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おはなし屋なおとの通話企画ログvol.2『どこでどう稼いでるの?』ほか

今日も日中公式LINEの通話企画をやっていて、何人かの方とお話をさせてもらった。前回のログで拾いきれなかった話も併せて、【通話企画ログvol.2】とする。


通話企画って何?という方はこちらの記事を先に読まれたし




6、ライフコーチとして活動するために他のコーチをリサーチしているが、稼いでいる(ように見える)コーチほど無料の発信をしてばかりで、どこでどう稼いでいるのか全然わからない。どういうことなんですか?


他のコーチがどう考えているのかは僕にはわからないけれど「僕の場合は」という前提で答えました。

僕が発信をしている理由は関係性を作るためです。

そのためには先にこちらから圧倒的にギブしなくてはならず(べつにならずってわけでもないけど与えることが一番効率がいいと思っている)、与え続けていれば勝手に関係性が育って、「あなたのコーチングを受けたい」という人が現れるので、無理して情報を受け取っている人たち全員からお金をもらおうとは思ってないです。

売上だけを考えるともっとバンバンセッションを案内することがいいんでしょうけど、僕の場合は「与え続けて勝手に芽が出るのを待つ」という感覚で関係性を温めてますね。

農業やってるイメージです。「腹減った!リンゴ実れ!」ってわけにはいかないじゃないですか。土を耕し種を巻き水をやり肥料を撒き虫を取り除き…やっとの思いで数ヶ月後に収穫できる。先立つものがないとビジネスは成り立たないですからね。


と僕は考えてやってますが、他のコーチがどうしているのかはわかりません。多分、関係性を作りにいってるんじゃないかと勝手に思ってます。


7、ココナラ等のコーチが仕事を募集できそうなサイトに掲載してみたけど反応がないが、実際どう思いますか?


ぶっちゃけあなたがエンジニアだったらそれでいいと思うんですけど、コーチングは「コーチングできるだけで仕事をお願いしたい人がいるのか問題」がありまして、客観的に自分の力量を他人に伝えることも難しいですし、あまりおすすめはしないです。

サービス提供手法と仕事の取り方の相性があんまり良くない。

コーチとクライアントという関係性からデザインした方がコーチングの質は高くなるし単価も上げやすいので、載せるだけ載せといて、自分のお客さんを作るための情報発信や営業活動に時間を割いた方がいいかと。

ここから連絡きたらラッキー、くらいの感覚で忘れちゃっていいと思います。



8、なんでコーチングでキャッチボールするんですか?


これね。


「対話は心のキャッチボール」というくらいなので、実際にキャッチボールしながら対話するとコーチングの効果が倍になるのです。

というのは建前で、普通に僕がやりたいからですね。

遊びから学べることって多いし、一緒に同じ経験をすることで学べることってスーパーでかい。

僕も実際に稼げるようになるために「稼いでいる人たちと日常を共にする」という時期を経て、一気に伸びた経験があります。僕の場合は上京して師匠の家に2ヶ月間居候させてもらった。

習うより慣れろという言葉は本当にそうで、「こんなに稼ぐ師匠も普通にドトールでコーヒー飲むんだ」とか「松屋で牛丼食うんだ」とか「PASMOで電車乗るんだ」とか「踏切渡るんだ」とか、理想の自分の像を既に叶えている人が今の自分の延長線上にちゃんといるんだな、と思えるためには一緒に遊ぶのが一番早いと思っています。

ちなみにキャッチボールをすると相手の「人間関係の距離の取り方」がよくわかる。この動画でキャッチボールした人は捕りやすい球を投げてくれるんだよね。

コントロールが良いだけじゃなくて、「捕っていて気持ちのいい球を投げるのがうまい」って感じ。

実際に彼は僕と初めて会った時(横浜駅で)にガッチリスーツを着てきて、「このあとなんかあるんですか?」と聞いたら「なんもないですよ、なおとさんと会うのに相応しい服装をしてきました」と言えちゃう人。

気持ちがいい人が投げる球は気持ちがいいってこと。ちなみに僕のマイコーチ(てつおじ)は、どれだけ僕が後ろに下がっても前に出てきて一定の距離を保ってくる。対話スタイルと同じで「いつもそこにいる」って感じ。

キャッチボールは面白いぞ。


9、コーチによっては複数プランを提供している人もいるが、プランの分け方はどうしているか?


コーチによっては「このプランでサポートするのはここまで」という機能の制限的なプランの分け方をする人もいるけれど、僕の場合それはあんまりしない。

基本的にフルサポートで依頼をもらう。なので値段も高くさせてもらっている。

「この人にはこのサポートが必要なのに、プランの関係で提供できない」という状況が嫌。全部やりたい。

だから「なおとさんのおまかせで」と言ってもらえる関係性を作ってから、基本パックに全部乗せスタイルでやらせてもらってる。

機能よりも目的別で分けることはあるかな。ゴリゴリ起業を目指している人とライフコーチングを受けたい人とでは目指す場所が違うので、そこで値段を分けることはある。


10、コーチングスクールでコーチ資格を取ったが、ここからどうやってコーチ活動を展開していこうか足踏みしている。意見が欲しい


僕のビジネススタイルは「何をするにもまず関係性を」という感覚なので、今与えられるものを自分で棚卸しするなり詳しい人に見てもらうなりして、関係性を作っていけばいいんじゃないですかね?と伝えた。

コーチングの専門家です、という売り方で食えるほどコーチングの業界はまだ成熟していないので、活動を展開してある程度の収入につなげるまで持っていくには、個人でお客さんを作り出す必要がある。

「コーチング受けたい人おいで〜!」というスタイルはライバルめちゃめちゃいるし全然お金も流れてない(企業相手にするとまた話は変わってくると思う)ので、早々に自分の市場を作るためにコストをかけていくのがいいかと。

手に職をつけるだけで食える業界ではないのは事実。


11、「答えは自分の中にある」という前提でコーチビジネスがうまくいくと思うか?


