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夏の北海道・ニセコ どこまでも続く畑と洞爺湖なサイクリング

夏の北海道・ニセコのサイクリングシリーズ第四弾。今回はニセコひらふから羊蹄山を横目に、洞爺湖までを走ってきた話です。
(第一弾の羊蹄山一周サイクリングはこちら。)

丘陵地帯を縦断するのでアップダウンのあるルートですが、その丘陵を覆うように広がる畑・牧草地帯というまさに「北海道っぽい!」風景が詰まっています。

ニセコ洞爺サイクリング - ルートラボ - LatLongLab

ちなみにこの図でいう中央部から洞爺湖にかけてのルートは、北海道トライアスロンのバイク区間とほぼイコールだったりします。今回走った時はちょうど開催前だったので、道端のいろいろなところで交通規制の予告看板が出ていました。

澄み切った淡水の洞爺湖でのスイム、地平線を望みどこまでも続くバイク、湖畔の木陰のもと、湖面を吹き抜けるそよ風を感じ駆け抜けるラン。北海道のすべてを楽しみ尽くせる。


ニセコから出発し、まずは羊蹄山の南側・真狩(まっかり)方面に向かっていきます。

北海道を走っていると、いたるところで見かける防雪柵。これ雪を防いでるというより、風の流れで雪を飛ばすための物だそうですね。仕組み初めて知った……。

真狩から道道97号に入ったら、羊蹄山を背にひたすら南へ。

だんだん小さくなる羊蹄山。

豊浦町に入って長い坂をぐっと下ると、道沿いが森林だらけになってやや心細い感じに。道間違ってないよな?という気分になったところで、広域農道の表示とともにさりげなく ↑ 洞爺方面 と書かれている看板を確認し、左折。

地形的に谷に入っているのでめっちゃ登ります。


坂を登りきると畑地帯に復帰。ここで右手側に見えてくる山の上にちょこんと乗った建物が、洞爺湖サミットの会場にもなったあのザ・ウィンザーホテル洞爺

手前に広がる畑も相俟って西洋のお城のよう。


畑の海を泳ぎきったら、国道230号・洞爺国道にぶちあたります。この道は洞爺のカルデラの一段高いところを走っているので、道沿いにあるサイロ展望台から洞爺湖のパノラマが楽しめます。

奥に昭和新山が。

自転車もセットで。


サイロ展望台にあるカフェでソフトクリームをいただいたんですが、店員さんに「暑くないですか?」と心配されてしまいました。「暑いっすね!」という何の捻りもない返答をした自分はどうかと思いますが、実際のところ、気温は27℃ぐらいでかなり過ごしやすい気候でした。
特に洞爺湖近くは涼しい風が吹き抜けていて、自転車を乗るにはベストコンディションに近かったと思います。


昼ご飯は同じく国道230号沿いにあったレークヒルファームへ。こちらは建物横にバイクラックも用意されていて、自転車フレンドリー。

夏季限定・夏野菜のピザ。ウマい……。


帰りは正面に羊蹄山を見ながらルスツまでを北へ。国道だけあってやや交通量は多め。

ルスツの中心地にある交差点をニセコ・真狩方面へ。ちなみに冒頭で紹介した北海道トライアスロンのコースはこのまま直進し、京極あたりで折り返すようです。

真狩からは行きに通った道に合流するので、そのまま淡々と走ってフィニッシュ。


この記事では紹介しませんが、こんな距離じゃ物足りない!というキマってる方々には、洞爺湖を一周する約40kmを足し算するルートをおすすめします。
一部、温泉街・観光地を通るのでちょっと走り辛いですが、湖畔周辺のフラットコースと、カルデラに入る・抜ける際に必ず通ることになるかなりの斜度の坂は(人によっては)楽しいんではないでしょうか。

手元に写真がなかったのでGoogleストリートビューより。


■夏の北海道ニセコシリーズ
羊蹄山一周サイクリング
積丹半島とウニを味わうサイクリング
パノラマラインの絶景ヒルクライム
・どこまでも続く畑と洞爺湖なサイクリング(この記事)
メープル街道の森林浴サイクリングと小樽と寿司
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