見出し画像

その思考回路はなぜ生まれる?

こんにちは。

先日、「質問力セミナー・アドバンス」というセミナーを受講してきた。
みっちり2時間ロールプレイングとフィードバックの連続。

説明なしのいきなり実践。3人一組になり「質問者(題材提供)」「受け手(質問者の相手役)」「観察者(質問者と受け手のやりとりを観る)」を参加者全員でローテーションで回して自分の課題に向き合うというもの。

だんだん所属属性がぬるま湯になってきていた私にの思考回路はバチンとやられてしまって、珍しく高熱が出た。

思い込みと決めつけ、それを自覚した気になって無自覚とは恐ろしいにも程があるリアルホラー。

質問力とは、「謙虚な問い」
自分と相手の価値観の相違や関係性のズレなどをひっくるめて異なる複数人の前提を揃え話し合える状況を整えること。(互いの土俵を揃える、とも言う)自分の意見を伝えるのは土俵が揃ってから。

私の「当たり前」とあなたの「当たり前」は違う。

そんなことは、わかっているのに、話している内に忘れる!

この人はこういう奴だから!と頭ごなしに決めつけてしまう。

相手の言い分など何も聞いていやしない!

チーン(。_。)))))))

セミナー中に、身内相手には難しいよね!という話がチラホラ。
私も夫や家族と何を話していいんだかわからない時期があったのでたしかにそうなんだけれど、私は今回は「自分の中で困った人」を想定して質問力の練習をした。

そう、「自分の中で」困った人。

蓋を開けてみると、受講者の皆さんは普段の生活や仕事上で困惑している題材を対象にロールプレイングを実践!

ランチタイムにこんな話が。

「その息子さん、話を聞く分には【しっかり】してるよね。」
「その先生、相手の話をよく聴こうとしてくれる【良い先生】だよね。」
「その相手、心配しなくても【大丈夫】な方だよね。」

あれれれれ?

相手が「不安」「心配」「困った」「迷惑」「間違った」奴だと思っているのって

自分だけなのか!?

美味しいはずのランチを食べる手が止まった。喉がキュッと詰まる。
過呼吸を起こしそうな勢い。小さく気道でヒューっと音が聞こえる。
いやいやいやいや。

今日は、自覚できてよかった、で一旦良しとしよう。
気絶しそうだ(泣)

帰り道、頭をぐるぐる回しながら結局家までたどり着けず。とある場所の駐車場で仮眠を取る。車を運転できる気力すら使い切っていた。

相手が困った人なんじゃない。私の【思考回路が困った奴】なんだ。
私が垂れ流している「不信」「正義感」「押し付け」「無理解」を相手から贈り返されていただけだ。

それなのに私は「被害者面」をぬけぬけとしていた。

恥ずかしい恥ずかしい!!!!恥ずかしい!!!!

私の立ち振る舞いが「フリ」だから。
相手もわかりにくく嫌なそぶりを直球でしてこない。
お互いに肝心なことは何一つ出さずに「嫌なものをわざわざラッピングして相手に丁寧に投げつけあっていた」

自分の良さもよく自分ではわからないって言うけれど、自分が嫌な印象を持っている人の良さもまた自分や属性の似ている人の間ではわからないな、と再実感した。

そりゃ、私が悩み相談をしたら、相談を受けた人は私の味方だよね。
友達、家族、私のことが好きな人ならね。
さらに私はその困った人を8割増しで嫌な奴として語るわけだから。

人物像の捏造、ダメ、ゼッタイ。

気を付けよう。逞しく有り余る想像力は別次元で使おう。

ありがたいことに、そうはいっても私のこの極端に歪曲していく思考回路にニュートラルな意見をくれる仲間が私にいる。
それ、違うんじゃないの?と声をかけてもらえるうちに。
少しずつ意識して訓練しよう。

久々のセミナー受講。
座学なしの突発実践にプチパニック。
でも現実は実践の連続で座学なんて無しだよね。

講師でキャリアカウンセラー柴田朋子さん、
主催でママ向け起業塾「∞eight」の前田恭子さん。
ご同席の受講者のみなさん、ありがとうございました。


この投稿は「noteお題企画」#買ってよかったもの 、に参加しています
セミナーは自己啓発と言うイメージが強くありましたがそんな優しいものじゃない
自分の見たくないところを見直して痛い目を見て仲間と励まし合いながら自分の課題に取り組む訓練所
なりたい自分に会いに行きましょう

#質問力 #質問力アドバンス #キャリアカウンセラー #キャリコン #柴田朋子 #前田恭子 #ブログ #セミナー #blog #オバケの森 #オバケ #obakenomori


この記事が参加している募集

買ってよかったもの