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おはなし屋なおとはなぜ発信をするのか 2/20『幸せしかない発信』セミナー舞台裏#7


いよいよ明日!『幸せしかない発信』オンラインセミナーの準備も佳境に入りました。当日使う資料も完成。今回はあみちゃんに作ってもらったのですが、もうすごいことになってます。神がかかりとはこのこと…


あまりにも感動したので資料の内容を動画に撮って公式LINEに流したところ、「感動しました!!」「セミナーめっちゃ楽しみにしてます!」なんて連絡が何件もきました。ですよね!!僕もめっちゃ楽しみなんです!!!


僕にできることと言えばこのマガジンを更新することくらいなので、今日はセミナー前最後に「おはなし屋なおとにとっての発信」というテーマでコラムを書こうかなと。


それではセミナー前最後の舞台裏マガジン、スタートです〜


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おはなし屋なおとにとっての発信とは


僕にとって発信は希望。発信をすることで僕は「あなたに出会いたかった」と言ってもらえる自分を手に入れた。「おまえなんかいなけりゃよかったのに」と言われることが多かった僕にとって、こんなに嬉しいことはない。


小学生時代から人間関係に挫折し続けてきた僕は、社会に出ても挫折した。


与えられた人間関係の中でうまくやることができなかった僕は、努力を続け結果を出すことで権力者に寵愛される生き方を見いだした。


力のあるものに気に入られてしまえば、自然と集団の中でも特別視されるようになる。そうすると小さないざこざが起きにくくなった。空気を読まなくても、相手が空気を読んでくれるようになるのである。


そのかわり自分の心が安らぐことはなくなった。結果を出さなければ。期待に応えなければ。16歳くらいから7年ほどそんなことを考えながら生きていた。努力は辛くなかった。成果を出せば全て報われる。結果さえ出ればなにも問題ない。


そんなことを考えて生きていたら、ある日突然限界がきた。「あ、もう無理だ」と思った瞬間、これでもかというほどの厄介ごとが一気に押し寄せてきた。今までだったら「なにくそ!」と言って立ち向かえるようなできごとも、折れた心のままでは耐えきれなかった。


そうして僕は23歳で無職になった。必死に積み上げてきたものがあっという間に手からこぼれ落ちていく様をみた。こんなに頑張ってきた僕がなぜ報われないのか。何かがおかしい。ここで僕は生き方を変える決意をした。


何かがおかしい、という問いの先に見えたもの


僕はどうも「与えられた人間関係」の中で上手くやることが苦手らしかった。場の空気を読んで立ち回れない。すぐ「なんで?おかしい!」と言いたくなる。「それを言ったらおしまいでしょ」なんてことを平気で言ってしまう子供だった。


だから結果を出すしかなかった。大人の期待に応えて、結果を出しさえすれば、うかがうのは権力者の顔だけで済む。空気が読めない僕は「1人の顔色をうかがう」ことに特化をし、そのために結果を出した。


でもその努力が続かなかった。心にも体力があることを計算に入れてなかった。だから僕は今無職になっている。気軽に連絡できる友達もいない。だったらどうしよう。どうしようもないじゃないか。そうだ、どうしようもないんだ。


だから集団に参加するのをやめよう。社会にも参加しないでおこう。それでも生きる術がきっとあるはずだ。そう言えば今までも何人か「なおとの話が一番面白いし、なおとはそのままでいてほしい」と言ってくれたヤツがいたな。


集団では上手くやれなかったけど、対個人なら。僕のことを好きでい続けてくれた友人は、みんなどこかぶっ飛んでいてネジが外れたような人間ばかりだった。そういう人とだけ関わって生きていければそれでいいんじゃないか?


ここでなおと少年はひらめいたのである。今までの失敗は全て「すでにできあがった社会に加わろうとして」起こっていると。だったら社会に加わろうとしなければいい。馬が合う人間を自分から探しにいけばいいんじゃないかって。


よし決めた。僕は今後就職しないぞ。社会にも出ない。生きるのに必要なお金を得られたら形はなんでもいい。とにかく関わる人間を厳選して、人生から「仲間に入れて!」を排除する。そうすれば僕は幸せになれるはずだ。



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どうやって?その答えが発信だった


そうして僕は起業した。この考え方のままお金を得るには起業しかなかった。キャリーケースひとつで東京に乗り込み、自分のサービスを持ち前の明るさと巻き込み力で売り込みまくった。


