レジャー施設の空間づくり。


最近の話題で競馬場の

ゴミ問題について

現役の騎手がマナーを守って

と訴えた記事が。


結論から言うと

ワタクスの意見は

あまり良くしなくてもいい。


もう十分良くなっていて

これ以上良くしようとすると

いろんなバランスが崩れる。


やりすぎるくらいでいい。

やりすぎないくらいでいい。

難しい判断ですけども

これは後者の部類に入る。


騎手の素直な当たり前の

人としての気持ちも

十分わかります、正論です。


わかるんですけど、レジャー施設です。

一応ね、ギャンブルですけど公営で。

いろいろとダークでグレーな分野。


ある程度、好きに振る舞える

空間で楽しむ。それもレジャーです。


この原点、重要性っていまの

ストレス社会で大事なんですよ。


どんどん締め付けていくと

ストレスを上手に逃がせない

私たち日本人はどこにも

吐き出せる場がなくなる。


たしかにキレイに使うこと

みんなが気持ちよく過ごす

その空間づくりは大事です。


しかしなんでもかんでも

ではない。キレイにしすぎ。


馬券を当てたい、ハズレた悔しい。

アレコレ言いながら予想して

買うまでの楽しみ、レースを楽しみ

ハズレた悔しさを愚痴り合う。


馬券を放り投げたくなる、

その気持ちもわかりますよ。


食べたものなどは清掃員の方が

まわっていて回収するのも

ひとつの空間サービスではないか?


とにもかくにも競馬場に来て

馬券を買ってレースを楽しむ。


その環境に多くのタスクを課すのは

せっかくのレジャーの雰囲気が

台無しになってしまう。


騎手もレースをするだけ?

馬券購入者がいてこそです。


そしてファンや来場者が

楽しむ空間づくりにおいて

あまりにタスクを課すと

つまらなく感じてしまいます。


雰囲気台無しになってしまう

そのおそれがあるという視点。

考えてみる必要もあるはずですね。


結構前にテレビで観た

スペインの大衆酒場バルで

食べた後の串をそのまま

床に捨てていいというもの。


この感覚に近い発想で。

飲んで食べて話して。

楽しむ空間に余計な

ストレスをなるべく無くす。


たぶん私たち日本人が思う

レジャーの空間には

ちゃんとするというストレスが

紛れ込んでしまっている。


もっと雑を愛しながら

楽しんで気兼ねせずに

負荷無く楽しむ空間づくりを

提供する場があっていい。


競馬場はレジャー施設です。

だからこそ、あまり気にせず

開放的になれる空間づくりを。


あえて粗雑な雰囲気を残すのも

ストレスの逃がしぐちになる。


あまり潔癖さを出しすぎると

他の国からも敬遠される。

日本人は、なんかマジメで

神経質すぎて楽しめない、とね。






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