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STU48 甲斐心愛1st写真集「心の空」を買うべき99の理由



はじめに


 この町でアイドルヲタクが密かに暮らしていることは、あまり知られていない。これは、そんな町で出会った若者たちの(中年・老人含む)奇跡の物語である。
※元ネタが分からない人は円谷公式ページに飛ぼう!

 さて、普段、僕はSKE48を中心にnoteを書いております。
 推しメンは元10期生の五十嵐早香さんです。
 それと並行して、STU48の兵頭葵さんも応援しています。何故かというと、僕が住んでいる町、愛媛県宇和島市出身だからです。彼女に関するnoteも書いているので、興味がある方は是非!

 彼女に関する記事を書いている時にほぼほぼ登場するメンバーがいます。
 それが甲斐心愛さんです。何故出るかって?
 かわいいから。
 こんなてらいも無くアイドルに対してかわいいと言えるのは彼女だけだと思います。もう難しい理屈なしで。
 そんな彼女が1st写真集を出したっていうんだから、もう買うしかないじゃないですか?
 ちなみに、2月26日現在の僕は、今年の下半期にプロデビューする予定の本の原稿の仕上げを朝までやって、朝からは自分のところの雑誌の原稿の直しをしておりました。僕が住む四国は本州と比べて郵便が届くのが遅いので、お昼頃に写真集が届きました。
 僕は写真集を読み始める前にふと、思いました。
 この写真集の魅力を言語化して何かに残しておいた方が良いんじゃないのか、1ページ1ページ、初めての感想を残しておいた方が良い。
 こうして僕は1ページ読んではメモを取り、また1ページ読んではメモを取りということを繰り返しました。
 まあ、まずは、買ってない人はいますぐ買ってください。


 それでは買う理由をメモのように箇条書きで書いていきたいと思います。
 皆さんも是非、写真集をめくりながら読んでいただければと思います。


買う理由1 表紙の写真と秋元康の帯コメントが最高

 何かを話している途中のような自然な表情が素敵。そして、秋元康の帯の文章がいつにも増して気合いが入っている!写真集の中の天気にも注目したい。

買う理由2 自然と調和した1ページ目


 表紙を開くと美しいシルエットが登場する。逆光で影になった美しいシルエット。海岸にある洞窟だろうか?自然の中に佇む甲斐心愛ちゃん。この本の主題をいきなり提示されたようだ。

買う理由3 西洋画のような横顔 2ページ目

 洞窟の暗闇が背景の黒になり、甲斐心愛ちゃんの美しい横顔を浮かび上がらせる。それはまるで、西洋画の1枚のようでもある。

買う理由4 水のしずく 3ページ

 朝井リョウの「正欲」を皆さんはもう読まれただろうか?昨年映画化されたあの作品である。水を掬うその姿の美しさにハッとした方も多いのではないだろうか?

買う理由5 木漏れ日と笑顔の美しさ 4ページ

 上下に分けられたこのページでは、上段で自然と美しくその自然の形をほんの少し変える彼女の動きを撮っている。そして、なんといっても下段の笑顔の美しさであろう。この笑顔は何者も代替できない彼女の魅力だと思う。

買う理由6 振り返った美しさと自然との調和 5ページ目

 なぜ、黄色いワンピースを選んだのだろう、と考えながら読んでいたが、このページでは疑問が解ける。美しい自然の緑との調和だ。真剣な眼差しも美しい

買う理由7 自然の硬さと心愛ちゃんの柔らかさ 6、7ページ目

 この見開きのページをそのまま印刷して、「アート思考」を求める開発会社や大手銀行などに貼りたい。寝そべった彼女の周りにあるのは、先ほどの水とは対照的な硬い自然物たちだ。そこに寝そべることで、彼女の、いや、人間が持つ柔らかさが浮かび上がってくる。

買う理由8 眼差しと日差し 8ページ目

 甲斐心愛ちゃんの眼差しに日差しが当たる、美しいカット。このページでは、彼女の目の美しさを感じる。見つめた先に何があったのだろう?

