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「Community New Normal」 #CMC_MAX に寄せて

どうも合同会社Obu代表の小父内(オブナイ)です。オンラインコミュニティツール「coorum」を提供する株式会社AsobicaのCCOを始め、名刺アプリEightコミュニティマネージャーや複数のコミュニティのアドバイザリーやをやっております^ ^

昨日、かずはっちから「#CMC_MAX に寄せて」のバトンパスを受けたので、徒然なるままにあれこれ書いてみようと思いますっ

まずオンラインが主流となって早3ヶ月。自分も含めて人間って環境に適応していく生き物なんだなとしみじみ感じております。

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通勤がない生活って本当いいですよね〜〜^ ^ キャンプ場をオフィスにしたいくらいwww

そんでもって、コミュニティも同じくコロナ禍の状況で新しい生活様式が必要とされていますねー。当然、オフラインイベントはできないので、自然とオンラインで「さあどうするっ!?」て慌てるわけですが、個人的にはピンチをチャンスにの精神でこのタイミングでしか体験できないことをしたいなと思っています。

そんな昨今の状況を踏まえ、コミュニティの在り方もドラスティックに変化していくんだと感じています。自分なりの「Community New Normal」の一部をまとめましたので、しばしお付き合いくださ〜い^ ^

距離の制約は取り払われた、さあオンラインの大海原に出発しよう⛵️❗️

オンラインがメインストリームになった今、メリットとして感じることはいろいろな"制約"から脱することができたということ。

その中でも「距離の制約」を取り払えたことは個人的に一番大きな出来事と映っています。

自分がコミュニティマネージャーをしているEightコミュニティでも仙台と福岡に住むユーザーがオンラインイベントで「初めまして〜」を繰り返しています。これまでリアルイベントが当たり前だった時代には考えられない出会いがいくつも生まれているのは新鮮な光景でした。

自分でも最近オンラインイベントを多くこなすようになって、いくつか感じたことをまとめてみました。

Goodポイントとしては、なんと言っても「カジュアル」になったなと。ガッチリフォーマルなイベントをやっていないというのもあるけど、以下のような点からそのように感じています。

■運営者視点
* 開催コスト低減(ツール代くらい)
* 時間の効率化(1時間程度のイベントが大半)
* 複製の簡易さ(イベントのコピーが容易)
* 参加者の増加(全国をターゲットに)
* 準備コスト削減(受付や誘導、飲食の準備がない)

■参加者視点
* ながら作業をしながら参加ができる
* いつだって出入り自由
* 参加コストゼロ(基本無料イベントが多い)
* 移動コストゼロ(時間/交通費)
* 時間のズレを解消しやすい(録画、ウェビナー等)

これ以外にもあるのだろうけど、パッと思いつくだけでもこんなにありますね。他にもあるよ!ってことがあればぜひ教えてくださーい^ ^

一方で、特に気をつなければいけないことも見えてきています。
一つひとつの説明は長くなってしまうので、別の機会にしようと思いますが、簡単に列挙するとこんな感じ。

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この中でもファシリテーション力はこれまで以上に求められるスキルですね。場の空気の流れを読むことの難易度が劇的に上がってくるので、経験だけに任せるのではなく、事前準備と計画性が重要になっています。

と、オンラインイベントの良し悪しの話しだけで、イベント1つ作れますね(笑)
ぜひ対談やパネル形式で語りあいたいです!

ただ、相対的には参加コストは断然に下がっているので、自分の興味・関心軸の範囲を広げて、全国各地のイベントにどんどん出向いてみるといいと思いますよ。オンラインの大海原に出発って感じですねっ!

ラジオDJってまじすごいわぁ〜🎤

自分でもオンラインイベントを週1くらいのペースで実施していますが、いつも感じるのがこれ。

「ラジオDJっていつもこんな感じでやってんの!?リスナーの反応がわかりづらい状況で、止まることなく面白おかしく話し続けるのってほんとすごいわぁ〜」

オフラインイベントでは普通五感で相手の反応が見るわけですが、オンラインではせいぜい感じ取れるのは視覚と聴覚の2つのみに制限されます。

さらにウェビナー形式だとリアクションゼロなので、この話が受けているのか?そもそも音声届いてるの?って思うこともあります。こーなるとなかなか集中できなかったり、不安から早口になったりと自分のペースで場をファシリテートすることが難しくなります。

昨日、CMCの小島さん達とオンラインミーティングしてきた際に出てきた話は、「ラジオブースのあの窓越しにいるプロデューサーみたいな人たちのガヤや笑い声みたいなのってめちゃ重要だよね〜」ってことでした。

