LINEをしたがる男 LINEをしたくない女

こんにちは。梅田王子です。
今日は、引き続きLINEについてお話をしようと思いますが、特に「なぜ男性は女性とLINEをしたがるのか」について考えてみようと思います。

私は女性と仲良くなるのにLINEはそれほど重要ではないと言う考えの持ち主ですが、他のYouTuberさんたちの意見を聞いていても「LINEで口説こうとするな!」という考えの方は、意外と多いようです。

LINEゲットだぜ!ついでにポケモンもゲットだぜ!

特に、男性はLINEで自滅する可能性の方が高く、LINEは女性と仲良くなるツールというか、ダメな男をふるいわけるためのフィルターとして機能している可能性の方が高いかもしれません。
LINEで減点されることはあっても、LINEが上手だからといって加点されることはないというのが、現実ではないのかとも思います。

では、なぜ男性はそこまでしてLINEにこだわるのでしょうか。嫌われるのを覚悟で言えば、女性とLINE交換をしているということにちょっとしたステータスを感じているというか、憧れがあるからではないでしょうか。

「JKとLINEしてます!」

こういうことを言う人いますね。そして、なんか得意げですね。
ピコンピコンとLINEの着信があるたびに人前でいちいち確認する人いますね。なんか、嫌味ですよね。

要は、LINEというのは男性にとってコミュ力の目に見える証というか、ある意味コレクション癖のような、
「LINEで連絡を取り合っている相手がいる」
という状態への憧れが根底にあると思って8割型間違いないのではないかとも考えられます。
コミュ力の見える化といってもいいかもしれません。

かたや「SNS疲れ」は女性の現代病

ところで、女性はどうなのでしょうか。
私の知る限り、LINEは苦手という人の方が、ここ数年で割合としては高くなっている気がしています。
「うざい 女同士」という検索キーワードでは、特に働く女性のコミュニケーション疲れは深刻の度を増しているように思えます。

その中で、筆頭に上がるのがSNS疲れです。
女性の場合、LINEのようなコミュニケーションツールは即返答が社会マナーという偏見・悪習もあるようで、むしろLINEやツイッター、インスタ(フェイスブック)のようなサービスは、「使わなければならない」といった義務感によるもの、しがらみの象徴のようなものになってしまっているようです。

一人暮らしを始めたら母がLINEでストーカーして来るようになりました(大泣)

23歳の新卒の女性は、
「毎日決まった時刻に母親がLINEをしてきて、心が折れそう」
という悩みを打ち明けてくれました。

その母親は、一人暮らしを始めた娘が心配で(といっても神戸→大阪市内の借り上げ寮ですよ!)、毎朝「おはよう」毎晩「今日は大丈夫だった?」というLINEが、まるでストーカーのように送られてくるらしいのです。
「ご飯は何食べた?」
「何時に起きたの?」
「会社で迷惑はかけてない?」
これが、毎日です。
私は心底同情し、これは気が狂いそうになるなと共感したものですが、世に言う男からのうざいLINEというのは、こんな感じのオカンLINEと大して変わらないうざさといっても良いでしょう。

LINEをしたがる男はLINEをしたがるオカンを笑えない

LINEをしたがるオカンは、心配だから、良かれと思ってなどと供述することは目に見えていますし、やめてほしいといっても「こんなに心配しているのに!」と逆ギレする姿も目に見えています。
他人だったら速攻ブロックかと思いますが、母親だからそれもできない。

その点、LINEをしたがる男も、同じ内容のLINEがオカンから来たと思ったらどうでしょうか?
「今何してるの?」
「毎日仕事頑張って偉いね。次いつ帰ってくる?」
さすがに殺意が湧きますね。
残念ながら、これがLINEでつまづく男性の原因です。
どうです?うざいでしょ!

LINEがなくても仲良くなれる・デートもできる

男性の言い分としては、LINEをしないと仲良くなれない、LINEをしないと忘れられる、LINEをしないと他の男に取られてしまう、などと供述することは目に見えていますし、やめたほうがいいといっても「でも心配じゃないか!」と逆ギレするのも目に見えています。
しかしですね、それで好意が芽生える女性はいないんですよ。
「毎日仕事頑張って偉いね。次いつ帰ってくる?」
ってオカンからLINEが来て、
「オカン、こんなに俺のこと見てくれてるんだ。早く帰ってあげたいな!」
って、思いますか?
まあ思わないですよね。同じなんです。
「でも誘われると喜んでくれるかもしれないし」
仮にそうであれば、すでに関係性は構築されているのでわざわざLINEのテクニックなど必要ないはずです。

モテない男は「待て!」ができない

一時期ツイッターが「バカ発見器」という異名を獲得したことがあるように、LINEも「キモ男発見器」のような使われ方になっている感じが否めません。
どうしても、LINEに目が血走っている男は前のめりにがっついているような雰囲気がして、焦っていて落ち着きがなく、女に飢えた非モテ感を自ら演出して自滅する。そういうパターンが多いようです。

要は、「待て!」ができないんですね。

LINEの感動エピソード

LINEっていうのは不思議なもので、私も何度か感動的な経験があります。
例えば、先の23歳の新卒の女性はあまりに仕事やその他諸々が辛かったのか、一旦私のLINEをブロックし、私も仕方がないので放っておくしかありませんでした。
しかし、1年くらい経って、ふと「こんにちは」とだけLINEが来たのです。
私は何食わぬ顔で「ジュンク堂(書店)で絶賛立ち読み中!」などと返したのですが、久しぶりとか、元気だったとかいう時間の経過を意識させる用語はできるだけ使わず、様子を聞いてみると、やっぱり寂しくて怖かったけど連絡したくなったといって、勇気を振り絞って自分からLINEをしてみたらしいのです。
「梅田さんの方から最初に連絡してくれたから」
自分が社会人になって、「私も梅田さんのように勇気を出してみたい!」と、何時間も何日間もスマホの画面とにらめっこして、ついに送信したとのことでした。

また、ある店員さんにLINEのIDを渡したところ、同じ店のややこしい人に見つかってひどく理不尽な指導を受けてしまい、返ってかわいそうなことをしてしまったことがあったのですが、その後、その店員さんから「こんにちは。**です。こっそりLINEしちゃいました!」と、何日か後に連絡が来たのです。
「バイトだし、面倒くさくなったらもう別にいいやと思って!」
たかだか累計数分の面識しかない女性でも、きちんとアプローチをされるとここまで強くなれるんだなと感心したものです。

LINEは従たるコミュニケーションツール

やはり、LINEというのはLINEの会話の内容ではなく、LINEをする相手とのリアルな信頼関係で復活することもあれば、仕事を犠牲にしても繋がりたいと思ってもらえることもある、補助的な、従たるコミュニケーションツールに過ぎないのです。

主たるコミュニケーションツールは、対面です。

対面のコミュニケーション次第で、ザオラルLINE(時間が空いて連絡が途切れた女性と復活することを目的にしたLINE)も不要になれば、仕事の都合も二の次三の次で女性の方から連絡して来てくれます。

LINEは好意を下げることはあっても、好意が上がるということはない。

こういう割り切り方で、正当に対面で、正面からアプローチをして、女性の方からもっと一緒にいたい、もっと話がしたいと思ってもらえるような、そういう男になれるよう、努力していくことが大切なのです。

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