買う理由9 自然から町へ 9ページ目

 何気ない踏切の写真だが、山の中から人の住むエリアに変わりますよ、という丁寧なブリッジがにくい。前ページの眼差しの先には町や海があったのかも知れない。

買う理由10 キャップも似合う! 10ページ目

 先ほどのワンピースから、開放的なキャミソールにデニム地のショートパンツにここから着替えている。背景の商店が地方感があっていい。そして、なにより、キャップの効果で、ただでさえ小さい顔が更に小顔に見える!スニーカーとショートパンツの色が揃っているのもにくい。

買う理由11 躍動感 11ページ目


 丁度、カタカナの「イ」の字のようのジャンプする甲斐心愛ちゃん。STU48のコンサートは配信でしか見たことがないが、生で踊る彼女もこんな躍動感なんだろうな、と想像する。表情もいい。

買う理由12 お茶目な1枚と波光 12ページ目

 上下段に分けられたこのページの上段は、クジラの遊具から体を出して、まるで「助けてー」と言っているかのような1枚。下段は、そのままポストカードにしてほしい1枚。振り返った彼女と静かな波光美しい。

買う理由13 上目遣いの可愛さ 13ページ目

 先ほどのページの下段とは違う上目遣いのカット。より近い距離で眼差しを感じる。ときどき、表紙の眼差しと比べることで、心情の違いを想像してみるのも面白い。

買う理由14 青空とピース 14ページ目

 いますぐ、正解の紛争地域に配ることで銃声が消える予感すらする1枚。青空の美しさと心愛ちゃんの笑顔が素晴らしい。ふと、アイドルになる前の彼女についても想像させたれた。ちなみに、この辺りから僕の脳内BGMが「風を待つ」に変わる。

買う理由15 海へ飛び出す解放感 15ページ目

 一気に風景が海へ。水着の解放感と彼女の後ろに広がるさざ波。明るい気持ちになれる。

買う理由16 表紙にしても良かったのでは?といぐらいの美しい1枚 16ページ目

 光の辺り方も表情もこれを表紙にした方が良かったのでは、と思わされる完成度の高い1枚。そして、微かに写った彼女のほくろに生成AIでは生み出せない天然の美しさがある。

買う理由17 風と航海 17ページ目

 3枚に分けられたページの上段は、風を感じられる爽やかな1枚になっている。左右に分かれた下段からは船で移動することの楽しさを感じる。

買う理由18 空に手を伸ばす美しいシルエット 18ページ目

 少し浅瀬で水をダイナミックにかきあげる姿が美しい1枚。ちょうどアルファベットの「Y」の字に似ている。微かに写った水しぶきから音まで聞こえてきそうだ。

買う理由19 渚で遊ぶイメージ 19ページ目

 上下段に分かれており、上段では砂浜に寝転ぶ姿が、下段は明るい声が聞こえてきそうな1枚。さきほどの洞窟や山との対比として彼女の周りにある砂浜は軟らかい。

買う理由20 自然に自分の形を残す 20~21ページ目

 水着での見開きページ。素肌の白と水着のパステルカラーのイエロー、そして、砂浜のサンドカラーの調和が美しい。彼女の視線の先にあるのは、砂浜に置いた自分の手だ。時間の経過と共にきっと波に消えていくその形。人間も年齢を重ねると共に形が変わってくる。何か写真集を出してこの時間を閉じ込めておくことにも似ている。

買う理由21 真剣な眼差し 22ページ目

 海での眼差しのカット。甲斐心愛ちゃんの魅力というと、笑顔という方も多いかも知れないが、こういう真剣な表情も素敵だ。

買う理由22 広がる海とサムズアップ 23ページ目


 手前に甲斐心愛ちゃんの背中があり、遠くにどこまでも広がる美しい海がある。構図も美しいが、なんといっても全ページの真剣な表情からの笑顔に変わるこの構成のうまさを感じる。

