人間の細胞30兆、細菌40兆とする新たな説登場

しばしば、腸内細菌の数は人間の細胞の数よりも多いといわれますが、これを否定する新たな推定値が登場しました。イスラエル・ワイツマン科学研究所による発表では体内の細胞と細菌は近い数であるとのことです。つまり、人間は30兆の細胞でできており、約40兆の腸内細菌を飼っているのだそうです。今回発表された数字は平均的な男性の結腸の長さ41センチと便1グラム当たりの細菌数から算出したものです。

ちなみに、科学者もよく引用している、人体の細胞数の10倍説は1977年にある微生物学者が発表した総説に掲載されている数字であると思われます。

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