いかないと思う。し、多くのコーチがビジネスに挫折するのもこの部分ではないかと。

コーチングの基本的な価値観は「答えは自分(クライアント)の中にある」なのに対し、ビジネスの基本的な考え方は「答えはお客さんの中にある(自分で考えるな)」なので、コーチングの価値観に強く共感している人ほどセッションでも「あなたはあなたの道がありますよ」という言い方になってしまう。

僕は個人ビジネスにはある程度の正解がある(コストを低く、付加価値を大きく、ニッチを狙う)と思っていて、その正解にいかに自分のやりたいことや大事にしている価値観を近づけていくかが重要だと思っている。

「やりたいことをやる」と「それで商売をして儲ける」は違うことなので、答えは自分の中にあるという基本スタンスの上で「商売をする以上は他人と一緒に正解を作っていく必要がある」ということを受け入れて、進んだらいいかなと。

自分の中にある答え100%でいきたいなら、自分一人でやっていればいいわけだからね。

『自己実現』の領域に「ビジネスをする」という項目がない人は完全にそれで良い(仕事は仕事、人生は人生!と切り分けられるなら)けど、そうじゃない人は「きちんと商売の方を踏襲しながらその上でどう自分らしさを出せるか」という考え方をした方が、儲かると思う。

儲からないと続けられないのよ。きちんと黒字を出す意識が大事。


12、おはなし屋なおとさんのコーチングを受けるためにはどうしたらいいですか


よくぞ聞いてくれました。僕は関係性を築けた人にしかセッションを売らない主義なので、言ってくれたらちゃんと案内を渡します。LINEに送っとくね。


13、高単価セッションの販売に挑戦しているが、なかなか自分の希望の金額で売れない。何かアドバイスをください


まず大前提として、こういう商売の形をとっている以上、「クライアントにしたい人のお財布事情が自分の売りたい金額に追いついていない」ということは日常的に起きます。

そこで大事なのが『交渉』の考え方。

相手が「この金額だったらいいな」という意見を提示してくれているのなら、こちらも100%の「この金額で買って欲しい」というラインを掲示するところからスタートしないと、『交渉』になりませんし『合意』にも至りません。

「自分が売りたい金額」と「相手が買いたい金額」があまりに離れ過ぎていれば、合意しないことも一つの選択肢です。

お互いが合意の上で安い値段で落ち着くのはいいけれど、売っている側が「これじゃ利益にならないんだけど…」と思いながら無理に値下げする必要はないと思います。

特にコーチビジネスは仕入れや元手がかからない分、「仕事ないよりいいかぁ〜」と考えて安請けしちゃいやすい業態ですが、発信活動に使った時間や戦略を練った時間などもきちんと踏まえた上で黒字になるような取引をしてください。

ステップアップとしての安売り(売った経験が全くないので実績作り)などの目的があれば別ですが、冷静に考えて「自分を知ってもらうために発信に時間をかけている」人が業界の相場と同じ値段で売っちゃダメですよ。

広告費かけてるのと同じですからね。そこで付加価値が発生しているはずです。胸を張って交渉してください。


14、なおとに会いにいきたいのですが、案内は一体どこに置いてありますか


よくぞ聞いてくれました。僕は関係値が育った人でないと対面のセッションは提供しない主義なのですが、こんな感じで言ってくれれば案内はします。リンク送っときますね。



15、なぜ主夫業をしながらそんなに仕事できるの?


実際に仕事してる時間はフルタイムで働いている人に比べたら大したことない(1日3時間+セッションがある日はって感じ)ですが、「一度経験したことを徹底的に使い回す」という意識では活動してます。

クライアントさんや公式LINEの読者さんとは基本的に毎日何かしらのやりとりをしているので、そこからコンテンツを作って、発信して、さらにそこから生まれるリアクションでまた発信して…という感じでぐるぐる回しているので、「何を発信しようか悩む」みたいな時間はほぼ0です。

子育てや家事の合間で手が空く瞬間には「何をするか決まっている」という状況なので、0秒ですぐブログやラジオに取り掛かる感じ。実際にこの記事も通話企画の内容を二次利用してるだけですしね。

マジで時間がないと人間工夫するので、工夫して工夫してを繰り返しているうちに今のスタイルになった感じです。


さいごに

通話企画マジで楽しいので、また近々開催する予定です。記事にされてもいい方(もちろん個人情報には配慮します)限定ではありますが、ぜひまた開催した際には参加してください。


前回の企画ログはこちら


ラジオでも話しました


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記事を読んでいただき、ありがとうございました!

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【おはなし屋なおとのプロフィール】
おはなし(対話)で生計を立てる起業8年目のライフコーチ。資格や肩書きに捉われず個人で稼ぐことを伝え続けている30歳です。情報発信で全国各地にクライアントさんができ4年前に地方移住。地元で子育て(2歳0歳)しながらオンラインで活動。note20万PVラジオ3.3万再生YouTube登録1200人。日々コツコツ発信してます✌️

詳しいプロフィールはこちら(note)

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