買う理由23 ワクワクする表情 24ページ目

 衣装は水着からキャミソールとショートパンツへ。赤がコーディネートのテーマだろうか。このページの見所は、なんといっても何かを企むような彼女の表情だろう。

買う理由24 猫 25ページ目

 あなたは、犬派だろうか、猫派だろうか。このページでは野良猫なのか飼い猫なのか、猫が出てくる。甲斐心愛ちゃんは動物にたとえるなら、何に似ているだろうと考えさせられる。

買う理由25 雑巾がけの美しさ 26ページ目

 まるで、陸上のクラウチングスタートのような美しい姿勢。公演でダンスを躍り続けるSTU48のメンバーのアスリート的な強さを感じる1枚でもある。

買う理由26 少し照れている表情 27ページ目

「ワー!」とか「ギャー!」とか声が聞こえてきそうな1枚。少し照れた感じもする。

買う理由27 室内の光 28ページ目


 1ページ目とは対照的な1枚。彼女が向いている方向も光の当たり方も真逆である。1ページ目がワンピースからこのページが下着になっていことから、内面の解放と読み解くこともできるかも知れない。

買う理由28 眼差しの種類の違い 29ページ目

 ここで注目したいのは、野外でこちらを見つめる写真との違いである。明らかに柔らかさや親しみを感じるのは僕だけだろうか?眼差しにも彼女の場合、温度があるようにも感じる。

買う理由29 自撮りと身体性 30~31ページ目

 見開きで4枚に分かれたこのページ。
 まずは、カメラをつかんでいるような、まるでスマホで自撮りしているようなカットが印象的だ。そして、寝そべったカットから、日本的な家の中で撮られていることはうかがえる。そして、うつぶせになって両手でかかとを掴むカットも凄い。ちょっと身体が固いのか、苦しそうだけど、楽しそうな表情も良い。最後の1枚は微かに舌を出しているところに可愛さを感じる。

買う理由30 自然な笑顔と構図 32ページ目

 まず、甲斐心愛ちゃんが写真の上半分に来て、下半分は部屋のゴザという配置が面白い。また自然な笑顔は、もしかすると、ポーズとポーズの間の一瞬を切り取ったものかも知れない。

買う理由31 大人びた表情と青いバック 33ページ目

 こちらも写真の並べ方のうまさを感じる。そして、冒頭の洞窟は黒のバックだったが、ここでは部屋の押し入れなのか床の間なのか、青っぽい壁がバックに来て、こちらも冒頭とは違う大人の感じになっている。

買う理由32 再び軟らかい眼差し 34ページ目

 辛口の後に甘口を出してくる料理店のように、とにかく読者を飽きさせない配置。写真集とは、思えば一人の人物を百ページ以上見続けるものだが、それを飽きさせない配置のうまさを感じる。

買う理由33 ここにだって天使はいる 35ページ

 NMB48の公演曲に「ここにだって天使はいる」という名曲があるが、光の当たり方やポーズのせいかも知れないが、もし、背中に翼があったらと想像してしまった美しい1枚。

買う理由34 このまま映画のポスターにしたい1枚 36~37ページ目

 ダイナミックな構図にオーバーオールを着た甲斐心愛ちゃんが今にも何かこちらに呼び掛けてきそうな1枚。このまま映画のポスターにしてほしいし、「大声ダイヤモンド2024」を出すならパッケージにしてほしい。

買う理由35 さらに元気度アップ 38ページ目

 髪型のせいか、写真のポーズのせいか、先ほどの室内のカットよりも元気な感じがしますね。これはカメラマンさんは、一旦、橋の下までいったんでしょうか?

買う理由36 放り投げたのは? 39ページ目

 左右に写真が分かれた1枚。右側のショットの笑顔が印象的。この時は、何を投げているのか分かっているのか、まだ定かではなく、なんかナップサックとか三角巾とか(骨折してない)かなあ、と思っていたら。

買う理由37 遅れてくる驚き 40~41ページ目

 40ページ目のちょっと楽しそうに歩く背中dsけでは分かりませんが、41ページ目の横からのショットで39ページで投げていたのは服だったのか、と気付きます。そして、また39ページに戻ることに!京極夏彦の「絡新女の理」みたいですね。「もーう」と言いそうな表情も素敵です。

