見出し画像

夏の北海道・ニセコ ニセコ一周快走ヒルクライムと五色温泉

夏の北海道・ニセコのサイクリングシリーズ第六弾。今回はニセコの中心にどんと居座るニセコアンヌプリ(山)を駆け上るヒルクライムと、途中で温泉の立ち寄りなお話です。絶景!ヒルクライム!温泉!3つそろって約45kmで楽しめる超お得なルートです。
(第一弾の羊蹄山一周サイクリングはこちら。)

ニセコ一周(花園・五色温泉)ヒルクライム - ルートラボ - LatLongLab

こうやって地図で見ると、ニセコの山を囲むような道のりになってますね。ちなみに倶知安市街から山のピークまでの間は、毎年夏に「ニセコHANAZONOヒルクライム」の名前でイベントが開催されているぐらい、良い感じの登りになっています。

コース全長約16kmの間で、標高179mから796mまで平均約4.6%の勾配を一気に駆け上がります。後半にいくほど勾配がきつく、前半の緩斜面からのペース配分が好タイムに向けた鍵です。


だそうです。まあ、今回は単独行でタイムを出すつもりも毛頭ないので、だらだらと走っていきます。

ニセコ連峰。良い響き。

JR線をまたぐ陸橋から倶知安市街地を抜けて郊外へ。北海道新幹線の駅ができるのって多分この辺かな、と思いながら遠くに見えるニセコの山々へ向かって走っていきます。

途中で花園育成牧場の脇を通過。夏の時期は牛が放牧されてるらしいですが、この日は影も形もなし。

カーブの奥からニセコアンヌプリが見下ろしてきます。

中腹あたりからセンターラインが消えて道幅もスリムに。両側から木々が迫ってくるいかにも山間な道。クマとか出ませんようにとお祈りしながら走り続けます。

ガードレールが出現するあたりで斜度のピーク。

だいたい最高地点(と思われるあたり)に到着。ニセコアンヌプリとイワオヌプリという2つの山に挟まれていて、登山道の起点にもなっているようです。抜けるような青空が気持ち良い。

右手側のトゲトゲがイワオヌプリ。

左手側のなめらかなのがニセコアンヌプリ。出発地点のニセコひらふは山頂を挟んだちょうど反対側あたりでしょうか。


この最高地点からほど近くにあるのが本日のお目当て、五色温泉です。


白い岩肌と高山植物に囲まれた山荘風な建屋。期待が高まります。軒先に自転車を立て掛け+施錠してから、中へ。

設備は全体的に新しめな感じ。「なんか特別っぽい」というイメージ即決でから松の湯へ。どうやら時間による男女交代制?のようでした。

あー、もう良すぎる。目に痛いぐらいの夏の緑と温泉を味わいました。昼間から入る温泉に敵はない。

そして風呂上がりに瓶コーラを飲むことで一分の隙もなくなるというわけです。

敷地内にある源泉?のようなエリアも見学。青色に透き通ったお湯だまりと、地底から湧き上がる温泉が印象的でした。


自転車で走っている途中というのを忘れる寸前で、なんとか温泉から離脱。
ここからニセコ湯本温泉の間までは山の南側斜面に沿いながら下っていく、ニセコエリアでも屈指のビューポイントになっています。

絶景しか出てこない。最高かな?
思い思いに叫びながらご疾走ください。



ニセコ湯元温泉を過ぎると、畑と放牧地が広がる丘陵地帯をゆるやかにアップダウンする道がニセコひらふの中心街まで続きます。

ニセコひらふ到着。
「きっちりヒルクライムして、温泉入って、めちゃくちゃ良い景色も見たのにまだこんな時間か」と思っちゃうぐらい密度の高い素晴らしいルートでした。


おまけ。帰りがちょうどお昼だったのでお店を物色しながら走ってたんですが、山道の途中で突然インド料理店があらわれて思わず入店しちゃいました。

まあ普通に美味しいわけですよ。
なぜこんな山の中にインド料理屋が??という疑問はまったく解消しなかったですが、GoogleMAPの口コミからすると冬季の「スキーの合間にあたたかくて美味しいカレー」がメインの狙い所なんですかね……。

こういうリスキーな昼ごはんのチョイスは、長期滞在だからこそできた良いところかなーと思います。だって普通に考えて、北海道にヒルクライム走りに行った先でインドカレーは食べないでしょ。


■夏の北海道ニセコシリーズ
羊蹄山一周サイクリング
積丹半島とウニを味わうサイクリング
パノラマラインの絶景ヒルクライム
どこまでも続く畑と洞爺湖なサイクリング
メープル街道の森林浴サイクリングと小樽と寿司
・ニセコ一周快走ヒルクライムと五色温泉(この記事)


記事を気に入っていただけたら、ぜひ ♡ スキ・シェアをお願いします