そしたら結構売れた。「なんだ、お金稼ぐの簡単じゃん」と思った。きっとモノを売る才能があったんだろう。営業なんて人生で一回もやったことなかったけど、売り始めた月に120万円分くらいセッションが売れた。


僕は自分が持っていた才能に感謝しながら、何の努力もすることなく、お金と仲間を手にして楽しく暮らしましたとさ…とはならなかった。


「売ろうと思えばいつでも売れるんだけどね〜」と口では言いながら、売りたいと思える相手と出会えない日々が続き、収入が1円もない月が10回繰り返され、僕の貯金は底を尽きた。そして僕はアルバイトという形であれだけ嫌だった社会に戻ることになる。


もちろんそこでも心が折れた。もうここまでくると「やっぱりね」という気持ちにしかならなかったが、ダメなのだ。わかっている。飯を食うためには仕方がないと割り切ってもなお、3ヶ月持たなかった。


もうどうしようもないじゃん。お金ないし。出会いないし。あ〜人生詰んだ〜もう終わりだ〜と思った僕にふっと降りてきたもの。それが発信だった。



わざわざカフェで会う必要、ないんじゃね?


詰んだ〜といいながらも完全にはあきらめておらず、当時の僕はアルバイトをしながら毎日のように喫茶店で人と会う生活をしていた。会って話して、なんとか自分を売り込んでいく。


午前中に稼いだお金の3割が午後の電車代とカフェ代に消えていく毎日。こんなにスパンの短い自転車操業、聞いたことない。


そしてその日々もなかなか報われなかった。話が合う人に全然会えず、毎回「今日もカフェ代無駄になっちゃったな…」と思うことばかり。あの時期は本当に苦しかった。


そこで僕は考えた。どうにかこの無駄なアポイントを無くすことができないか。相手にも時間を使って会いに来てもらっているので、これはよくないと思った。人生を語るライフコーチが他人の時間をないがしろに扱うことだけはあってはならない。


「会う前に僕のことを知ってもらうことができないか」そう考えて辿り着いたのが発信だった。当時アポイントをセッティングしてくれていた友人には「僕を紹介するならこの記事を読んでもらってからにしてほしい!」と伝えた。そうすることで一気にアポイントの質が上がった。


ブログを先に読んでもらうことで、まずは相手に僕のことを知ってもらう。そうすれば出会って10分で「会う相手を間違えたな…」というような事態は回避できる。


そして何より事前にこちらの情報を知ってもらえているので、同じ話をしなくていい。これは想像以上に快適だった。


営業を経験したことがある人は深く共感してくれると思う。『相手が最初からこちらに興味を持ってくれている状態』で話せることは、本当にありがたいことだ。


そうして僕は『対面と発信のハイブリッドスタイル』で自分のビジネスを再構築していった。その中で「もっとこれは伝えたほうがいいな」「この話はシェアしたいかも」ということが増えていき、気づいた時には「あれ、もうカフェで会わなくてもビジネスできんじゃない…?」となっていたのである。



発信に出会えたから娘にも出会えた


ここから僕が何をしたか、何を考えてどんな発信をしたらどんな成果が出たか、それはセミナーの中でお話しするのでぜひ当日僕たちに会いに来て欲しい。


発信がなければ、お客さんになってくれそうな人と会って回る以外のやり方を見つけなければ、僕は今でもきっと東京を離れられていないだろう。


地方移住をすることがなければ、きっと子供を作ろうとも思えなかった。今抱いている娘が存在すること自体が、ひょっとしたら発信のおかげなのかもしれない。


だから僕は発信が大好きだ。こんなに愛しい生活を、こんなに愛しい家庭を作れたのは、あなたのおかげだ。


発信を通して作る人間関係。その先にあるビジネス。ビジネスも含めた暮らし。暮らしの中にある幸せ。全てが僕を作ってくれている。どれかひとつを抜き出して語ることなんてできない。





僕にとって発信は僕の全てだ。ビジネスは暮らしだ。暮らしは僕そのものだ。だから、僕は発信が好きだ。





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オンラインセミナー、きてね!!(明日です)


アーカイブの販売も予定してますが、できるかどうかはわかりませんので、これる人はきてね!!!





以上です〜それでは当日お会いしましょ〜!

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