旅日記「岡山④」ハードコア方言
(2021 2月)
午前8時。山奥の道の駅で目を覚ます。
馬鹿みたいに天気がいい。
ダラダラ洗顔して備中高梁駅へ。駅そばを吸わせなさいよ。アタシに。
が、そばレス駅…駅前の食堂が開いていたのでソコで「きつねうどん」。
海の向こうは香川県の為か讃岐的なヤツ。
「ヂュッ!」と乱暴に吸い込んで、「備中松山城」へ向かう。
駐車場に着くと「シャトルバス乗れ(400えん)」と言うのでソレで進む。
バスを降りるとソコから登山だ。
結構険しい道が続く…細い山道をヒィコラ歩いていると、前を歩く老夫婦が道を譲ってくれた。
道も細いしグネグネしとる。ココは城、コレも防御の為のグネ細道なのだろう。
グネ道でトロトロしとる奴を射殺す恐ろしい防御システムよ。
ふと、以前行った群馬の新田金山城で遭遇した「登城ルートに投棄されていた大量のエロ本」を思い出す。
エロ本に気を取られていると射殺される恐ろしい防御シスt
着いた。
大河ドラマ「真田丸」のオープニングで有名な石垣。凄い迫力(さこぢから)だ。
下から写真撮ったり、狭間(城壁に開けてある射撃用の穴)から先の老夫婦を狙ったりして遊ぶ。
本丸に着くとポカポカ陽気の中、猫城主「さんじゅーろー」さんがお休みになられており、中高年男女がニヤニヤして撮影している。
数秒後、俺もニヤニヤしながら撮影する。
かわいいもんな。ねこ。
一通り観て城主に別れを告げ、下山。天守閣は小さいが凄い城だった。
シャトルバスで駐車場へ。
駐車場のおじさんがヅル剥けの岡山弁で話しかけてきた。
おそらく「山道キツかったやろ」的な。
軽く談笑。ガチの方言が聞けて少し嬉しい。
次は津山市へ向かう。
うどん食ったけど山道歩いて腹が減ったのでSAで早めの昼ぐわん。
…SAの味。やめておけばよかった…
津山市。早速津山城へ。
現場に着くと少し曇ってきた。
石垣が立派な石石しいお城。疲れているのか何とも思わず。
城主の銅像を見て「コアファイターみていだな…」と思いながら城を後に。
その後、「津山ホルモンうどん」を食ったり、地酒、豆腐を買って帰った。岡山いいとこだ…好きだ。
この旅を最後にカーナビが死んだ。
完全沈黙したが何とか帰宅した。
津山、街の方は行ってないので、またいつか行こうと思う。
完
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