買う理由38 白と青 42ページ目

 今さらながら、山、町、海と来て、今度は川に来たんだなと意識させられる1枚。景色と彼女自身の白とデニムの青が美しいです。

買う理由39 赤という選択肢 43ページ目

 甲斐心愛ちゃんといえば、広島カープ。カープと言えば、赤いユニホーム。なので、甲斐心愛ちゃんと赤の組み合わせは、決して珍しくないはずだが、水着だからか髪型が変わったからか、とても新鮮に感じた1枚。

買う理由40 水切り 44ページ目


 上下に分けられているが、上段部で石を投げて水切りをしているカットが躍動感があって美しい。下段の写真を見た時は、もしや、足がつった?と心配になったが、そんなことはない。


買う理由41 美しい背中について 45ページ目

 背中の美しさを感じる1枚。写真の上の方に置かれたサンダルが時間の経過やちょっとした寂しさも感じさせる。

買う理由42 息づかい 46ページ目
 

 時間が止まったかのように感じる接写の1枚。泳いだ後の息づかいまで聞こえてきそうな緊張感もある。

買う理由43 彼女の足が描くもの 47ページ目

 アルファベットの「X」のような身体全体を使ったポーズに目が行くが足元の水しぶきにも注目してほしい。めちゃくちゃカッコいいから。

買う理由44 自然に溶け込む 48ページ目

 泳いで顔だけしか見えないのに、甲斐心愛ちゃんだと分かるまぶしい笑顔。これは平泳ぎだろうかと想像したがどうだろう?

買う理由45 東風吹かば 49ページ目

 風が吹いたのか、髪を降っているか、少し髪が乱れて目を閉じている珍しいカット。こちらも見落としてしまいそうな何気ない自然な表情をとらえた1枚。

買う理由46 美しいもの時代は関係ない 50~51ページ目

 ページをめくって、思わず声が出た見開きの1枚。硬い石の感じとワンピースをまとった甲斐心愛ちゃんの佇まいは、数千年前に彼女を置いても遠い未来に彼女を置いても変わらない美しさではないかと感じました。

買う理由47 夕日と横顔 52ページ目

 立ち上がってワンピースの裾を広げた姿は、花のようにも鳥のようにも見える。彼女の頬を微かに照らす夕日が良い天然のメイクになっていると思う。

買う理由48 振り返った表情と肩 53ページ目

 まず、振り返った表情の美しさ。そして、まるい肩のラインを意識させられます。まとめた髪型のかっこ良さも。こちらは真剣な眼差しですね。

買う理由49 再び自然に融合していく 54ページ目

 ゴツゴツとした岩肌に寝そべる姿は、前半を思い出すし、手と唇だけを切り取った写真は、やはり柔らかさや僅かな壊れやすさや儚さも感じる。

買う理由50 夕日に溶けていく 55ページ目

 洞窟、室内に続く3枚目の逆行カット。
 3枚のうち、一番人間というものから遠い自然に溶け込んだ感じがする1枚。影のせいか一見すると、地面から一輪の花や木が生えているかのようなシルエット。

買う理由51 人工の光の中へ 56~57ページ目

 一気に場所は夜のビル街へ。
 彼女の美しい横顔と胸に手をあてたポーズが表すのは、不安か期待か?

買う理由52 光よりも明るく笑って 58ページ目

 おもえば、この写真集で夜のカットはこのビル群からだうか?人工のどんな光よりも彼女の笑顔は読者の心を照らしてくれる。

買う理由53 印象的なブリッジ 59ページ目

 ここで雑貨屋さんの店先にピントがあたり、甲斐心愛ちゃんは、ボケて写っている。新しい場面に変わることを感じさせるし、ひょっとして、我々が暮らしている街へ彼女がふらっと来ていたらと1枚から妄想が広がる。

