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【忘却度80%】古典落語 圓生集(下)

2001年5月30日。

 青山ブックセンター六本木で購入。
 日記に「「子別れ」収録の」と断って書いてて、さらに2日後の6月1日の日記には「図書館で「子別れ」が入った志ん生全集借りる」とあるので、前項で触れましたが、こちらは完全に「子別れ」目当て。

 というのもこのとき書いてた小説に「子別れ」を引用したくて、どなたの文字起こししたものがいちばんわかりやすいか、読み比べをしてたのです。
 結局この三遊亭圓生のものを使わせていただきました。

<ネットで調べてみる>

 酒も女遊びもやめられない大工の男。妻は愛想を尽かして息子を連れて出ていってしまう。男は女郎と暮らすがその女郎にも逃げられ、そこでようやく心を入れ替え酒もやめて働き出す。そんなある日、息子とばったり出会い、という人情噺です。

 この何年も前にまだ二つ目の立川志らくさんがやってたのを見たことがあります。二度の父子の泣ける対面シーンを、間近で見てもらい泣きする八百屋というのが出てきてて、そこが私も好きな笑いどろこになってるんですが、後でご本人に伺うと、志ん生が一度「八百屋、聞いてんじゃねえ」と入れたのを覚えていて、それを膨らませたとおっしゃってました。

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