みんなうんうんと共感していました。リアクションがないアナウンスって辛いので、いかにナチュラルにオフラインと同等の状況を生み出せるかが今後のオンラインイベントの成否(満足度)に大きく関わることだと思っています。

この辺りはまだまだ実験段階ですが、今のところイベント開催時には以下の点を意識しています。

* テキストコミュニケーションを増やす(88888と拍手を送ってもらうとか)
* 参加者の当事者意識を醸成する(事前のアンケートやコンテキストの調整)
* パネル形式を多用する(1人そばで相槌打ってくれるだけで雰囲気が違う)
* 準備体操で怪我を防ぐ(アイスブレイク、ウォーミングアップを入念にして場慣らしを)
* とにかく自信持ってメンタルタフで挑む(開き直るのも一手)

一方で、聞き手のスキル向上も同時に考えなければいけないなと。
絶妙のタイミングでの相槌や小さい笑い声、動画ならうなずきや前のめりの姿勢などなど。

話上手であり、聞き上手であることが求められるんですね。
ということで、オンライン時代は、これまでより一段高いレベルでのコミュニケーションスキルが必須になると考えます。

居場所としてのオンラインコミュニティ🏡

最近、自分の周囲でも「コミュニティ」への関心が増えてきたと感じます。そして、それは実際に私がCCOとして関わっているオンラインコミュニティツール「coorum」の問い合わせ件数の増加傾向からも明らかです。

これまでユーザー(ファン)との向き合いを重要と考えていたものの社内の優先順位やリソース不足等の課題でコミュニティへの対応が遅れていた企業の方が、いよいよ今こそコミュニティ!みたいな雰囲気になってきているなと。ユーザーと向き合う≒コミュニティタッチによるアプローチという図式ができつつあると思います。

私自身、この先は以前のコミュニティの姿には戻らないと思っています。それは決してマイナスのことではなく、新しい形としてオンラインとオフラインのいいとこ取りになるだろうと。これからはオンラインを前提としながら、オフラインの出会いの希少性が一層高まってくるはず。

いずれにしてもプロダクト・サービスにはユーザーやファンが安心して帰られる"居場所"が必要。

いつでもつながることができるオンラインでのコミュニティが当たり前になる時代は近いと考えています。

と、思いつくことをあれやこれやと気ままに書き連ねてみました。
こんな感じのお話にご興味ある方がいましたら、EightFacebookTwitter等でぜひお気軽にお声がけくださ〜い!

【告知タイームっ🎉】

そして今月は大きなコミュニティイベントをいくつも控えていて、ますます楽しみなコミュニティライフですっwww

まず6/25(木)には超豪華メンバー、メルカリ上村さん、note水野さん、Eight小父内の3者による対談イベントを企画しています。トータルユーザー数千万人という桁違いのプロダクトのコミュニティの裏側についてご興味ある方はぜひご応募ください!

オンラインでのつながりを切り開いた3社が語るコミュニティの今
6月25日(木) 15:00〜16:00

メルカリnoteasobicaイベ-min

そしてCS/コミュニティに関わる方はMUST参加の一大カンファレンスCMC_meetup MAXの開催がいよいよ2週間後に迫っております!

CMC_Meetup MAX!|2020/6/26-6/27開催全国どこからでも参加できる、コミュニティマーケティングのオンラインカンファレンスcmcmeetup.com
CMC_meetup MAXはコミュニティマネージャーが集い学び合う場です。

6月26日の前夜祭(21時〜)では、私もMitzさんと対談形式で参加予定です。ぜひ新たな発見の場としてご参加いただければ嬉しいですっ!

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そして本番は6月27日(土)14時から4時間ぶっ通しの濃密なイベントタイムとなります。

B2Bのコミュニティで先駆者であるAWSコミュニティを立ち上げられた時のエピソードを、株式会社ソラコム 代表取締役社長 玉川 憲 さん、Still Day One合同会社 / パラレルマーケター 小島 英揮 さんがぶっちゃけ(?)トークを展開してくださるそうで、楽しみですなぁぁ〜

さらに、なんと前夜祭の夜には、かずはっちがママとしてオンラインスナックを開かれるそうなので、みんなで二次会に出発しましょう〜♪

それでは皆さん、オンライン会場でお会いしましょう〜!!

明日は、運営に携わっている小笹さんへのバトンパスですっ♪
#CMC_MAX に寄せて

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