買う理由54 心を自由にする女神 60ページ目

 とにかく、お茶目で楽しい1枚。パーカーの重ね着も似合っていている。

買う理由55 K.U.F.U  61ページ目

 なんかヒップホップっぽい感じのポーズと楽しそうな表情が素敵な1枚。どんどん読みながら、楽しい気分に。

買う理由56 楽しい食事 62ページ目

 フードで遊ぶながらハンバーガーやポテトを食べる心愛ちゃん。学生の頃の休日は、こんな感じだったのかもと妄想が膨らみます。

買う理由57 帰り道 63ページ目

 どこかに向かうというよりは、少しすねて戻っているような表情やポーズ。影のできかたのおかげで、少し印象が変わったのかも知れない。

買う理由58 エッセイ集の表紙にしたい 64ページ目

 右上の空きスペースに「世界の真実」とかタイトルを入れたくなる、完成度の高い構図。Netflixのサムネイル画面にも使えそうな、人を惹き付ける爽やかさがある。

買う理由59 鳥の名前 65ページ目


 ふと見上げた先を飛ぶ鳥たち。写真というポーズを決めてとる必然の中に、偶然が混じる面白さがある。

買う理由60 バカンスへようこそ 66~67ページ目

 良い意味で別世界にリゾートに来たことを連想させられる1枚。白い壁に鮮やかなパステルグリーンのワンピースが美しい。パラソルのオレンジとのアクセントも良く、このまま壁に飾りたい1枚。

買う理由61 アートの中へ 68ページ目

 上下に分かれた2枚の写真。上の写真は上からのアングルが面白い。下段のアートの世界に入ったような1枚も良い。

買う理由62 あっという間に大人になって 69ページ目

 衣装のワンピースのデザインの関係もあるのだろうが、スタイルの良さと大人びた表情にドキッとする1枚。イタリアの港町に居ても違和感のない美しさ。

買う理由63 そのまま化粧品のCMがきそう 70ページ目

 清潔感と爽やかさが同居した素晴らしい1枚。バックの青い扉もまるで額縁のように彼女を浮かび上がらせる。「綺麗な心愛さんは好きですか?」とポスターにしたくなる1枚。

買う理由64 限界まで近づいたら 71ページ目

 おそらこの写真集で一番、顔に近づいたのではないかという1枚。やはり、息を飲むような美しさがある。

買う理由65 爽やかな青い風が吹く 72ページ目

 スカートの広がりが、爽やかな味わいを感じる1枚。「花は誰のもの?」で提示されたテーマが解消された世界は、きっとこんな爽やかな風が吹いていると連想した。

買う理由66 少しスポーツっぽい? 73ページ目

 場所が野外から室内に代わり、さっきまで着ていたワンピースの色に似たソファーの上にピンクのCalvin Kleinの下着の心愛ちゃん。今度は逆光ではなくはっきり見える。刺激的ではなく優しい味わいは色使いのおかげだろうか?

買う理由67 光に浮かび上がる後ろ姿 74ページ目


 今度は背中からのバックショットだが、こちらも自然の中とは違うはっきりと心愛ちゃんが浮かび上がるショットになっている。

買う理由68 熊と解放 75ページ目

 なんと、ここで熊のぬいぐるみで胸を隠すショットが、ただ、彼女の表情もあって、いやらしいよりもかわいいが勝つ仕上がりになっている。心を許した相手にだけ見せる心の解放と見ても面白いかもしれない。

買う理由69 添い寝の可愛さ 76ページ目から77ページ目

 実勢に普段の生活でもこんなリラックスした時間を休みの朝は過ごしているのかなという1枚。先ほどのページの衝撃をこちらのページでまた和らげて、穏やかな気持ちにさせてくれる。

買う理由70 無添加の美しさ 78ページ目から79ページ目

 読んでいるこっちが照れてしまう2ページ。
 しかし、そこで気づかされるのは、様々な衣装やロケ地で甲斐心愛という素材にかけ算を繰り返してきたが、何もまとわない彼女自身の魅力とは何だろうと考えなおさせれる2枚。

買う理由71 優雅な昼寝 80ページ目

 一気にリラックスした雰囲気へ。
 こちらも様々なアイテムの構図が素晴らしくて、このままポストカードやポスターにしてほしい1枚。

買う理由72 チェックのワンピース水着 81ページ目

 首をかしげて笑う彼女が着ているのはチェック柄のワンピース水着。最近、Netflixの「コブラ会」を観まくっていたせいか、少し懐かしい感じもする。

買う理由73 楽しい円の作り方 82ページ目

 楽しい雰囲気が伝わってくる1枚。
 それにしても美しい水の姿を彼女は作ってくれる。あるいは、水が彼女の躍動感や動きの豊かさを助けているのか?

