)

トレード実績グラフ

下の2つのグラフは”ほぼ放置”運転しているBotの収支です。

スクリーンショット 2020-07-18 23.23.59

スクリーンショット 2020-07-18 20.50.28

運用期間はそれぞれちょっと違いますが、途中でちょこっと下がっている部分はすべてファンディング手数料とトレンドフォローに移行するときの成行売買手数料による徴収分です。
基本的にそれ以外の負けはありませんでした。

もちろん10BTCという大きな原資にも助けられましたけど、リスク回避機能に加えて、やばい時はちゃんと立ち止まって人間の指示を仰ぐようになっているため、「ここで待ちか」それとも「リミッタを上げて追従するか」を決めてBotに指示を出すことが出来ます。

上記とは逆に、ものすごく小さな原資でもやってみました。
以下は0.01BTCという小さい原資で始めたBotの運用グラフです。

スクリーンショット 2020-07-18 23.28.20

最初はレバレッジを多めにして動かしたのですが、精神的にきつかったのでレバレッジを下げて、心に余裕をもたせて運用しました。
(途中から、利益率がちょっと悪くなっているのがわかると思います)
それでも、Botの状況を見るのはDiscord通知を一日に2〜3回程度確認すれば良かったので、本業の仕事(一応、現役のシステムエンジニアです)には支障がありませんでした。

私のBot運用ルーティーン

私の最近の運用ルーティーンは

1)低めの証拠金レバレッジで運転させる
2)暴騰・暴落がなければ、そのまま放置
3)暴騰・暴落が発生し、Botの回避機能でも回避できない状況になり、”リミッタ”に引っかかってBotが待機運転している場合
  A)価格が戻ってきそうなチャネルラインだったら放置
  B)価格が戻ってきそうになく、レンジを突破していたら、リミッタを1段階上げて価格を追わせる(その際に、証拠金レバレッジは最初の2〜4倍にする)
4)ポジションを解消できたら、また1)に戻る
  ポジションが解消できないなら、また3)に戻る

のパターンでほぼOKでした。(あくまで私の運用例です)
warlockには複数個のリスク回避機能があるので、少々のアップダウンなら問題なく売買を継続してくれました。
最初の1)のレバレッジを低め(0.1とか)に設定していれば、まったく問題ありませんでした。

warlockの動作の仕組み上、資産が減るのは”ファンディング手数料の徴収”と”トレンドフォローの成行売買の手数料”だけなので、大きめの逆ポジションが長い時間放置されないようにコントロールします。(上記の3番目の操作)
そのため、最初から資産を圧迫するような設定は狙いません。
あくまでも「大勝ちしなくても負けない」に徹します。

多台数運用

最近はクラウドを利用することで、PC環境をいとも簡単に複数台用意することが容易になりました。
現在、私は複数台を運用していますが、本業もあるので頻繁にBotのチェックは出来ません。
放置できることが条件だったので、warlockを作りました。

アイディアだけは豊富

まだまだ色々と試したいことがたくさんあります。
残念なことにプロトタイプで良い成績を出せるものは、それほど多くはないですが(笑)
深層学習も勉強しているので、それが活かせないか?とか、
いろんなトリガを使って、売買シグナルを捕まえられなっか?とか、
夢だけは多いですね。

何か実装して欲しいものなどがありましたら、リクエストお願いいたします。

楽しいBotライフを!



ソフトウェア・エンジニアを40年以上やってます。 「Botを作りたいけど敷居が高い」と思われている方にも「わかる」「できる」を感じてもらえるように頑張ります。 よろしくお願い致します。