買う理由74 バケーション 83ページ目

 映画「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」のエンディングテーマは、ゴーゴーズが歌うバケーションだったが、そんな曲が似合いそうな1枚。プールの水に手をつけた先にパンフレットのロゴがそのまま来そうだ。水に溶けていく感じも美しい。

買う理由75 ダイナミックなジャンプ 84ページ目

 単純に「子供か!」とツッコミたくなるわんぱくなジャンプ。飛び込んだ直後もとらえているので、何回かに分けて撮ったのかも知れない。躍動感あふれる1枚。

買う理由76 彼女が見た空 85ページ目

 
 水を空へかきあげながら、彼女が見た空はどんな空だっただろう。

買う理由77 笑顔の違い  86ページ目から87ページ目

どちらも笑顔の一枚だが、こんなにテイストが違うのか感じる1枚。86ページ目が髪を触りながら緩く笑う感じなのに対して、87ページ目は目を細め、口も開けて笑っている。あなたが好きな笑顔はどちらだろう?

買う理由78 突然のお風呂 88ページ目

 いきなり来てびっくりした1枚。
 なんとなく甲斐心愛ちゃん、東アジア圏で人気の宮廷もののドラマも行けるのでは、と感じた。

買う理由79 いい湯の幸せ 89ページ目

 幸福感溢れる横顔。
 こちらも背景に入るものが絶妙。

買う理由80 光の中に浮かび上がる 90ページ目

 ここでお風呂を別の方向から。
 景色の良さそうな高台にあるのかな、と背景の写真を見ながら思いました。やはり、室内だとはっきりと彼女が浮かび上がりますね。

買う理由81 急に子どもっぽく見える笑顔 91ページ目

 おでこを出してるからか、表情のせいか少し実年齢よりも幼く見える。それがまた自然体で良い。

買う理由82 考え中? 92ページ目

 何か考え事をしているのか、思い出しているような表情。背中についた水滴がお風呂の臨場感を増す。

買う理由83 湯上がり 93ページ目

 次のページでは、湯上がりでタオルを纏うカット。ただし、彼女の楽しそうな表情から、ふざけて広げているという妄想もできるかも。

買う理由84 ベッドの上で丸まって  94ページ目から95ページ目

 
 お風呂から出て、ベッドで体育座りのような感じで丸まった1枚。「あー、疲れたあ」とか「ねむたーい」とか声が聞こえてきそうな1枚。

買う理由85 鏡 96ページ目

 姿見の前で下着姿で佇む光景はそれだけで静かな美しさがある。彼女が見ている甲斐心愛はどんな風に見えているのか?

買う理由86 体重計 97ページ目

 同じ静かな美しさでもこちらのページには静かなユーモアもある。そう考えると、さっきのページの鏡といい体重計といい、1ページ目で影で見えなかった甲斐心愛像をもう一度、確認しているようにも見える。それはこの写真集にも言えることかも知れない。何枚もの写真を見ながら甲斐心愛という像を完成させていく。

買う理由87 くちびる 98ページ目

 同じく鏡に唇をつけることで、自分の感触を確かめているようにも見える。

買う理由88 ねじれる白 99ページ目

 
 シーツ、下着、彼女の肌、それぞれ色合いの違う白が一枚の写真に広がる。冒頭の黒いバックとは大きく違った世界だ。この作品のなかでの彼女への解像度が上がってきていると考えても良いかもしれない。

買う理由89 ようこそ布団の中へ 100ページ目

 リラックスした1枚。昔、SKE48のアルバム特典でおやすみおはよう映像がDVDとしてついてきたが、STUでも是非、作って欲しい。

買う理由90 布団をかぶって座る 101ページ目

 笑顔の中に少し照れもあるのかな、という1枚。白い世界に飲み込まれそうになる。

買う理由91 見たことない角度から 102ページ目から103ページ目

 これまで写真集のなかで様々な眼差しを見てきたがこの角度からの眼差しは初めてだ。そして、2ページもあるのに。その眼差しに吸い込まれる。

買う理由92 制服と植物と池 104ページ目から105ページ目

 まだまだ制服姿が似合うなと思わされる1枚。そして、緑の眩しさと池の濃い緑。お風呂も水の連想だと考えると、彼女と水の旅はまだ続いていたともとれる。

買う理由93 リボンほどいて 106ページ目

 木漏れ日の当たり方のせいか、メイクのせいか、それとも彼女の表情のせいか、服を着ているのに危うさを感じる。これを色気と言い換える人もいるかも知れないが、僕は危うさだと思う。

買う理由94 水面に映った君 107ページ目

 池の水面に映った彼女は、もう池の中では自然と調和しているのだろうか?
 写真下の反射も美しい。

買う理由95 センター分けも似合う 108ページ目

 上下に分かれた2枚の写真が並ぶページだが、下段のたたずまいが、何か旅の途中で何気なく撮った1枚のようで、美しい。

買う理由96 君を知りすぎることが怖くてうつ向いてた 109ページ目から111ページ目

 日差しに浮かぶ制服姿の心愛ちゃんが眩しい1枚。この後のページと合わせて考えたい。
 目を閉じて気持ち良さそうに空を見上げる彼女で本編は終わりを迎える。日の光で少しだけ景色ぼやけるが、彼女の姿ははっきり見えている。たしかに認識できたのだ。甲斐心愛を。1ページ目ではシルエットだった彼女を。逆光で見えなかったが、今度は彼女と近いところから見ることで、日の光が当たってもはっきりと見えることが出来た。旅が終わる。

買う理由97 覚えておきたい写真家さん 112ページ目

 とりあえず、カノウリョウマさんという写真家の方のお名前をしっかり覚えておかねば。素晴らしい構図の写真だらけ。自然の中から、心愛ちゃんがこちらを見ている。


買う理由98 楽しい街歩き 裏表紙

 甲斐心愛ちゃんのポーズがリラックスした感じでいい。たぶん、普段もこんな感じのポーズで歩いてるんだろうなあ、と想像させられる。

買う理由99 子どもと大人 カバー裏

 非常に対照的な2枚。帽子の笑顔の心愛ちゃんとワンピースで天に手を伸ばす心愛ちゃん。あなたの好みはどちらだろうか?僕は圧倒的に後者だ。

おわりに

 いかがだったでしょうか?
 僕のベストショットは、70ページ目です。
 さて、少しだけ僕の話をさせていただきますと、この記事を書いている途中、突如として地震に襲われました。愛媛県の南予は震度4。僕は、お正月の能登地震を思い出し、ついに南海トラフ地震が来たか、と焦りました。たしかにあの時、死の予感が首元にヒヤリと触れました。
 家族も近所の人たちも家から出て、しばらく怯えていました。 
 携帯電話のアラートがやっとならなくなったのを確認して家に戻ると、僕は謎の地震酔いを感じました。
 横になっていても仕方ないので、再び、甲斐心愛ちゃんの記事を書くことに戻っていきました。書きながら徐々に心が落ち着き、写真集の中の彼女の元気な姿には、死とは対照的な生の明るさがありました。
 写真集を何のために買うのか?
 人によって理由は違うと思います。
 ここまでの99の理由を並べていくと、多分、甲斐心愛像を写真を通してつかんでいくというためだと僕は思います。
 でも、僕の100個目の理由は、多分、日々の暗くなった気持ちを明るくさせてくれる大事なお守りかも知れません。
 ぜひぜひ、あなたの100個目の理由も教えていただければ嬉しいです。

こんな大変なご時世なので、無理をなさらずに、何か発見や心を動かしたものがあった時、良ければサポートをお願いします。励みになります。